野垂れ死に

2005-05-25 (Wed)

行く末が乞食っていうのはあながち嘘ではない。

乞食は嫌だな。
食べ物がないのは嫌だ。
屋根の下で眠れないのは嫌だ。
雨や雪の日は辛いだろう。
寒いのは嫌だ。
暑いのも嫌だ。
不潔なのも嫌だ。
人に蔑まれた目で見られるのも嫌だ。
臭いのも嫌だ。

でも、それでも、乞食にならないために生きる気はしない。
ただ、自分がなりたいもののために。
自分の思想に殉じるのだ。
その結果が乞食なら、受け入れるよ。

それにしても、今のところ野垂れ死にしか想像できない。
ゴミ捨て場なんてきっとお似合いで、
死体はゴミ回収車で運ばれて火葬。
実にスマート。

今の甘やかされた状態は
暗い末路のためのお情けなのか。


http://www.nagaitosiya.com/a/doctor.html

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無理

2005-05-24 (Tue)

明日は月刊アフタヌーン発売日でーす。

・・・って、マジですか。
もう月末ですか。
25日ですか。
無理です。
何が無理なのかよく分かりませんが無理です。
無理です。
無能です。
無力です。

なんだか今月は
「今週は忙しいけど来週になれば・・・」
と毎週思いながらその週が過ぎていきました。
疲れて寝坊して遅刻とかしてる場合じゃないです。
(よく遅刻してるけど)
体力のなさと、
それでもやっていける自己管理能力のなさを
痛感する日々です。

体重が減っていく・・・。
部屋に服と本とCDとほこりが積みあがっていく・・・。
未消化の仕事が溜まっていく・・・。
大学院入試が刻一刻と迫ってくる・・・。

体重と部屋の汚さと未消化の仕事はなんとでもなるけど
入試はやばい。
うっかりしてたら「あ、明日試験!?」とかなってそう。
うわ、ありそー・・・・。
「あ!授業行くの忘れてた!」って何回やったかわからない。
気付いたときにはもう授業終了後3時間とか。

わかってます、わかってます。
つべこべ言わずにやれというんでしょ。
やぁ、だからしばらく日記の更新できなかったんじゃないですか。
っていうのは嘘か。
まだまだそぎ落とせる無駄な時間と睡眠時間はあるはずだ。
もっと本気にならなくちゃだめかなとは思っている。
まだまだ全然自分に甘すぎる。
や、ほら、オレって尻上がりなタチだがらさ。
(この言い訳がまず甘い)

帰宅

2005-05-18 (Wed)

終電…間に合った…
今日は帰れる。よかった!
“今日”といっても日付変わってるけど。

鬼の回分実験と液クロ地獄の二日間だった。
ある物質があるときとないときの微生物の挙動の違いを調べるのだが
見事に違いがなかった。
違って欲しかったのに。
むしろあまりに同じなので笑えてしまう。

もとからそんなに期待してなかったわけだし
とりあえずひとつの可能性は消せたということで
肯定的にとらえよう。
落ち込むのは、そうやってひとつひとつ可能性を潰していって
全部なくなってからにしよう。

改めて、幸が薄くて難しい研究テーマだなぁと思う。
まあそんぐらいじゃないと
オレには役不足なわけですがっ!
って、はやくも手に余ってんじゃないの?
とか言うなソコー!

苦手科目・化学

2005-05-12 (Thu)

大学院入試の過去問をみながら、かなり困っている。

とりあえず今この時点で合格点をとる自信はない。
でもそれは大したことではなくて、
試験までの約2ヶ月間に勉強すればいい。

問題は、
どう勉強をすれば合格できるかという戦略が浮かばないことだ。
ここからここまでをこのくらいの精度で理解していれば大丈夫、
という線引きが、過去問を見ていてもわいてこない。
ある程度は予想できるけれど、不確定要素が多すぎる。
というか自分で想定できる範囲が狭すぎる。

これはまぁ、3年間、化学の勉強を
あまりまともにやってこなかったからだと思う。
もっとまともに授業にでたりしてたら、たぶん違ったと思う。
それとか、試験前にそれなりに試験勉強したりとか。
3年生の時は単位の心配があまりなかったので
授業にでず、試験勉強もせずに試験を受けたりした。
で、単位をけっこう落とした。

まぁ別に後悔はしてない。
その分相対論とか電磁気とかゲーデルの不完全性定理とか勉強できたし。
そーいう勉強が研究や入試の役に立つのかと問われれば
まったく無駄なのは確かだけど。
ただただオレにとって大事だっただけ。

そもそも応用化学科の大学院に行くなんて
これっぽっちも思ってなかったわけで、
化学の勉強なんて片手間だったわけで、
なにが言いたいかって言うと、化学は苦手です。
(そしてすきになれない。)

無題

2005-05-11 (Wed)

久しぶりに何もかもがイヤになる気分になった。

大丈夫かな−
ちゃんと卒業できんのかな−
卒業できなかったらできなかったで
それはそれでいいかもしれないけど。
卒業後の進路をもうすこし悩めるから。

進路の問題はそろそろ結論ださなくちゃ。
う−んう−ん。
なんか最近弱気なので、
やっぱオレには研究者は無理かなぁなんて思っている。

じゃ−いったい何になるんだよ。
やっぱりガス屋かしら。
でもそ−いう風にガス屋になっても成功しないだろうし
あとで後悔しそう。
大学に願書を出すときにやった失敗は繰り返したくない。
ダメならダメできっと他の道があるでしょう。
乞食とか?

回帰する問題

2005-05-08 (Sun)

久々に両親と一緒に夕食をとった。
家でメシを食うのも久しぶりだ。
しばらく寝に帰るだけの状態が続いて、
しまいには帰ることもできない状態だった。
あーもーオレって無能なのかなぁ。
もうちょっと有能だと思っていたので、自分で自分にがっかりする。

気付けばゴールデンウィーク終わりじゃないですか。
自分の中ではゴールデンウィークどころか
いつのまに4月は終わったんだ?!という感じだ。
4月の終わりはいろいろあって、
この一週間は大変だった。

体力がないことを改めて痛感している。
うーん。
でも結局それは意志の問題なのだろうか。
休まないと体が持たないというのは言い訳で、
そういう言い訳を作ることで自分に甘くしているだけなのかな。
だとしたら、嘆くらくは意志の弱さ?
ふーむ、結局その問題にもどってくるんだよな。
何度も何度もぶちあたって、解決できないまま今に至る。

2年と半年も前に来たメールを見返した。
当時はそのメールが視界に入るのさえ怖くて怖くてたまらなかった。
今はきちんと直視することができる。
一度は封印したメールだけど、そこに書かれた言葉は真実だと思う。
でも、メールに書いてあることが本当なら、
オレに2度目はなくて、一生このままということになる。
この弱さは一生このままなのか。
このままではよくないような気がする。
きっとよくない。

今度こそ逃げないでいよう。

不忍通り

2005-05-07 (Sat)

午後5時だけど外は明るかった。
ここ数日はずーっと研究室にこもっていたので、
陽の光を浴びるのがえらく久しぶりに思えた。
結局、ゴールデンウィークをゴールデンウィークらしく
過ごすことはできなかった。

自分の中では今日は惨敗。
敗北感と挫折感に包まれながら研究室を去る。
自分の中に立ちこめる虚無感がいかんともしがたく、
まっすぐ帰る気がしなかった。
疲れていると思ったが、思ったより体は元気だったので
散歩して帰ることにした。

知らない道を、見たことない場所をと思って、
ほとんどでたらめに道を曲がった。
そしたら期待通りに知らない道を歩けた。
目白の知らない道は、木が多かったり見なれない建物があったりして、
新鮮だった。

都電を横断したり、坂を登ったり、
犬を連れた夫婦とすれ違ったりするうちに、でかい通りにでた。

 「不忍通り」

明治通りや春日通り、本郷通り、新目白通り、大久保通りなど、
いろんな道を歩いているけど、不忍通りは歩いたことがなかった。
これって上野の不忍池まで行くのかな?
ちょうど帰る方向だし、歩いたことのない道を歩くのは楽しいので
この道をずっと行くことにした。

知らない道を歩くのは本当に楽しい。
積もったばかりの雪の上を自分の足跡をつけて歩くのに似ている。
自分はちょっとした道マニアかもしれない。
この坂ののぼり具合がいいとか、
この道のアスファルトの舗装は歩いていて気持ちいいとか、
道の両脇にならぶ建物が独特の風情を醸し出しているとか
思いながら歩く。
おいしそうなお店を横目に通り過ぎるのもいい。
いつかここに入ってみようというお店がいくつもあると、
この世界に希望が持てる。
あたりにたくさん楽しいことが転がっている気分になる。
時々まったく商売ッ気のない文房具屋さんを通り過ぎたり、
股引にステテコの風呂上がり姿の爺さんをみかけたりすると、
うっかり他人の人生の生々しさに触れてしまった感じがして、
それもまた散歩の体験を豊かにしてくれる。

黙々と歩いていると、次第に自分が「歩く身体」になった気がしてくる。
意識と身体が解離して、歩く機械になった感じがしてくる。
意識は意識で身体から抜け出て、
もやもやしながら影のように歩く機械にまとわりついて移動して行く。
目や耳に入ってくる情報に反応しているだけのような気がするし、
ぐだぐだ考え事をしているような気もするし、
意識があるとも思わないほど何も思わなくなっているような気もする。
後から考えれば考えるほど形容しがたい状態になっている。
散歩をすると、よくそんな感じになる。
それでわりと考え事が解決したり、気分転換になったりする。
やはり悩みごとや苦しいことがあるときは散歩がいい薬になるなと思った。

どんどん歩いて、とうとう根津まで来てしまった。
上野まであとちょっとだけど
ちょっと前にココ、根津の「車屋」という店で飲んだことを思い出した。
そうしたらどうしてもその店に行きたくなってしまい、
結局そこで一杯やってしまった。
はじめはビール。それから冷や酒。
大した量は飲んでない。つつましくひとりで晩酌をする。

どうしてこういう安くておいしい店が馬場にはないのだろう。
オレが知らないだけだろうか。
オレの好きな店はだいたい上野とか湯島とか日暮里とか淡路町とか
山手線の東の方にに固まっていて、馬場や新宿にはあまりない。
馬場から山手線の東側に行くのはめんどうなので、
あれがたべたい!と突発的に思っても歯がゆい思いをしている。
いつもいつも馬場周辺の店を開拓したいと思うけど、
なかなかピンとくる店に出会えない。
むーつまらん。

店を出てから言問橋通りをあるく。
もっと歩いてもよかったが、明日は朝から用があるので
日暮里駅に着いたところで散歩を切り上げた。

感傷野郎Aチーム

2005-05-05 (Thu)

あー二日も日記を休んでしまたー。

って、もういいのか。そんなことは気にしなくて。
一ヶ月更新をがんばったわけだが、
笑ってしまうぐらい反響がないので
ちょっとつまらない。(ほんとにちょっとだけネ☆)
かといって、とってつけたように
今更なんか言われるのもアレなわけですけど。

たぶん日記の質が変わってきている。
それもつまらない方向に。
でも、それはしょーがない。
日記が変わるということは
オレが変わわるということと密接に結びついていて、
オレが変わるということは
オレにはコントロールできない。

自分の変化が良い方向に向かっているのか
悪い方向に向かっているのか知るのはもっと時間が経たないと無理だけど、
何かを得て、何かを失っているのは確かだと思う。
「それを取るんだったらこれは返してもらわなきゃいけないね」
やっぱり何もかも手に持ったままでいるのは無理なのかなー。
「荷物はもういっぱいです。何を捨てますか?」

昔は、ほんとに些細でくっだらねーことにいちいちつまずいて
感傷に浸ってなかなか抜け出せないでいることが多かった。
鬱でいることが常態化して、趣味っつーか一種の芸みたくなってたけど、
いまやその頻度が激減した。
馬鹿の一つ覚えのように感傷的になる才能がなくなってしまった。
それは成長というのだと言われてもオレはぴんと来ない。
オレの中に住んでた感傷野郎が死んだんだ、と思う。

そんなわけで、最近あんまりぐだぐだ考えることがなくて、
ホンノーのおもむくままに行動しております。

参考文献

2005-05-02 (Mon)

あ−疲れた。
一日中、でるおとにらめっこしていたが原稿は完成しない。
土曜日に発表をしなければならないので
その原稿を書いている。

一のことを書くには十のことを知っていなければならない。
そんな気がする。
そんなにいろいろ知らないので、調べながら書く。
正確に、嘘は書かないようにとやっていくと
何も書けなくなってしまうので
ほどほどのところでいい加減にしとかなければならない。

論文検索もだいぶ慣れてきて、
プリントアウトだけはとりあえずした論文が増えてきた。
ネットがなかったら、
この文献を探すという作業はどんぐらいメンドウだったことだろう。
ネットの時代に感謝。

発表がせまっているのでじっくり読む余裕はないけど、
参考文献に気を配る余裕はでてきた。
自分の知らないことが
それはそれは広大に広がっているはずだが、
自分の読んだ論文が参考文献に載っているとほっとする。
絶望的に手が届かないわけじゃないのかも、と。

無題

2005-05-01 (Sun)

日曜日。休日。

かるーく仕事はしたものの、わりとだらだら過ごした。
5時間ぐらい昼寝しちゃった。
どーも自分のベッドは魔法だか呪いだかかかってんじゃないだろうか。
起きようと思ってもよっぽど気合いをいれないと起きられない。
なんであんなに意識が朦朧とするんだろう。
酸欠?
すべての意志を腰くだけにされてしまう。

別に寝心地のいいベッドってわけじゃない。
ずっと寝てると腰が痛くなってくるし。
マットレスのスプリングがもうだめなのだ。
新しいのにしたいよう。

2005年の日記
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