現在の懸案事項

2004-06-01 (Tue)

あああ、やっぱりオレなんてたいしたことねー!
オレってやっぱり何にもわかってなかったのね。

などと打ちひしがれる日は今日に限った話じゃないけど。

X線の回折像は物質の電子密度のフーリエ変換でできる像なのですよ。
長さの逆数になる変換なのですよ。(ほんとか?)
(複素数平面の反転みたいだ)
だからミラー指数はあのように定義されるのですよ。
回折と反射の違いはまさにそこで、反射では像はそのままなのですよ。
(あってんのかな・・・・)
フーリエ変換て、すごく重要なことだと思うのだが
きちんと教えられていないのはここが応用化学科だからか?
それとも簡単すぎるので教えるまでもないことなのか?
にしてはわかってない人が多すぎる気がするけど。(オレも)

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6月に入った途端雨が降るとは今年の梅雨はやる気満々だな
と思っていたらもうやんでる。

まわりがだんだんと進路のことで騒がしくなってきた。
夏までに所属する研究室の希望票を提出しなければならない。
みんなあちこち見学にいっている。
オレはどこにいくんだろ。
オレが興味を持つようなことをやってるとこはいまのところなさそう。
他の学科の研究室が気になるのは「隣の芝は〜」ってやつか?
そもそもほかの学科の研究室にいけたところでやっていけるのか?
物理とか応用物理のひととかと比べたらぜんぜん物理数学弱い。
弱弱もいいところですヨ。
さっきのフーリエ変換だってよくわかってないぐらいだし。
そもそもベクトル解析もあまりわかってないし
複素関数論とか微分方程式とか手をつけてすらいないですよ。
リプシッツ連続とかなんですか?って感じですよ。
応用化学科から出たら数学とか物理とか弱い部類に入りますよ。
きっと。
つくづく教えてくれた先生泣かせ。

かといって自分の学科のベンキョはどーなんだって聞かれたら
やっぱりたいしたことない。
すでにこの学科に入って3年目ですがやはり化学を好きになれてない。
化学嫌いでいようとか思ってないのに。
ふつう学年を上がるごとに行く方面が絞れていくはずなのに
オレはむしろわからなくなっていく。
有機なのか無機なのか、工学なのか理学なのか、
物理なのか化学なのか、研究者を目指すのか就職するのか。
決意が簡単に覆るっていうのは問題だよな。
知らないものに触れるたびに、ゆれる。
知らないものには片っ端からぶつかっていくので
そのゆれは半端じゃない。

ああ、ほんとどこにむかってんだろ。
ランダムウォークみたいなもんか。
そしたら端と端の距離がひろがるペースがすごい遅いじゃん。
あまり遠くまでいけないということか。




頓挫

2004-06-03 (Thu)

ふおお…
体調を崩した
やっぱゴハンはちゃんと食べなきゃダメですな。
昼ご飯がコーラだけとか、一日三食頭脳パンとかそんな馬鹿なことをしてちゃだめですね。
そのくせ土曜日はわりと豪華だったりするんだけど。

レポート一本飛ばした。
でもオレにしては頑張ったほうだ。
去年よりはタフになったと思うよ。

トイレから拝借してきたトイレットペーパーで鼻をかむから鼻の下ががさがさだよ。
コッコワル。

悪意

2004-06-07 (Mon)

あたりに悪意をばらまきたいのに
雨がやんで
手に残ったのは安物ビニル傘

飽きたよーう

2004-06-10 (Thu)

もう授業受けるの飽きました
飽和状態です
疲れたとかつまらないとかじゃなくて
ガイガーミュラー計数管風に言えば不感時間です
管内が陽イオンでいっぱいです
数え落とし補正しなきゃいけません
(なにいってんだ)


まともな食生活にもどりたいよ−
4月頃の機動力と敏感さを取り戻したいよー

でも実質あと4週で前期おわりのようで
それならもつかな
でもこのままだとやばいのでは

明日から三連休です
負けを取り戻さなきゃ
ツモだリーチだ裏ドラだ
す−あんこ−だだいさんげんだ役満だ

いや、麻雀ぜんぜんわかんないけど
あんぱい切る?

Woodward-Hoffmann則

2004-06-15 (Tue)

新大久保駅前のらんぷ亭の歩道と接する窓際席が指定席化しつつある今日この頃。
ペリ環わかんね−や−いやい

ハイと鬱の浮き沈みが激しい
朝はとくにロウ。

「のだめ」の新刊を買ったのだがすでに妹が買ったあとだった。
1冊無駄になった。
昼飯代返せ!
のだめってなんでこんなに新刊でるのはやいの?
少年週刊誌なみ。
9月にまた次の巻がでるんだとさ。
単行本に次の予告がでるのってめずらしくないか?


授業があと4週で終わる。
このままいくと試験がヤバいのでは。
試験期間中にやる試験はいいとしても授業最後の週にやる科目はまずいんじゃないか?
とゆかまずい。
光学…生物化学…
光学はやばい−
他学科のだから落としても痛くもかゆくもないけれど。

うあ−やっぱ夏休みはもすこし先でいいよー。

や、うそ。

画像表示オフ

2004-06-16 (Wed)

いまいる部屋の休止してあった電話回線を復旧してもらった。
これで2軒となりの本宅までネットをやりに行かずにすむ。
ネットできると便利。
試薬の物性がネットで調べられるから、少しはレポトの進みが早くなるだろう。
でも、便利と無駄は紙一重。
無駄にネットやって貴重な時間をつぶしてしまいそう。

電話回線なので当然のごとく通信速度は遅い。
そこで、ブラウザの設定を変えて画像を表示しないようにした。
したらば、わりかし早い。
しかも画像なしでもいちおう内容はわかる。
もっと意味がわからなくなると思っていた。
これなら必要な場合だけ画像を表示させて、
基本的には画像表示はオフの設定でも不便さは感じない。
画像が完全に表示されるまでのイライラがなくなってむしろいいかも。

ところで「ああ探偵事務所」がドラマ化されるらし。
ほわー。
あれって人気あったんだ。
オレは面白がっているけどそんなに人気はないと思ってたのでウレシ。
ドラマ化されたところでどうせ見ないんだけど。


なんか漫画の話ばっかし

ぱんだ

2004-06-18 (Fri)

一週間ぶりにプールで泳いだ。
キャンパスのすぐ隣にある新宿コズミックセンターのプール。
今日の所持金は31円だったがプリペイドカードを持っているので入ることができた。
なぜかとても体の調子が良く、いつもよりもたくさん泳ぐことができた。
なんで調子がよかったんだ?
よく寝たから?

泳ぎおわって脱衣室の鏡で顔をみたら、
ゴーグルの跡がくっきり残っていた。
パンダみたいに。
笑った。

脱衣室のロッカーは、よくあるように百円いれて鍵をかけて鍵を開けると百円がかえってくるという仕掛けなのだが、
なんせ所持金31円、百円玉なんて高価な硬貨はもってないので
鍵をかけずに荷物をロッカーに放り込んだままにしてプールで泳いだ。
いちおう、一番下の一番はじの、他の人が使わなそうな不便で人目を引かない場所にしまったけど、やはり不用心だろう。
何もなくなってなくてヨカッタ。



畳み込みってなに
フーリエ変換にたいしてどうしてああいう性質をもつの

クオリアとは何か

2004-06-19 (Sat)

うちの大学の文学部心理学科が主催する「茂木ケンイチロ」の講演会にでた。
ものすごくおもしろかった。
刺激的だった。
大枚はたいて懇親会にもでてみた。
価値のある時間だった。
酔っ払いすぎてもはや前後不覚。
メイワクかけてる人が約一人。
ごめそ。

日記

2004-06-21 (Mon)

茂木健一郎のホームページ
http://www.qualia-manifesto.com/kenmogi.html

時間を垂れ流すように日記を読んでしまった。
オレのこの日記と同じような時期から書き連ねられているが
オレの文章量とは比べものモノにならないぐらい大量の文章がある。
さすが物書き。
毎日あれだけの量をあれだけの密度で書くのはオレには到底無理だ。

同じようなこと考えるんだなとか
自分では到底思いもつかないようなことを考えるなとか
自分の価値観が否定されているなとか
子供みたいなところがあるなとか
自由自在にみえてうらやましかったりとか
知識量の圧倒的な底深さに絶望的になったりとか
それでもこの人に喰らいつけるようになりたいとか
ひどくめまぐるしく感情が沸きあがった。
(ネットの)日記ってそういうものだと思う。

それが少なからず尊敬を抱いている人だったりすると
自分との違いがやたら心を重く締め付けて不安で不快でいやな気持ちになる。
それは劣等感だろう。

もちろんそれで落ち込んでだけいるわけではない。



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風が暴れまくっているせいで
学内には山のようにビニル傘の残骸が転がっていた。
浪費社会のサンブツ

だめぽ

2004-06-22 (Tue)

こういう暑い日に飲むビールは堪えられないうまさがある。
池袋のラーメン屋で野菜炒め定食を頼んで、
ついついビールも頼んでしまった。
野菜炒めなのに肉が入っていてうれしかった。
いつからひとりで酒をあおるようなやつになったんだろう、
オレってば。
親から巻き上げた金で酒を飲むなんて
ロクでもない男だ、オレという人間は。
一体どれだけの金を親からせびったのだろう。
オヤジは怒り狂うかもしれない。
世間の人は軽蔑するだろう。
でも、きっとハハは許してくれると思う。
だからこんなにのうのうと生きていられる。

なんか、だめっぽい。
虚無感、脱力感がして、しなければいけないことをしたくない。
自分の中でなにが起きたのだろう。
あの講演会や懇親会で軽く価値観を壊されてしまったようだ。
なんて簡単に壊れるんだろう。

オレはあまったれなので、しばらくこのままだめだろう。
したくないことはしたくない。
その一方で、したいことがなんなのかわからなくなる。
もはや何をしてもどうあがいても
オレのすることは無意味な気がして、
そんな気がするとそれが本当にしたかったことだったのか
疑わしくなる。
自分で自分の抱いた感情ををなかったことにして
つじつまを合わせようとするとは、
なんてふざけているのだろう。
それでも、この無意味感。なにをするのもいやになる。

今日、実験に遅刻した。ひどく減点されるはずだ。
レポートはてつかず。
もう授業に出る気がしない。
朝、きちんと起きるのもやなこった。
堕落がはじまってしまった。
この脆弱さはなんなのか。
なんなんだ!この弱さは!脆さは!

明日なんかこなきゃいい
世界が歩むのが止まってしまえばいい
強さなんてもうどうだっていいぜ

遺失物

2004-06-23 (Wed)

関数電卓がなくなり(2個目)
実験書がなくなり
フラッシュメディア(USBポートに直接挿す記憶媒体)がなくなった。
ものをなくしすぎ。
昨日買った電子辞書はぜっっっっっっっっっつっったいに
なくさないようにしよう。
どうしてこんなに迂闊なのか。



それにしても物理や数学はそんなに無力なのだろうか?
信じたくないけどそうなのだろう。

「君が必死でみがいているナイフは
実はペーパーナイフ以上の切れ味になる可能性はない。
バターナイフよりは切れるけどね。」

そう言われてしまった。




今、いろんな波動の位相がそろって、弱干渉がおきている。
誰か手を握って。
どこまでもおちていってしまう。
もう誰もいない。

世界観を扱うこと

2004-06-24 (Thu)

今日実験室にいったら、
昨日はなかったのに忘れ物ボックスのなかに自分の実験書をみつけた。
だから自分のをとって、そのボックスから無断で持ち出した
誰のものかわからない実験書をおいてきた。
あの実験書、無記名だったけど24班のところに丸がついてたから24班の誰かのだよ。
誰か24班でなくしている人を見つけたら教えてあげてください。
(いないかもしれないけどこれを見てる応化のひと)
忘れ物ボックスにはあと2冊ぐらい実験書が詰め込まれてた。
うっかり者はオレだけじゃない。ヒヒ。

フラッシュメディアと関数電卓は見つかっていない。
どっちも高価な上によく使う。
フラッ
シュメディアは、USBポートがついていてOSが対応していれば
さっと挿せてさっとデータの出し入れができるのでとても重宝する。
実験室のパソコンでつくったグラフを家に持って返れるし、
フロッピーとは比べ物にならないくらい容量大きいし、
フロッピーみたく脆くないから扱いがラクだ。
どこいったんだろ。どっかのパソコンに挿しっぱなしになってるのだろか。
関数電卓は大学入る前まではその利用価値を疑わしく思っていたけど、
やっぱりこれも重宝する。
普通の生活ではまず絶対使わないけど、
実験中とか演習問題を解くときとかはとても便利だ。
普通の電卓ではできない計算(指数、対数、三角、逆関数..etc)は山ほどあるし、
多種の演算が入り乱れている式も一連の計算をいっぺんにできる。
機種によってはデータを入力して統計的な処理をしてくれる。
とはいっても、扱い方を覚えるのに多少時間がかかったけど。

電子辞書は本当に買ってよかった。
わからない言葉があったときに調べるという行為をするための活性化エネルギーが
ものすごく小さくなった。
もう、原書の本すらこわくない(気がする)。

自分の根本的な部分がぐらついたわけだけど、
それでもやっぱり物理がすき。
自分の学科の授業にはでないくせに
電磁気とか解析力学とかにはちゃんとでるという体たらく。
この二つの授業はとってよかったと思う。
ほかに光学と発生生物学と数学基礎論と電子工学をとっているけど
ものにできていない。

解析力学は量子力学をやるための助走みたいに思われてる節があるけど、
解析力学はまだ死んでない。
解析力学はゲージ場理論につながっている(と思う)
テキトウなこといってたらごめなさい。
電磁気の授業の後、先生と1時間ぐらい話しこんでしまって、
そんなことを思った。

ゲージ場理論とかそのへんは世界観を扱っている気がする。
でも、もしもその理論が完成したとして、
どのくらい人々に衝撃を与えることができるのだろうか。
物理なんぞに興味のない市井の人にとっては
どうでもいいことなんじゃないか?

いまの場所で何ができるだろう?
世界観を扱うなにかをできるのだろうか?
めぐりめぐって見覚えのある場所に戻ってきた気がする。

馬場→日暮里

2004-06-25 (Fri)

寝た。
けど寝られない。
酔いで体が熱をもって、
頭に鉛が詰まっているよう。

日暮里のもんじゃ焼き屋さんで友達3人と飲んだ。
かつおと肉ともんじゃ焼き。
肉!


馬場から日暮里に向かう電車の中で
今の自分がとらわれていることを
ばばばっとしゃべることができた。
相手にわかってもらえたかどうかわからないけど、
真摯に聞いてもらえた。
それがうれしかった。
その時間のために今日のもんじゃ焼きはあったと思えた。
脳みその中をのたうちまわる思考を
つたなくもまとめて言葉にできたのは少なからざる進歩だ。

おそらく今期最後の姿勢制御

2004-06-28 (Mon)

残すところ実験はあと2回。
無限に続くかのようなレポート地獄もやっと先が見えた。
いまや実験班のメンバーはすっかり慣れて
メンバーが男だけということもあり、
下品なネタが飛び交う飛び交う。

夜に部屋を掃除した。
それはそれは掃除なんぞとても久しぶりで、
二ヶ月ぶりなイキオイ。
とりあえず物をばーーーっと整理してどかし、
ほうきをかけて集めたごみを掃除機で吸った。
それを2、3回繰り返した。
ゴミ箱に溜まっていたゴミもまとめて、
袋の口を縛って外に出しておいた。
布団はもう一ヶ月ぐらいひきっぱなしで
シーツすら変えてない状態だが今回は見送った。

何十日かぶりに部屋に清潔感がもどった。
あー、やっぱりきれいな部屋は気持ちがいい。
いままで、部屋にいると
なんとなくごみ溜めの中にいるような感覚が
ぬぐえなくもなかったので大きな改善である。

あと、無秩序だったプリントやルズリフ類を
ばばーーっと整理しなおした。
これで出掛けるときの支度がよりはやくできるだろう。
もう授業は残り少ないけど。

この部屋は冷房どころか扇風機もなくてとても暑い。
それでもこれぐらいの暑さならまだ平気。
日中は耐えられない暑さになると思うけど
いつも部屋にいないから関係ない。
そして夜はわりといい風がはいる。

固有振動

2004-06-29 (Tue)

電子レンジは特定の電磁波を照射してものをあたためます。
水分子は振動しています。
振動の仕方は何種類かあり、それぞれを固有振動といいます。
特定の電磁波とは
水分子の固有振動に対応する波長を持つ電磁波です。
他の波長では電磁波のエネルギーは大して吸収されませんが
固有振動の波長だと劇的にエネルギーを吸収し、
それが熱エネルギーに変わってものが熱くなるのです。

このように、振動数が同じものが重ね合わさると、
単なる足し合わせ以上の劇的な効果が発生する場合があります。
それを共振現象といいます。

川にかかる橋は共振現象が発生しないように設計されています。
もしも設計を誤ると、
風が吹いたときなどに橋に激しい振動が起こり、
崩壊してしまいます。
実際、そういうことが起きました。

前置きはさておき、
誰かゴキブリの固有振動を見つけ出して、
それに対応する電磁波なり音波なりを世界的な規模で発生させ
ゴキブリを破裂させて完全に撲滅してくれないかしら
と思った。

リセットボタンはどこにもない

2004-06-30 (Wed)

なかったことにしてくれないかな
と、思う。
行き詰まった。
引き返す気力なんかない。
体の動きがぎこちない。
正気を保つのがむずかしい。