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フェムトセカンド

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下に降りるほど古くなります。

■2006/5/30
■峠をこえて

ようやく忙しさも峠を越したと思う。 ただでさえ授業の課題をこなすのに大変なのに、 輪講が2つもあって本当にアップアップしていた。 今週はCognitive neurosceince(コグニティブニューロサイエンス、認知的神経科学)の輪講の担当で、 先週はカンデルの輪講の担当だった。 二週連続で輪講の担当だった。 カンデルはなんとか乗り切ったものの、 昨日のCognitive neurosceinceは一回では発表しきれず、 翌週持ち越しとなってしまった。

昨日は結局寝れなくて、 朝の6時になっても担当の章を読み終わらなくて 泣きそうになりながら読んだ。 英語で40ページ読むのは本当に大変だった。 寝ずに学校に行き、昼食を5分で済ませ、 授業を一個さぼり、さらに開始時間を30分 遅らせてもらってから発表した。

正確さとわかりやすさをかなり欠きながらも 半分まで説明して、 そこまでいったらもう時間がなくて、 おまけにそこからノートをとっていなかったので ほとんど意味のある説明ができなくなって、 結局そこで中断した。 来週は続きから。

おまけにその日に提出するはずの課題が終わらずに、 提出できなかった。 昨日はそれで自分の不甲斐なさにかなり落ち込んだ。

それでもまあ、輪講という心理的負担がなくなってほっとしている。 もう少しおちついたら2週間ぐらい掃除機をかけてない部屋を 掃除したり、たまには自炊したりしようと思う。

Cognitive neuroscienceとはこれのこと。↓

カンデルとはこれのこと。↓

■2006/5/17
■ネット開通

つい今しがた、ネットが開通しました。 これでやっと家からネットができます。 きっとこの日記の更新頻度も上がることでしょう。

ここのところ飲み会が続きました。 昨日(火曜日)はM1の全体が集まる懇親会。 その前(月曜日)は芸大の授業の後の飲み会。 その後、一部の人とさらに根津の車屋で飲み会。 だいぶ飲む。 そして、先週の土曜日は久々に早稲田の古巣に 顔を出し、同期と先輩数名と飲む。 そこでもビールをだいぶ飲んで 次の日曜日は昼頃まで起きられなかった。

そんなこんなで飲んでばかりいるが、 課題や勉強しなければならないことは 次から次から湧いて出てきて、 そろそろ首が回らなくなってきた。 ただでさえ授業で余裕がないのにゼミと輪講が2つ。 それにテニスもやるし、英会話にも行く。 洗濯だけはかろうじてやっているものの 自炊はほど遠い。

せっかく買った食パンや卵の賞味期限が間近にせまる。 (食パンはもうすぎていた。) 今日は水曜日で学校に行く必要がないので 久々にパンを焼いてオムレツを作ってみた。 今日はもう一食トーストとオムレツを食べる予定。

■2006/5/12
■大流速を飲み込め!

浮き沈みするし、 息が切れそうだけど、 それでもアドレナリンでまくり。

***

朝、英会話にいく。 横浜。10:45の回。 もう3回目か4回目で顔なじみになったPreeti先生。 今日はたくさんしゃべれたので 「英語を学んだ!」という実感がした。

その後、東海道線で品川にでる。 電車の中で「独習Java」を読む。 独習であり、かつ、速習Java。 (Javaというのはプログラミング言語のひとつです。) 駅前の定食屋で昼食。 今はCSLの近くの公園のベンチでこれを書いている。 今日はこれからゼミ。

今はすごい勢いでいろんなことを吸収している実感がある。 たくさん課題があって大変だが、充実感がある。 集合・写像、微分方程式、C言語、Java、 UNIX、ネットワーク、先物取引、カンデル、 Cognitive Neuroscience、確率・統計。 自画自賛だけれども、 いままで持っていた物理、化学、生物の知識に 制御、コンピュータサイエンス、神経科学の血が 流れ込んでくる。 それも大容量のフラックスで。 流れてくるものを余すことなく飲み込んで もっと大きくなるのだ。

■2006/5/9
■解軌道が描けなくて

昨日は11時すぎまで同期の石川くんと 微分方程式の解軌道についてあーでもないこーでもないと話をしてた。 延々議論した果てになんとかそれらしい解軌道を書くことができた。ほっ。 こんな問題もさらっと解けないのではまだまだだ!と思う。

誰かとあんな風に数学や物理の問題について 激論を交わしたことはなかった。 応用化学科にいたのでそういう話が通じる相手が まるでいなかったのだ。 だからいつも独りでうんうんうなって考えていた。 あれはいい経験だったけれど、かなりしんどかった。 時々、先生いろいろ質問して長々と話を聞いたこともあったけど、 完全に教えを乞う感じになるので対等ではない。 自分と同じレベルで話ができる相手ができてすごくうれしい!

あれやんなきゃ、これやんなきゃ、そっちとあそこもやんなきゃ。 という状態が4月からずっと続いていた。 それでちょっと苦しい気分だった。 そんな気分も石川くんと議論してたら吹き飛んだようです。 謝謝。 一人で考えてたらへとへとになっていただろうに、むしろ元気になった気がする。

早稲田にいたころの方が忙しかった気がするが、 その頃とはまた性質が違う気がする。どう違うんだろう。

帰ってきてコンビニの弁当食べてお風呂入って洗濯物を干したら深夜2時。 でも、今日はちゃんと起きてもう学校にいる。

■2006/5/8
■速習!

必修の授業には 制御の話とプログラミングやネットワークの話 なんかがある。 制御、というものにはまったく関心がなかったし、 どういうものかも全然わかってなかったが、 でも、こういう世界もあったのか!という感じで 楽しみつつ勉強している。 ほぼ微分方程式の話なので、 昔買って全然読んでなかった大阪弁で書かれた 微分方程式の本を読んでみたりしている。

プログラミングの方は、 半年でJAVAをまともに書けるようになる! というビギナーには高負荷な授業だ。 自分は、CでHello, Worldを打ち出したり、 CGIを当たり障りなくいじるぐらいしか プログラミングはやったことがなかったので、 これを機会にものにしてやろうと思う。

自分の知らないことを知るのは、 どうしてこんなに面白いのだろう! そんなわけで、休みの間はC言語によるプログラミングと独り微分方程式速習。

■2006/5/5
■はじめての洗濯

暖かくなってきたので、 冬の間ずっと着ていたコートを洗濯した。 ちょっとデザインが変わってて、 そのコートは自分で勝手に中華人民共和国風コート と呼んでいる。 「毛沢東をリスペクトしてます」みたいな。

そのコートは、冬の間一回も洗濯しなかった。 だから、洗濯機を一回まわしたぐらいじゃ洗いきれない だろうと思って、 まずは手洗いすることにした。 バスタブに軽く水を張ってコートを浸す。 そしてじゃぶじゃぶやる。 そしたらあらびっくり、 透明な水が赤黒くなるじゃないですか。 2、3回やっても水は赤黒くなった。 コートがかなり汚かったことがよくわかった。

何回かやって水が汚れなくなったら洗濯機に投入。 あとは任せた。

引っ越し前は、 「果たして自分に洗濯機が使えるだろうか?」 という不安があった。 実家にいた時は洗濯機を操作することがなかったから まるで使い方をしらなかった。 あれだけの量の水をゴウンゴウンとまわすのだから、 一歩間違えると大量の水が 爆発するのではないかと勝手に思っていた。 だけど、いざ使ってみると何のことはなくて、 何の苦もなく使えた。

おそらく、
「洗濯→干すたたむ」
という一連の洗濯のフローは 一人暮らしをする前はしたことがないはずだ。 やる前は「洗濯って大変そー」と思っていたが、 やってみたら大したことはなかった。 ひとり分の洗濯物の量なんてたかが知れている。 洗濯をするのはわりとすきみたいだ。

一人暮らしをはじめたらもっと大変かと思っていたが 思いのほかそんなことはなかった。 むしろ学校が近くなったおかげで 楽になったように思う。 それもこれも親が 全部お金を出してくれるからであって、 いくらかでも稼がなくてはならないのだったら そんなことは寝言でしか言えないだろう。 そういう意味ではやっぱり今もままごとみたいな ことをしてるんだと思う。

■2006/5/2
■また英語のこと


あれやこれやで忙しいです。
授業、課題(宿題)、ゼミ、輪講、
掃除洗濯、テニス、事務的な雑務などなど
処理した先からバシバシ用事が重なっていく。
日記を書く暇がない。

昨日は茂木さんの芸大の授業に行きました。
すずかけ台からだと上野は遠いです。
荒川修作という人が来て、話を聞いてくれました。
ものすごかったです。
ものすごく真剣にぶっとんだことを言ってて
「度肝を抜かれた」という表現がぴったりな気がします。
茂木さんのブログにその講演の音声ファイルが
アップされているので、
録音がちゃんとできているかはわかりませんが、
聞いてみることをおすすめします。

最近、CASECという英語の試験を受けました。
自宅のパソコンでネット経由でできる英語の試験で、
TOEIC換算で660点でした。
660点という点数は、
まあ、英語が全然できないわけではないけど、
得意じゃないよね、というレベルだと思う。

で、こないだの日曜日に2週間ぶりに実家に帰ったのですが、
その時に空っぽになった部屋を漁って、
大学1年の終わりに受けたTOEFL(PBT)という試験の
結果を引っ張ってきて比較してみました。
TOEFL(PBT)の点数をTOEICの点数に換算したら532点だった。


3年で532点から660点だから、
130点/3年=43点/年ということになる。
でも、1年ちょっとぐらい前まで、
英語の勉強なんてどうでもいい、と思っていて
実際何もしてなかったから、
この1年での伸び率はもっと高いと思われる。
4年になって研究室に配属され、
論文を読んだり、外国の人と議論をするようになって、
もっと英語ができるようになりたい!
と思うようになってから勉強しだしたのだった。
といっても英語熱が高まったのは一時的で、
実験が忙しくていつの間にやら英語の勉強はしなくなってしまったけど。
一時期、単語帳をめくって自分が知らない小難しい英単語を
読んでいるだけで楽しい気分になる時期があった。
そんで、朝はNHKラジオ英会話を目覚まし代わりに聞いて、
時間があれば英語の国際ニュースを聞く、
みたいなことをしてた。

英語をコミュ二ケーション手段の一つとして使うようになって
「コミュニケーションは自明ではない」という
村上龍の言葉がよくわかるようになった。
相手に思っていることを伝えることができるのは
簡単で当たり前のことなんかではない。
日本というまだまだ等質な集団の中の
ごく限られた人間としかコミュニケーションしない場合、
コミュニケーションが自明ではないということを
意識するのはとても難しい。

それまで英語の勉強なんてくそくらえだと思っていた自分が
英語を勉強したいと思ったのは、
研究者になるなら英語ぐらいできないと話にならない
という抜き差しならない理由だけではない。
単純に、異質なひととコミュニケーションが成立するのは
ものすごい快感だということに気付いたからだ。
相手が異質であればあるほど
自分の意見が伝わったときの快感は大きい。
あういうことに気付いて味をしめてしまったのだ。

TOEICだとかTOEFLだとか、英語の試験はいろいろあるけど、
あまり点数には興味はない。
が、もし次に受ける機会があるのなら、
もう少しまともな点数がとれるぐらいには成長していたいと思う。

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野澤真一