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フェムトセカンド

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下に降りるほど古くなります。

2006年6月:その1、 その2、 その3その4

■2006/6/10 土曜日

■掃除した

昨日は起きられなくって遅刻。 5時間も寝てしまった。 あーやっちまったよと起きられなかったことを 苦々しく思いながら登校していたら、 急遽休講になったことを友達から知らされて安堵。

それで、空いた時間で課題をやることができて、 二重の意味で助かった。 すずかけ台から五反田へ移動。 金曜日は同期の石川は別の授業を受けていて、 移動中はその授業の話を聞かせてもらう。 立体視ができないということはどういうことかについて 議論する。

お昼ごはんを五反田とCSLの間にあるラーメン屋で食べる。 つけ麺を食べました。

ゼミ。茂木さんは「実はこれ今が初見なんだよ」といって 2,3分沈黙したあと論文の本質をつかみとって話す。 すごい。 論文の内容はTMSで左半球の側頭葉を抑制した時に サヴァンな能力が起きるというもの。

有名な女性作家が茂木さんと対談するために尋ねてきて、 ゼミは終了した。 ゼミ後はCSLの学生スペースの端っこで課題をやる。 黄金分割で最適解に収束させるプログラムが書けた。 田谷さんがC言語のポインタと構造体について解説してくれた。 うわっつらでしか理解できていなかったポインタの概念がつかめた気がする。 ポインタはアドレスを格納してアドレスの先の値を直接いじることができる。 そして構造体は独自で型をつくるということ。

その後、Javaの本を読んでいたらメソッドとかコンストラクタとか、 newするとかいうわけのわからかった言葉が 俄然理解できるようになった。!

帰ってきてからはボーイスカウト関連の資料作り。 朝の5時までかかる。 それから寝て、午後の1時ごろ起きた。 久々に8時間も寝たことになる。 だいぶ頭と体がすっきりしている。

起きてからいままで掃除をしていた。 一ヶ月全然部屋を掃除をしていなかった。 どこもかしこもほこりが積もっている。 寝ているとかゆくなる布団を干した。 トイレも掃除した。 さて、これからまた課題をやる。

■2006/6/8 木曜日

■焼きラーメン(醤油とんこつ味)

昨日は、今日提出のコンピュータシミュレーションの宿題 をやって夜がふけた。 絶対に終らない!と思ったが、アルゴリズムのアイデアが浮かんでからは 思いのほか早く終って、学校に行く前に2.3時間寝ることができた。

シミュレーションの内容は、自発発火する5個の神経細胞が互いに 結合を持っているときの 神経活動の自己相関と相互相関を計算するというもの。 ニューロン間に結合がある時とないときで、 相互相関のグラフにあらわれる顕著な違いを再現することができた!

そんで今日は、別の授業の課題で、JAVAのプログラミング。 いくらバグをとってもとってもバグが消えない。 同期の友人と3人で発狂しそうになりながら取り組む。 これは絶対終らない!とまたしても終ったが、 なんとか終電を逃さず帰ることができた。

昨日もそうだし、今日もそうだけど、 「これは絶対に無理だ!」と思っても なんとかなったという経験を近頃立て続けにしている。 無理だ!と思うのが早すぎるだけかもしれないが、 それでもすこし誇らしく思う。 これは絶対に無理だ!と思うということは 諦めることじゃなくて、 いまのままでは絶対に無理だから 別の方法を考えなくてはいけない、と真剣に思うことだと思う。 ものすごい圧力をかけて強制的に何かを創造する、という ための原動力だ。

茂木さんが前に言っていたことだけど (そしてこれはマリーナ・アブラモヴィッチの言葉だっけ?)、 「emergencyはemergenceに通じている」 非常事態が創造を生む。

絶対に無理だ、と思うことは失望することではない。 そこで絶望して何もしないのは簡単だ。 いたずらに気分を暗くして無為に手をこまねくことの言い訳にはなるかもしれない。 それでも、絶対に無理だという状況で一番必要なのは、 それではどうしたらいいだろう?と 冷静さを失わず、さりとて危機感に鈍感にならずに淡々と強烈な集中力をもって考えることだ。 村上龍はいろいろな小説でよくそういうことを言っている。

今日の夕飯(時間的には夜食)はセブンイレブンで買った、 焼きラーメン(醤油とんこつ味)。 一仕事終えた後なので、 しみじみとうまく感じる。

せっかく定期購読している雑誌が封も明けずに積み重なっていく。 それにしてもうちの専攻、負荷高すぎです!

■2006/6/7 水曜日

■ 有燐堂へゆく

今日は授業がないのでバリバリ課題をこなす日、のはずだったが・・・。

まず朝起きるところから失敗した。 英会話のレッスンがあったのに3度寝してしまって、 一コマまるまるレッスンを逃してしまった。 大失態。 3コマ予約していたが2コマだけうけた。

レッスン後、横浜駅前の「なか一」という定食屋で昼ご飯を食べる。 それですぐ帰ればよかったのだが、 英会話の先生に勧められた有燐堂という書店に行く。 その先生は脳科学に興味を持ってくれていて、 オレがその研究をしようとしていると知って 多いにそういう話に関心を示してくれる。

それで、最近はNational Geograficというアメリカの有名なサイエンス雑誌を もってきて「こんな話が載っているけどどう思うか?」 などと話すようになった。 オレはまだまだ勉強を始めたばかりの素人で、 そもそも深いことを語れるほどではないのだけど、 それでもオレのつたない英語とあやふやな知識を 総動員した会話を楽しそうに聞いてくれるので とてもうれしい。 それに、脳科学に関することを英語で話せるようになることは 自然と学会などで脳科学について議論するときにも 直接影響してくるので一石二鳥である。

それで、今回のレッスンでその雑誌はその有燐堂という書店の 洋書コーナーに置いてあるから探してみてねと言われたのだ。 有燐堂は それなりに大きな書店で、並んでる本のラインナップも いい感じだった。 ベストセラーの類いしか並ばない本屋とは違って、 理工書や人文書などがきちんと並んでいる。 信頼できるなと思った。

今月号のNational Geographicを購入し、 他にも何冊かかったら5000円を超えてしまった。 今月は早くも財政難の予感。

ナショナルジオグラフィックHP

■2006/6/6 火曜日

■危険な東工大エレベーター

授業が終わってキャンパスを歩いていたら、 テレビ局の車が止まっていた。 J2棟という建物の中を歩いていると、 テレビのインタビュアーらしき人がインタビューする人を捜していた。 なんだ?と思ったら、J2棟のエレベーターは危ないらしい。

http://jp.jinbn.com/2006/06/05230000.html

このニュースを見たり、この話題について友達とはなして はじめて、最近エレベーターで死亡事故があって それが世間を騒がせていることを知った。 エレベーターこえー。

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