iMacほちー

2004-09-02 (tree)

新しいiMacがでた。
http://www.apple.com/jp/imac/index.html
なんでこんなに小さいのだ!!!
ああ、欲しい・・・
とかいったらすみこさん(今オレが使っている初代iMac)
は怒るだろか。

すみこさんはしっかり者だ。
windowsを使っていた頃は三月に一遍の頻度で
ハードディスクを再インストールとかしてたのに、
今は全然クラッシュの兆しはない。
(そんな高い頻度でクラッシュしてたのは
オレに問題があったんだろうけど・・・)
OSを9.2にしてメモリを128M増やして以来、
かなりオレはすみこさんに信頼をおいている。

しばらく前まで、ずーっと、クラッシュするのが怖くて
メールはウェブ上だけで操作して、
メールソフトではメールの送受信をしなかったのだが
すみこさんを使うようになってからは
アウトルックエクスプレスを使っている。
やっぱメルソフト使うと楽。
いくらか筆まめになった気がする。

メールのやりとりをはじめ、ネットと、
このホームページの更新なんかはすみこさんで事足りる。
あと、読書ノートを書いたりとか。

でもねぇ、でもでも・・・
すみこさんで画像処理とかワードとかエクセルとかを
使う気はしない。
マック版のイラストレーター(アドビの絵描きソフト)は
もってないけど、
持っててもやっぱりすみこさんで使う気はしない。
そういうソフトを使うにはやっぱりもっと
サクサク動いてくれないと無理がある。
さらに欲をいえば、
もっとでかい画面でDVDみたいなとか、
OS X を使ってみたいとか。

でもまぁそんなことを思っても結局手がでないので
これから先もしばらくすみこさんのお世話になるんだろう。
ひと月ぐらいガアアってバイトすれば
それが買えるくらいお金が溜まるかも知れないけど、
そういう金稼ぎって今すべきことじゃない気がするし。
でも、もうちょっと早く動いてほしいので
またメモリを増やそうかと思っている。

画像処理とかエクセルとかは去年(会社の備品として)
買ってもらったDELLのノートパソコンでやっている。
一応会社の備品なのだが、オレが一人占めで使っている。
こっちはwinXPが入ってて、スペックもかなりいいので
とてもサクサク動く。
他の会社のパソコンみたいに無駄な個性がなくて
かなり使い勝手はよい。

ところでマッキントッシュで使えるFTPソフトで
Fetch以外のソフトはないかしら。
どうもオレにはFetchが使いづらい。


すみこ&でるお

「すみこ」と「でるお」

mehr Zeit!

2004-09-03 (Geld)

毎日、仕事を消化しているはずなのに
毎日、仕事は追加されるので他の事をやる時間は
一向に増えない。
結局、授業の時間が仕事の時間に置き換わっただけだ。
そうなるのはわかっていたから、
今年はあまり仕事を手伝わないようにしようと決めていたのに、
結局毎日働いている。
オレがいないときはどうやってこの仕事をこなしていたのか。

いまの新しい部屋に移って5ヶ月ぐらい経ったわけだけど、
部屋の移動を命じられてしまった。
また・・・・・
今の状態にするのにけっこう時間がかかったのに・・・
また部屋の大掃除からやり直し・・・・

仕事と掃除に追われてあまり他のことができてない。
もう9月だし、もうこれ以上何かするのは無理なのかなぁ。
いまのところ今年の夏の成果としては会社のホームページを
一応リニューアルできたことぐらいだ。

わかってはいる。
「時間がない」っていうのは言い訳なのだ。
もっとオレがしっかりすればいいのだ。
こんなことを書いてる暇があったら・・・
日記やめちゃおうかな。

石垣から越谷へ、そして。

2004-09-12 (Sun)

昨日の終電で三泊四日の旅から帰ってきた。
沖縄の石垣島に行ってきました。
四日間、基本的に曇りのち雨。
後半は熱帯低気圧も接近していて風強し。
今それは台風20号に変わっている。
オレは沖縄では雨男なのか?(去年は台風。)

それでも、去年果たせなかった「沖縄行ったらやりたいこと」を
とりあえず、一通り果たせた。

■(離島らしい)離島に行く
→去年は台風で船がでなくて本島に閉じ込められていたが、
 今回は石垣島と竹富島に行けた。
■シュノーケリングで珊瑚をみる
→去年、本島では珊瑚のあるビーチを見つけられなかった。
 石垣島の白保という場所でいろとりどりの珊瑚を見た。
 お魚もたくさん。
>>>http://homepage1.nifty.com/fringe/bluecoral/
■八重泉を飲む
→本島では八重泉は泡盛の中ではマイナーなので飲めなかった。
 今回行った石垣島は八重泉が主流。
 どの居酒屋にも置いてある。
 お土産に2合瓶を4本買ってきた。
 シークヮーサーも買ってきた。

だがしかし、シューノーケリングはあれだけじゃ全然足りない。
一週間、朝から晩まで毎日やっても飽きるかどうかわからない。
波照間島にもいけなかったし。
あおぞら食堂に行ってみたかった。
南十字星もミタカッタ。

今日は遅く起きて、荷解きをして、
それから一家総出でうちの物置の大整理大会。
みんなであーだこーだいいながら物置から荷物を引っ張り出す。
しばらくしたら庭がほとんど荷物で埋まってしまって、
こんなに詰まってたのか!とみんなでびっくりした。
それでもせっせせっせといらないものといるものを分けていって、
物置に入っていた荷物をかなり減らすことができた。
そして、きちんきちんと収納していったらたたみ半畳分くらいの
スペースができて、それぞれの物にアクセスがしやすくなった。

これで何回にもわたって行われたうちのお掃除大会は、
いよいよ大詰めである。
だいぶ、身軽になった気がする。
夏休みが終わらないうちに済みそうでよかった。

珊瑚をみたい欲求不満が一応解消して、
溜まった荷物を捨て去って身軽になったところで、
そろそろギヤを入れ替えましょう。

追いかけること

2004-09-14 (Tue)

劇的にオレの部屋は広くなった。
4畳半がふた間で9畳。
分不相応過ぎる広さの部屋を手に入れしまった。
しかもエアコン付き。
その部屋は、もう10年以上人が住んでいなかった部屋で
どこもかしこも汚れている。

床は畳だが、
素足で歩くと2,3歩で足の裏が黒くなってしまう。
きつく絞った濡れ雑巾でごしごしこすって、
すべての床を拭いた。
柱も窓もなでると手が黒くなる。
使ってなかった家具も汚い。
少しづつ掃除をしてやっと3分の2が
終わったというところだろうか。
細々とやっているので、手を付け出してから半月ぐらいたった。
完全にきれいにはなっていないが、
寝る場所の確保はできたので、
おとといからこの部屋に眠っている。

今日はベッドを組み立てた。
これはこの部屋に使われずに眠っていたものだ。
(きのうとおとといはマットレスだけで寝た。)
キングサイズのベッド。
部屋がふた間もあるんだからということで、
片方の部屋をまるまる寝室にしてしまった。
なんてぜいたく。
これで万年床からも畳で雑魚寝からもおさらば。

掃除が3分の2終わったとは言っても、
荷物の整理はほとんど終わってない。
所狭しとモノが置いてある。
大掃除で出てきた昔のカセットテープと、
カセットテープを再生できるスピーカーがあったので
掃除が一段落した時にカセットをひとつとって聞いてみた。
BOφWYの「LAST GIGS」だった。
中学生の頃に聞いていたやつ。
お金がなくてCDが買えないから借りて録音。
だからカセット。
「4人編成なのになんて豊かなサウンドなんだ!」と
BOφWYのよさ再発見。

聞きながら、中学生の頃を思った。
当時バンドをやってた。
みんな下手でまともに演奏できる曲が一曲しかなくって、
でも、その一曲を何回も何回も演奏して、全然飽きなくて、
結局、2時間の予定が4時間もスタジオにこもっていたことを
思い出した。
当時はオレも夢見がちな少年だったので
「あと何年かしたらメジャーデビューするんだ!」
ということを思っていた。
そんな夢も二転三転、他にもやりたいことを見つけたりして
今に至るわけだ。

そしてふと思う。
どの夢も叶っていない。
まぁそれはいい。
プライオリティーは日々変化するし、
そう簡単に叶うものでもないんだから。

でも、「それじゃあ今追いかけていることは?」と考えたとき
たまらなくなってしまった。

今追いかけているものは?
今追いかけているものは?
今追いかけているものは?

なんだろう。
今はもう、流れに棹を差してるだけだ。
日々、形を変えて、周りの要請に合わせるように。
そして、棹を差して生きることは
とても居心地がいいのだと気付いた。
夏休みに入る前まで、
あんなに苦しんでいたのが嘘みたいに、いまは心が軽い。
そもそもなんであんなに苦しんでいたんだろう?
うまくいえないけど、あの頃は闘っていたんだろう。
自分の可能性を広げよう広げようと闘っていたのだ。
それならいま、そうやって闘ってないのは何故なんだ?
それはきっと、闘いに負けたから。
それか、闘いを放棄したのか。
どっちにしろ、前進することを、
何かを追いかけることを辞めたのだ。

今のこの、心の穏やかさは
2年前、バイト先から逃げ出して、
それからしばらく経った頃に似ている。

また、なのか。そうか。
もう勝ち負けのない世界で生きるしかないのかもしれない。
そんな世界あるのか。
逃げ場はいつかなくなるし、
ぶち当たる壁はいつも同じなのだと、
最後の電話で彼女は言った。
あの人のメールにもそう書かれていた。
いま、もう一度その言葉を思った。

五月蝿いバイク

2004-09-15 (water)

ヘルメット
かぶってシートにまたがった
空を見上げた
遠い青
高い高い秋の空

ブレーキ握ってエンジン始動
排気量50の赤いスクーター
いなか道の帰途に着く
五月蝿い音を響かせて

今日は9月のど真ん中
うしろにすっとんでく風が
熱を奪いすぎて寒い

はるか遠くにグラデーション
上から下に
青から赤へ
説明不能の滑らかさ
デジタル化なんてきっと無理さ

きっとあそこが最前線
この世界の最先端
そこより先に進めたら
誰も知らない景色があるのだ

「この時代の人間に
オマエは生まれてきたんダロ?
第二宇宙速度くらい
目指してみたらどうなんだ」

赤いバイクがオレに言う

「無茶を言うなよ」

オレは思う

「これでもフルスロットルなんだから」

成績

2004-09-20 (MOn)

前期の成績発表がされたらしいので、確認してみた。
(web上で確認できる)
一喜一憂。
いや、零喜百憂。
うれしい要素がいっこもない。

発生生物学という授業はH(保留)という評価をもらい、
レポートを出さないとF(落第)だという通知がきた。
泣き。
うん、まぁテストはぜんっぜんできなかったですけどね。
ほとんど唯一答案に字をかけた問題は
「発生生物学の視点から己の人生を論ぜよ」
という問題だった。
あれで好き勝手にあることないこと書きなぐったのが
いけなかったかしら。
それともあそこでばあばあテキトウなことを書きまくったから
熱意が伝わって、落第にだけはならなかったのかしら。

解析力学、電磁気A、運動と力学の実験史は
力を入れた割に中の上(B)という面白くもない成績。
高分子化学、落第。
はうう。。。。。

とりあえず、今確定してるだけで26単位取れた模様。

*****

「Opera」というウェブブラウザソフトをダウンロドした。
なかなか使い勝手がいいです。

後期のはじまり

2004-09-27 (Mon)

今日から授業が始まります。
ああいやだ。
授業はいいけど、化学のつまらない授業はいりません。
ということで、後期はさぼりが増えそう。
でもそんなことしたら留年しそう。
そうなったらどうしましょう。

ところで、とりあえず研究室が決まりました。
平田・常田研究室
http://www.waseda.jp/sem-tsuneda/
何やってるんだかはよくしりません。
見学しにいってないのにここに決めてしまいました。
あはは・・・・・
夏休み直前に希望調査があって、
それから変更希望受付期間があって、
んで、夏休みが終わって
数日前に学科の3年生が全員集まって決定。
定員が11名のところに15名の希望があって、
あみだくじで決まった。

さて、後期はどんな日々になるのやら。

gap

2004-09-28 (Tue)

2限から授業。
先生が出張らしく、初日から1時間で授業終了。
(通常は90分やる)
んで昼をはさんで3限はガイダンス。
時間割りとしては3限4限と続くはずが
1時間ぐらいで終了。
ほんで本日の授業終了。


な、なんて楽ちんなんだ!


去年や、今年の前期とのあまりのギャップに驚く。
オレと同じ名字で、これまでオレと同じぐらい(いや、もっと)
ハードなスケジュールをこなしていた友人も
後期からはそうではなくなったようで、
そののんびり加減にうっとりとしていた。
まぁ、今日はたまたまだけど。

友達と3人で新宿に行く。
オレはハンズに用がある。
ノートを買いに来た。

ノートにはいささかこだわりがあって、

・A4であること
・リング式であること
・ミシン目が入っていて切り離してルーズリーフになること
・できれば横棒の罫線ではなくマス目状の罫線になっていること

という条件を満たしているものが欲しい。
こんな条件を満たしているノートは
そこらじゃまずお目にかかれないので
ハンズまで足を伸ばさなくてはいけないわけだ。

ちなみにそれの片面だけに板書をして裏面は使わないという
贅沢を使い方をする。
そうすると、前期は2週間弱に1冊の割合でノートを消費した。
ので、ノートは大量に必要なのだ。
とりあえず今日は5册購入。
でも、今期は授業少ないから5册ですむかも。
前期は9册くらいいった。
そのまえはB5サイズだったから12くらいまでいった気がする。

同じくハンズで冷蔵庫用の消臭剤を買う。
光触媒と銘打ってあるものと、キムコという典型的なやつと
どっちにするかで少し悩む。
結局両方買った。
片方は冷蔵室、片方は冷凍室ということに。

そんで友達と別れて新宿西口に向かう。
ひとりで歩いてるとおばさんに声をかけられる。
「お菓子の試食モニターしませんか?」とおばさん。
図書券500円につられて安請け合い。
すぐそばのビルの10階へ行かされて、
並べてある菓子を食べては
「こっちは甘い、こっちは硬い」だのいって
サクサクと質問に答える。
んで、10分しないで終了。図書券をいただく。
10分で500円だから1時間で3000円。
時給3000円のバイトですか!
あぶく銭
あぶく銭
さてどんな本を買おう・・・

その後、向かったのが都庁の横の住友ビル4階。
ある手続きをする。
金曜日からが楽しみである。

さらに用事を済ませるため、西口の駅前までもどる。
いつものコンタクトレンズ屋さんに入る。
今は2週間タイプのレンズを使っているのだけど、
残りがなくなったので買いに来た。
今のレンズは乾きにくいけど
まばたきの度によくぶれるので、
もっと薄いレンズに変えてもらおうと思っていた。

が、3ヶ月タイプというのをすすめられる。
眼科のおにいさんは
「今までは高かったのだけど、最近安くなったのだ」と言う。
確かに、2週間タイプよりも安い。
でも、捨てるまでの期間が長いと眼に悪いんじゃ・・・
と思ったが、使い捨てというより普通のレンズに近いらしい。
そういうことならと、試しに使ってみると、とてもよい。
今までは特に厚いレンズを使っていたせいもあって、
レンズをつけている感じがまったくしないし、
視界の透明感がよい。
で、「これにします!」と決めてしまった。
あれを付ける日が楽しみである。

すべての用を済ませて帰路につく。
新宿から電車に乗ると定期が使えないので、
新大久保まで歩くことにした。
雨は降っているけど、ほとんど濡れない霧雨だった。
ときおり強くなるけど高がしれてる。
たまに傘を差して、たいていはしまって歩いた。

珍しく新宿を(ほとんど)迷わず歩けたので、
何かに勝利したような気分だった。
それにノートは買ったし、
あぶく銭は手に入るし、
滞りなく手続きはすむし、
コンタクトはいいのが買えた(と思う)し、
自分にしては物事がすべてスムーズにいって満足である。
「友達と帰り道に寄り道」というのもとても久しぶりで、
そのなんとも言えない平和な雰囲気に
なんだか知らないが癒されたような気がする。
「こういう時間の流れ方もあったっけな」と
懐かしいことを思い出した。

なんだか嬉しくて、結局高田馬場まで歩いてしまった。
しばらくこんな日が続けばいいなと思う。
(けど、どうかな・・・)

列車を降りると風が吹いて、
中と外の気温のギャップに驚いた。
いま、冷たい季節に向かっていること、
その途中の秋になっているんだということがわかって
嬉しかった。

役に立つからという理由

2004-09-30 (Thu)

配属された研究室のはじめての集まり。
これから、新しく配属された人たちは、
この研究室による演習をすることになる。
予定表を渡されてかなりがっかりする。
放棄しなくてはいけない授業が2つもあった。
かなり悔しい。

これから先は、
どんどん専門的なことを学んで行くことになるだろう。
それを考えると嫌で嫌で仕方ない。
専門的なことではなくて、
まだまだ普遍的なことを勉強していたい。
専門的な事をやると、
そのぶん自分の可能性が閉ざされてしまっていくようで
強い抵抗感を感じる。
そんなこと言ってちゃ何にもできないけどさ。
だからこそせめて自分の面白いと思った方向に行きたかった。
でももはや、そうは言ってられない場所まで来てしまったのだ。
基本的にうちの大学(のうちの学部のうちの学科?)は
「役に立つ」ことが研究のモチベーションになっている。
世界全体の流れがそうなっているからかもしれないけど、
そういうところは特にアメリカ的だなぁとおもう。
アメリカはすごい国ですけどね。
オレの周りで
 「役に立つ」→「研究する」
という構図を疑う人はたぶんいない。
そういうロジックは真っ当なものだと思うし
役に立つ研究は大いにやるべきだと思う。
オレは「役に立つ」という理由では動けない性分なので
今の環境下ではすごく浮いた感じがする。
なんていうか
「役に立つ」以外に研究する理由があることを
まったく考えもしないような雰囲気なので
そういう事自体を発言していいものか困ってしまう。
こんな気分で研究なんぞしたら、
ろくなものができないだろう。
そうしたら、1年を棒に振るようなものだ。
それはもったいない。
でも、もしも万が一、その研究をすきになってしまって
完全にのめり込むようになるのも嫌だ。
今持っている問題意識を忘れたくない。
困ったもんだと思う。

きっと、そんな甘ったれた感傷など、
丸めて捨ててしまった方がいいのだ。