カンデル読んでる

カンデルを読んでいて思ったこと、脳科学を勉強しながら思ったことなどの雑記です。

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modality /モダリティー

モダリティーという言葉は「人は感覚には視覚・聴覚・触覚など、複数のモダリティーが存在する」というように使うが、 カタカナではない日本語で表現するにはどうしたらいいだろうか? modalityは辞書をひくと「様式、様相」と書いてあり、 あまりふさわしいようには思われない。 modalityというのはもともとは「mode」のことである。(たぶん) modalityという単語だけしかないのであればいいが、その形容詞形としてmodalという単語がある。 unimodal association areaなどのように使う。 このときはどうやって訳せばよいだろうか?
「unimodal association area = 単一モダリティー連合野」?
これだと冗漫な感じがする。これよりはむしろ
「unimodal association area = 単一モード連合野」
という表現の方がすっきりしているような感じがする。 そこで、
「modality = モード、モード性」
という風にモダリティーという訳語を廃し、二通りの訳語を与えて文脈に応じて切り替えるようにしたらどうだとうか? 「モード」という単語の方が相変わらずカタカナ語だが、イメージはしやすいと思う。 この段落の一番最初の文章は次のようになる。
「モード性という言葉は「人は感覚には視覚・聴覚・触覚など、複数のモードが存在する」というように使うが、 カタカナではない日本語で表現するにはどうしたらいいだろうか?」

2007/4/19 (Thu)


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