高圧ガス保安法

2004-11-03 (Wed)

昨日から学校がお休みです。
文化祭の準備期間と文化祭本番と文化祭後片付けで
まるまる一週間授業無し。
溜めてしまったレポートと試験勉強に精をだす。

来週の日曜日に、高圧ガス製造保安責任者試験が迫っている。
甲種、乙種、丙種とランクが分かれていて、
上から2番目の乙種を受験する。
実はおととしに甲種を受けて落ち、
去年は乙種を受けて落ちた。
だから今年こそは、受かりたい。

おととしの甲種ははっきりいって受験した意味がなかった。
さっぱり勉強しなかったからだ。
さっぱりできず、あっさり落ちた。
あの時はテキストを開いても何がなんだかさっぱりだったし、
そもそも合格したいというモチベーションもなかった。
でも、1年経つうちに必要性を感じるようになり、
去年、今度は1ランク下の乙種を受験した。
去年のこの時期はけっこう必死に勉強したんだが、
つめが甘かった。んで、落ちた。
試験は3科目あって、学識、保安管理、法令の三つを受験し、
どの科目も6割以上の点数をとれないと不合格。
勉強の甲斐あって、学識と保安管理は9割とれたが、
いかんせん法令がダメダメだった。
原因は学識と保安管理の勉強に時間をとられてしまって、
法令はほとんど勉強できなかったからだ。
そもそも法律の勉強なんかしたことがなく、
いままでしてきた勉強とまったくもって勝手が違った。
どこをどう勉強したらいいものかよく分からない。
分厚くて重苦しい「高圧ガス保安法規集」と過去問だけで
どうやって勉強しろというのだ!という感じだった。
一応、「イラストで学ぶ高圧ガス保安法入門」という
平易に解説した薄い本もあるにはあったし、
一通り読みはしたが、やはりというかなんというか、
足りなかった。
高圧ガス保安法規集イラストで学ぶ高圧ガス保安法入門
(緑のが高圧ガス保安法規集。厚い、でかい。)

ていうか、この本(イラストで学ぶ〜)、人前で読むの
恥ずかしすぎ。
イラストがありゃいいってもんじゃないだろう!って
感じだが、それなりに勉強にはなったりして。

そういうわけで今はせっせと
高圧ガス保安法についてベンキョしてます。
数週間前に高圧ガス保安協会が主催で
法令の勉強会があってそれに行ったおかげで
かなり法令は分かるようになった。
行く前はその勉強会とやらがどんだけ為になるか
疑心暗鬼だったけど、
そんな不安とは裏腹にとても有益なものだった。
法律はこうやって勉強するのかと、とても勉強になった。
今は3科目まんべんなく勉強している。
どれか一つでも6割切れば不合格だから。
去年の覆轍は踏まず。

休講

2004-11-04 (Thu)

楽しみにしていた茂木さんの授業「美術解剖学」が
休講になった。
うすうすそんな気がしてたんだよね・・・・
これでおそらく、一度も美術解剖学には出席できまい。
残念。

気付けば掲示板をほったらかしにしてもうひとつき。
どんどんこのサイトがひとりごちサイトになってゆく・・・
ほったらかしなのは掲示板だけではなくて
日常のいろんなことをほったらかし。
なにせ10月は自分の殻に閉じこもる強化月間でしたから。
理不尽なまでに外界を排除し続けた。

もう少し時間が必要。

沈黙する人いらだつ人

2004-11-05 (Fri)

自分の気持ちを、例えつたなくても言葉にして
しっかり伝えきれる人がうらやましい。
感情をどうしても言葉にできなくて
沈黙してしまう事がしばしばある。
沈黙すると相手はいらだつ。
オレは畏縮する。
さらに深く沈黙の谷を転がり落ちる。

この日記を書くために、1時間や2時間、
パソコンに向かっている事はよくある。
それだけ時間をかけて、クオリティはご覧の通り。

正確さを追求すれば、留保は山のように増えるし
いいたい事は留保に埋もれてぼやける。
相反し、同時に述べたら矛盾が起きる感情が
同時に湧いてしまったらどっちをどう述べたらいい?
怒りや見栄や恥や利己心や下心や恐怖心や
謀略や強がりや負け惜しみや虚勢や自己憐憫や
思いやりが
容赦なく産れる間際の言葉を壊す。

それでもそれらすべてを止揚して
気持ちを表現しなくてははじまらない。
さもなければ、相手のいらだちは倍加する。

結果 All right

2004-11-07 (日曜日)

障害者の国体が今月の13日土曜日に我が埼玉県の熊谷である、らしい。なんだかよくしらないけれどそういうものがあって、それの手伝いに駆り出されることになった。ボーイスカウト埼玉県連盟が埼玉県全土からスカウトを集めて奉仕活動の名のもとに送り出す。もともとオレの役目ではなかったが行く予定の人が行けなくなったということで、代理にでてくれと頼まれてしまった。オレが新入りだったとき班長だった人の頼みなので断り難く、運良(悪?)く予定があいてたので受けてしまった。次の日、試験なんですけど…と思いつつ…

で、そのリハーサルということでこの日、越谷からバスで1時間半かけて熊谷まで行ってきた。なんでオレが熊谷くんだりまでき来なききゃあいけ…げほん。ほんの一部の人だけがやる気があって、あとは渋々…という感じがしないでもない。ボーイスカウトで括られてはいても、あっちこっちの地区からの寄せ集めなので、全然知らないひとだらけ。わざわざあちこちから呼び寄せなくたって、熊谷周辺の団に来てもらえばいいんじゃないのか?そっちのほうが交通費は安くすむだろうし、そもそも行動するときも効率がいいと思う。知らないもの同士が集うときの緊張感と居心地の悪さに加えて、底冷えする寒さにオレは消耗した。

熊谷まで来たはいいが何をするのかよくわかってなかったし、そのリハーサルがどういう段取りでどう進むのか、把握していた人はほとんどいなかったのではないだろうか。そういうことの情報伝達がまったくできていない。ボーイスカウト全体が大会主催者にないがしろにされているようで、とても不快だった。手伝いの内容は、開会式の手伝いだった。競技が行なわれている横であれやこれややるのかと思っていたが、やるのは開会式の間だけのようだ。多くのスカウト達の仕事は次々に入場してくる選手達の横をイスを持って並んで歩き、所定の位置まできたらイスを置いて走り去り、再び別の選手について同じことを繰り返すというものだった。選手の数に比べてスカウトの数が圧倒的に少ないので、イスを置いたら全力疾走でもとの場所まで戻らなければいけない。最後のほうは疲れ切っている人が多かった。

幸か不幸かオレはその役目にはつかなくて、旗を揚げる係となった。22人が旗を揚げる係なのだが、ローバー隊というグループに所属しているからという理由でそちらに行かされてしまった。揚げる旗は全部で11。国旗をはじめ、大会旗、県旗、熊谷とその周辺の市町村旗。オレが揚げるのは桶川市旗になった。埼玉県歌にあわせて旗を揚げるのだが、オレはこの時はじめて埼玉県歌を聞いた。それにしても旗を揚げる練習なんて高が知れてる。県歌がちょうど歌いおわる頃に旗も揚がりおわらなくてはならない。早すぎても遅すぎてもいけない。でも、それだけだ。こんなん3、4回やればすむじゃん!本番の日に30分くらい早く来て、ちょちょっと練習すればそれでいいんじゃないの?案の定、練習とは言えないような練習をしてあとは待機、ということだった。待ち時間が長い。すかさず本を取り出し、勉強した。

そんな風に午前はおわり、午後は通しの練習だった。ランスルーというやつだ。旗の掲揚ポールの前にくると、さっきはいなかった演奏団がいた。おそらく演奏団の正装なのだろう軍服を崩したような服を着ている。鮮やかすぎる黄色と鮮やかすぎる水色。ちょっと着るのを躊躇してしまいそうな感じだ。顔を見るとみんな若い。あとでわかったことだが、県内の公立高校の吹奏楽部と合唱部の合同演奏団だった。通しの練習とは言っても、オレたち旗揚げ係がする仕事は極くわずかだ。手を動かすのは2分くらいのものだろう。後は待機だ。

それまでの練習で断片的に開会式でどんなことをするか見ていたが、正直言って失笑モノでオレはなかなか陰惨な気分だった。観客に黄色や水色のタオルを前につきださせてさながら北朝鮮のマスゲームみたいなことをやったり、司会者のテンションがみてるこっちが痛々しい気持ちになるほど高かったり(観客らしい観客がいないのに満員御礼といわんばかりの口振りで台本を読んでいる)、「世界に一つだけの花」とかいう胸糞悪い歌にあわせて観客に振りを強要するし。なんで競技会なのに「ナンバー1にならなくてもいい」とか言えるんだ?競技者だったらナンバー1を、すくなくともさらなる上を目指すんじゃないのか?それに選手のあのそろいのユニフォームは何?白地に蛍光ビンクと蛍光イエローと蛍光オレンジの色が眩しいジャージ。あれを普通の感覚でダサいと思わない人はいるのだろうか。それとも何か理由があってあのド派手な配色なのか?しかも選手達は観客が「世
界に〜」の歌でふりつけをやらされる一方で、競技場全体に散らばって例の蛍光色の色の旗を持って観客に向かって笑顔で旗を振るという役を帯びている。どうしても「やらされてる」という感覚を見ているものに抱かせる。テレビでみる北朝鮮のマスゲームの光景とダブる。でも北朝鮮のは演じる人すべてが真剣であり、その動きは統制がとれている。醜さは感じない。でも、選手たちがやってるそれは、照れもあるだろうし、「どうしてこういうことをするのだろう?こうすることにどういう意味があるのだろう?」という不信感がひしひしと伝わってくるような、見てるこっちが目を覆いたくなるような、目が合ってしまったらどんな顔をすればいいかわからないような、そんな中途半端で情けないものだ。それに、北朝鮮ではあれを偉大なる首領様のためにやる。では今日のこれは誰のためにやるんだ?当日は天皇とかその妃とかいうひとが来るらしいからそいつらのため?よもや選手と観客のためではあるまい。

なんだか毒を吐きすぎているかもしれない。あまりに斜に構えた考えだろうか。もしかしたら当日は素晴らしいものになっているかもしれない。さてどうなるか。期待はしてないが。

話がこれだけで終わっていたら悲惨な思い出を残して1日が終わっていただろう。

だが、ランスルーの練習が始まった後、オレはひどく美しいものを見た。

選手団の先導としてあらわれた、小学生の鼓笛隊。その一糸乱れぬ行進ぶりにオレは目を奪われてしまった。それはさながらおもちゃの兵隊。極めて精巧に動く機械仕掛けの人形のように彼らは腕を動かし太鼓を叩き、歩を進めた。動きは精密を極める。リズムは強く、ともすれば狂暴な衝動を駆り立てられそうになり、高揚した。彼らはただ足並みと隊列を崩さず歩くのみではない。中央まで来ると、ある列は止まり、ある列は旋回し、ある列はほかの列と入れ代わりという演技をみせてくれた。それは完全に説明できないが、複雑な動きで、しばらく続いた。その間も足並みも、一つの列の直線性も乱れることはない。偽善に塗り固められたようなこの会場で、彼らが唯一の真実のように見えた。小学校の体操着姿で、胸にはでかでかと名前とクラス名が書かれたワッペンを付けている彼らが神々しい光を放っていた。

美しかったのは寸分違わぬ行進ぶりだけではない。彼らは自分達がやってることに1ミリの疑義ももってはいなかった。そう見えた。なかば白けた感じが漂うなか、お仕着せで形式的な練習をするオレと違って、そんなムードになんら左右されることなく、内在的なモチベーションによって動いていることが美しかった。きっと彼らは自分達自身が美しいことはしらない。その姿を美しいと思っている人がいることは知らない。知らないというか考えてない。そういうことには頓着しないのだ。にもかかわらず、その美しさに胸を打たれるオレのような人間はいるのだ。これが、本当の感動というものだろう。この国体のキャッチコピー「ともに感動!ともに笑顔!」を考えたやつに言ってやりたい。感動しましょうといってする感動は感動ではない。そんな予定調和な感動など犬も食わない。

なんか大口叩いてしまったが、ともかく、くさくさしていたオレはその小学生の鼓笛隊を見て、いたく胸を打たれた。彼らが、入ってきた場所とは反対側の出口から出て行くまで、ぼーっと見ていた。少し鼻の奥がいたい。そして、選手が本格的に入場してくると音楽隊が演奏を始めた。選手の入場が終わるまで、ずっと演奏するらしい。小学生鼓笛隊の姿を見て放心状態のオレに、音楽が流れ込んでくる。今度は、音楽が美しい。すきっ腹の酒がよくまわるみたいに、その音楽を聴いていたらうるうるしてきてしまった。柵にもたれて、頬杖をつきながら沈み始めた太陽をみていた。その音楽隊の演奏が本当に素晴らしかったからなのか、それとも「すきっ腹」だったからなのか判断するのは難しいけど(耳が肥えてるわけではないので)、とにかく、その演奏は素晴らしかった。その音楽隊はたぶん300人ぐらいで構成されている。よく考えたらそんな規模の演奏ははじめて聞く。生演奏もひさしぶりだ。途中からよだれを垂らしそうなほど音に酔いしれていた。うあー音楽いいよーうあああーんあへーむんんんー。音楽はほんっとうにいいですな。ええ、もういいです。音楽はいい、と100万回ぐらいいっても言い足りない気分です。ああ、音楽やりて。

そんなわけで、帰りはわりとテンション高くなってました。
まぁ結果 All right ですね。
ちなみに本番は今週の土曜日。朝の5時、北越谷駅に集合だって。ぐえ。


国体リハ1国体リハ2国体リハ3

彩の国まごころ大会 第四回全国障害者スポーツ大会

休ませて・・・

2004-11-08 (月)

レポートが、レポートがああああ


終わった。
なげーよ。時間かかりすぎだよ。
これ一本仕上げるのに30時間ぐらいかかってるよ。
1日10時間で3日間ですよ。
ていうか、2本仕上げたから全部で45時間くらい使ってるよ。
あおーん。
なんで、オレってこんなに遅いの?(泣)
要領悪すぎ?(泣)

1週間休みの前半は試験勉強と半々ぐらいでやっていたものの、
途中からそのペースでやっていたのでは
レポートが終わらないことに気づき、それからはレポートをひたすらやった。
だって、このレポート出さなかったら留年確定ですから!(泣)
(すでに3週の遅延。4週遅延したらおそらくアウト)

これがぼやかずにやってられるかー

2004-11-12 (Fri)

ふおお。
もう明日は土曜日。
高圧ガス保安法の試験は日曜日。
だああ、レポートに追われてまだ勉強したりない。
明日は、熊谷まで行かなきゃいけないし、
もう勉強時間はほとんどとれない。

その試験をなんとか乗り越えたとして、
来週の火曜日に提出のレポートは終わるのか?
土日が潰れるのは痛い・・・。

明日は4時起き。
ぎゃぼー

寒かった

2004-11-13 (土)

国体、行ってきた。
なんかNHK教育かなんかで放送されたらしいので、
もしかしたらオレの後姿が0.1秒くらい映ってたかも。
あいかわらず、熊谷西小学校の鼓笛隊はすばらしい。

あの、ど派手な蛍光色のジャージは選手のユニフォームではなかった。
選手は県別にさまざまなユニフォームを着てた。

寒風吹き荒む中、ひたすらボーイスカウトの制服姿(半そで)で
開会式中旗掲揚ポールの前に立っていた。
もお寒くてあれこれ考えるどころじゃなかった。

開会式は、それほど痛々しいものではなかった。
お客さんは思ったよりのりのりで赤と青と黄色のタオルを
前に掲げて突き出したり、
歌にあわせて振りをしたりしていた。
それならそれでいいのだ。

バスの行き返りで勉強して、帰ってきてから1,2時間勉強して、
まだまだ勉強し足りなかったがオレは睡魔に負けた。

理想気持ちの状態方程式

2004-11-14 (日)

遂にこの日が来てしまったー、
ということで試験会場の芝浦工大へ行く。
妹も受けるので(オレとは違う試験を)二人でいく。
妹があまりにできないので、付け焼刃なのはわかっているけど、
横であれこれと教える。

1、法令
2、保安管理技術
3、学識

というスケジュール。
逆にしてくれよ!と思う。

たぶん受かってると思うけど・・・・
「受かった」という気持ちと「駄目かも」という気持ちが拮抗している。
真ん中に可動式のしきりがある密閉した箱の片側に、
「受かった」という気持ちを入れて、
もう片方に「駄目かも」という気持ちを入れて
「はっけよい」する。
傍から見ると仕切り板は真ん中あたりで止まって見える。
しかし良く見ると微小だけど激しく振動している。
どっちの気持ちも500億Paというとてつもない圧力で
激しく押し合いへし合いしているかんじ。

「試験から開放された!」という開放感が
「受かった」という気持ちを加熱し、
「駄目かも」という気持ちより優勢にしている気がする。

明日の10時に答えが発表される。


高圧ガス保安協会


*****

帰りに、東大宮の駅前まで戻ってきて、
なんとなく近くの古本屋に入る。
特にこれが欲しいというものはないのだが、
なにか掘り出し物はないかしらという感じで。
そういえば、李良枝(Lee Yange)の由ヒは絶版だから
今はもう古書店じゃなきゃ見つからないだろうな、
あれまた読みたいんだよな、どっかにないかな、
と思ったり思わなかったりしながら本の壁を眺めていたら

・・・・
あるし。

李良枝(Lee Yange)の由ヒ


100円でした・・・。
なんか運命を感じました。

この作品て芥川賞をとっていたんですね。
ほえ。

自己採点

2004-11-15 (mon)

昨日は試験から帰ってきてから時間があったのに
だらけてしまって何もせず。
レポトやらねば。あう。
眠い。
・・・・。

ところで、昨日の試験、解答が発表されたので自己採点。


・・
・・・
・・・・。

自己採点が正しければ、







合格!


全科目6割とれれば合格らしく、余裕で6割は超えてます。
やった!
自己採点が間違ってさえいなければ合格してるはずです。
あと、解答が間違ってるとか。(さすがにそれはないか。)
ちなみに正式な合格者の発表は1月にある。
それまでは完全には安心できないな。。。
でもまぁきっと大丈夫でしょう。
つーか、誰か大丈夫だと言ってくれ!

うちの妹のも採点したらギリギリで合格してるっぽい。
う、運のいい奴め。
落ちてたらまた家庭内雰囲気が爆発下限界まで
緊張がはしっていただろうな。
そうならなくてよかった。

あーもうレポートいいや。
ねよ。

もるきゅらばいおろじおぶざじん

2004-11-18 (Thu)

昨日、猛烈に勉強したせいか今日はやる気が起きない。
1限をさぼって優雅な午前を送っている。
毎日、昨日のように「行け行けゴーゴー」(死語)の精神で
あれこれやれれば、
あれやらなきゃ、これやらなきゃ、それも終わってない、うわん
とかなんなくてすむのに。
昔はそういう自分が欠陥人間のように思えたが、
今は「だって人間だもの(みつお)」の精神で
気にしてないというか諦めてるというか、そんな感じ。

試験と化学工学実験のレポートが済んでひと段落と思いきや、
高分子実験のレポート、
Molecular Biology of the Gene のレポート、
が出現した。
ひと段落したら本を読めるなと思っていたが
そうは問屋がおろしがね。
今月はまだ一冊も読んでないよう。

このペースが限界だから、このまま行くしかないですな。
10歩進んで11歩分休んでまたあわてて2歩進む。
10−11+2=1

衣食住

2004-11-19 (Fri)

なんだか今年はよく雨が降る気がする。
この調子で行くと冬は雪が多いのだろうか。

服がない。
ジャケット2着とズボン2本。
それとインナーが6枚くらい。
すごいヘビーローテーションで着回している。
もう2年くらい新しい服を買ってない。
どの服もペラペラしてきてあちこちほつれている。
そしてくたびれている。
おしゃれとかそういうレベルじゃなくて
衣食住のレベルで服がほしい。
できればコートもほしい。
まだコートは少し先だけど、
今年はエスキモーのコートじゃないコートを着たいよう。

ほしいといえば、ノートパソコンがほしい。
友達がibookを買ったらしい。
だからというわけではないけど、ノートパソコンが欲しい。
「でるお」(デルのノートパソコン)だとでかすぎて重すぎて持ち運べない。
出先でもパソコン使って作業がしたい。
そうしないとイロイロと間に合わない。



****

感覚的クオリアと志向的クオリア。
あの感覚的クオリアはもう感じられない。
志向的クオリアによって不完全な再現をするしかない。

深夜3時

2004-11-20 (土)

昼間寝まくったせいで眠れず。
それでも寝ようとするが空腹が邪魔をする。
何十回もの逡巡の末、がばっと起き出して、
何か食べるものを探しに行く。
玄関を出て見上げた空の星があまりに強く明るいので驚く。

自分は一人が好きな人間だ。
どうしてもひとりの時間を欲してしまう。
ひとりの時間に、何を得ているのだろうか。
何も得ていなくても、とにかく、
ひとりの時間が絶対に必要なことに気づいた。
ひとりの時間が確保できなくなると、余裕をなくす。
そして、どうしようもなくなると、耳を塞ぐ。

そのくせ、ときどきひとりを寂しがったりする。
自分は、変な生き物だよう。

秋の健康診断で、血液検査の結果、尿酸値に異常が認められた。
原因としては美食のしすぎが考えられるという。
痛風の可能性もあるらしい。
オレは、不摂生なのか?
そんなに不摂生な生活をしているのだろうか。
自分でそういう自覚がないことに恐ろしさを感じる。
もしかしたらとんでもない勘違いをしているのではないか
という不安に襲われている。
自分は取り返しのつかないぐらい道を踏み外しているのでは。
そんな気がしている。
健康の問題だけじゃなくて、自分が今まで歩んできた道も
自覚がないだけで、行き止まりの道を歩いているのかもしれない。

昨日、再検査を受けた。
結果は2週間後に届くらしい。
血を抜いたらひどい頭痛がして、熱が出てしまった。
それで、今日はずっと寝ていた。

定番:日曜日のぼやき

2004-11-21 (Sun)

あー、なんでこんなに時間かかってんだろ。
毎週毎週、土曜日と日曜日はレポートに消える。
何故だ。
要領が悪いのか?頭が悪いのか?
うん、たぶん両方。

つーか、土曜日曜にレポートやってなかった頃って
どうやってレポート処理していたんだろう。
今となってはすごい謎。
まぁまともなレポート書いてなかったか。
今もまともなのを書いてる気しないけどな・・・

これ終わったらゼミで課されたレポートやんなきゃ。
嗚呼・・

なんかおいちゃん悲しくなってきたよ。
休日にレポートやってそれで終わりなんて。
おいちゃんの人生なんなのさ!
もっと人生を謳歌しなくていいのか!
I must ouka JINSEI !!!
OH YEAHHHHHHHHHHHHH!!!!!!!!!

すいません、脳みそ腐ってます。
身も心もくさくさです。

揺れて

2004-11-30 (Tue)

またもやゆれる羅針盤。

「ガス屋の倅」という文脈に囚われる必要はないという衝撃の事実。
そ、そうだったのか・・・。
もっとはやく言ってくれよ・・・。

だったら学部を卒業したらすぐに大学院に進学できますね。
大学院に行くのはまだ先か、あるいは永遠に行かないかと思っていたので
不意打ちもいいところだ。
どこに行こう?

***

先週の土・日に研究室全体が参加する合宿があった。
サッカーして、OBの話を聞いて、酒飲んで、サッカーして帰ってきた。
なんだかすごく居心地がよかった。

何故だかよくわからないが、記憶がなくなるまで酒を飲んだ(らしい)。
途中までの楽しく飲んでいた記憶があって、
それから次の記憶がげろを吐きながらひたすら苦しんでいる記憶で、
さらにまた途切れて自分のベッドで目が覚める記憶。
一体、どんな風に酒を飲んで嘔吐するまでに及んだのか、
嘔吐してからどうやって自分のベッドに戻ってきたのか、
皆目わからない。

聞くところによると、
 ・自分から勝手にがぶがぶ飲んでいたらしい。
 ・寝げろしていたらしい。
 ・飲み会をやった食堂の机やら椅子やら床やらさらには廊下やら
  をげろまみれにしたらしい。
 ・コップをトイレの便器に落として詰まらせたらしい。
 ・オレを立ち直らせようとウーロン茶をがぶがぶ飲ませてくれた先輩に
  もうウーロン茶は嫌だといってポカリスエットを買いに行かせたらしい。
 ・オレが吐き散らしたげろは先輩方が片付けてくれたらしい。

・・・。
本当にご迷惑をおかけしました。
先輩諸兄にこころからお詫び申し上げます。

酔っ払ったときの奇行癖は有名なオレですが、
記憶をなくしたのは初めてです。
なんでそんなに飲んだのか、オレ自身にもわかりません。
きっとよっぽど気分がよかったんだろうな・・・。


*****

なんだか今は無気力ぶりを全開にしている。
脳科学の方に行きたい気持ちと、
このままこの研究室でやっていこうかという気持ちの間で
ゆれている。

****

昨日か今日あたり、オレの命日です。
2周忌。
こんなこといえた義理ではないけれど、
その後、どうしているだろう。
みんな、元気ですか。
オレは相変わらず生きています。
のうのうと生きています。
どうしてもそれはやめることができません。