フェムトセカンド過去ログ

過去ログ一覧 | フェムトセカンドトップへ | http://melonsode.fem.jp/ |

■2006/6/8 木曜日

■焼きラーメン(醤油とんこつ味)

昨日は、今日提出のコンピュータシミュレーションの宿題 をやって夜がふけた。 絶対に終らない!と思ったが、アルゴリズムのアイデアが浮かんでからは 思いのほか早く終って、学校に行く前に2.3時間寝ることができた。

シミュレーションの内容は、自発発火する5個の神経細胞が互いに 結合を持っているときの 神経活動の自己相関と相互相関を計算するというもの。 ニューロン間に結合がある時とないときで、 相互相関のグラフにあらわれる顕著な違いを再現することができた!

そんで今日は、別の授業の課題で、JAVAのプログラミング。 いくらバグをとってもとってもバグが消えない。 同期の友人と3人で発狂しそうになりながら取り組む。 これは絶対終らない!とまたしても終ったが、 なんとか終電を逃さず帰ることができた。

昨日もそうだし、今日もそうだけど、 「これは絶対に無理だ!」と思っても なんとかなったという経験を近頃立て続けにしている。 無理だ!と思うのが早すぎるだけかもしれないが、 それでもすこし誇らしく思う。 これは絶対に無理だ!と思うということは 諦めることじゃなくて、 いまのままでは絶対に無理だから 別の方法を考えなくてはいけない、と真剣に思うことだと思う。 ものすごい圧力をかけて強制的に何かを創造する、という ための原動力だ。

茂木さんが前に言っていたことだけど (そしてこれはマリーナ・アブラモヴィッチの言葉だっけ?)、 「emergencyはemergenceに通じている」 非常事態が創造を生む。

絶対に無理だ、と思うことは失望することではない。 そこで絶望して何もしないのは簡単だ。 いたずらに気分を暗くして無為に手をこまねくことの言い訳にはなるかもしれない。 それでも、絶対に無理だという状況で一番必要なのは、 それではどうしたらいいだろう?と 冷静さを失わず、さりとて危機感に鈍感にならずに淡々と強烈な集中力をもって考えることだ。 村上龍はいろいろな小説でよくそういうことを言っている。

今日の夕飯(時間的には夜食)はセブンイレブンで買った、 焼きラーメン(醤油とんこつ味)。 一仕事終えた後なので、 しみじみとうまく感じる。

せっかく定期購読している雑誌が封も明けずに積み重なっていく。 それにしてもうちの専攻、負荷高すぎです!

過去ログ一覧 | フェムトセカンドトップへ | http://melonsode.fem.jp/ |

This web site names フェムトセカンド / femto second = 10-15 秒 .
Author: 野澤真一 / Nozawa Shinichi
since 2006/4/1