ビールくさい

2005-03-26 (Sat)

うーんうーん
くさいよくさいよー
ビールくさいよー
うーんうーん

うなされて目が覚めた。
くさい夢だった。
ビール臭いところでくさいくさい言っている夢。
なのに起きてもやっぱりビール臭かった。

昨日、ビールを頭から浴びせられて、
帰ってきて風呂はおろか着替えもせずに
そのまま寝てしまったのだった。
夢、っていうかそのまんまじゃん。


***


昨日、月刊「アフタヌーン」の発売日でした。
つまり、今月も終盤である、と。
「早い、なぁ・・・」とぽつりと思う。
体がだるい。疲れている。
研究室にいくつもりだったのに結局ごろごろしてしまった。

ごろー
ごろー
むきゃー!
ふとんに抱き着いてその柔らかさを貪る。
窓から日が差し込んで、いい感じに暖かい。
そんな感じでごろごろごろりーな。

今月は忙しかったような気がする。
カレンダーを見返すと、
最初の週は研究室のお引っ越しで、
次の週は教授の退職記念パーティーとその準備で、
その次は千葉大で学会で、
さらに次は広島大学に(日帰り)出張、
昨日は卒業式と謝恩会で今日に至る。

卒業式はオレには縁がないけど、謝恩会には参加する。
研究室を去っていく先輩方を見送る会である。
一歩引いて、ビールを飲みながらそこにいる人々を見ていた。
なんだか残酷だなぁと思った。
研究室に配属されて2ヶ月も経ってないけど、
それでも顔馴染みになるには十分な時間なわけで、
それなのにその人たちは去っていってしまう。

そんな風に感傷的な気分にひたって、
ひとりでぐびぐびビールを飲んでいた。
そして気付いたら感傷はどこへやら、
人の頭にビールをぶっかけたりぶっかけられたりしていた。
ちょっとぐびぐびやり過ぎたようだ。

どうも飲むとはじけるキャラとして定着しつつあるようだ。
心外だなー。
オレはまったりと飲む人なのに。
きっと誰も信じないけど。

日記を書くこと

2005-03-24 (Thu)

以前は“でるお”(ノートパソコン)と“すみこ”(初代iMac)が
どっちも自宅にあったけど、
今はでるおは研究室に置いてある。

研究室でネットをやると、もう自宅ではネットをやる気にならない。
研究室では普通にブロードバンド環境で、
自宅ではいまだにISDN(64kbps!)。
さらに自宅のパソコンはスペックがよろしくないので、
通信速度の律速に輪をかけて表示が遅い。

それで、ネットは主に研究室でやるようになってしまったわけだけど、
当然研究室には人がいっぱいいる。
周りに人がいるなかで、日記を書くのは・・・恥ずかしい。
もちろん画面を覗き込む人がいるわけではないけれど、
街中で服を脱ぐような羞恥心が発生する。
ものの数分でぱぱーっと書けてしまったらいいんだけど、
毎回毎回そんなテンポでは書けない。

というわけで今日は8日ぶりの日記です。

つってもナァ、なに書こうか。
最近は何を書いてもつまらないことのように思えてしまふ。
自分がツマラナイ人生を送っているとは思わないけど、
誰かに対して面白いだろといえる自信はない。
そう思ったら、こんな風に日記を書くのはどーなんだと。

って、何言ってるんですかねぇ。
面白いとか面白くないとかじゃないだろーと。
日記っていうのはそういうもんじゃないだろーと。

で、ここまで書いて、
「こんな弱音なんだか言い訳なんだか甘えなんだか
 よくわからないことを書いて何になるんだ」
と思って消す。

だけど今日は消さないでおいてみた。
まぁそんな感じにメタにあるいは無限後退のごとく
終わりのない思考が続くわけです。

まぁ今日はこの辺で。
最後に写真を2つ残していきます。

「発光するオオアリクイ」



「げんばくどーむ」



自室にて

2005-03-16 (Wed)

胸の中はごったがえしている
どうしようもない
苦しい

傷つくのが怖くてなにもできないなんて、
よくある陳腐なメタファーだけど

嫌になる

のたうち回るその様が
目も当てられない

気持ち悪い
醜い

新しい回路を探さなくちゃ
完全に見失っている

孤独を欲した理由がわかってしまった
愚かだった
わかってしまったらもうだめだ

アカツキヲオボエズ

2005-03-10 (wood)

春眠暁を覚えず(言い訳)

すっかり重役出勤が定着しつつある。

最近は論文読むわけでもなく、
もちろん実験するわけでもなく、
イラレをいじっている。
今週の土曜日にうちの研究室の教授の退職パーティーがあるのだけど、
それの会場案内図とかパンフレットの表紙とか立て看板とか
安請け合いしてはつくっている。
うっかり研究室に何しに来てるんだかわからなくなる。

やっぱこういう仕事すきだ。
イラレを駆使して綺麗な印刷物を作るのが楽しい。
良い出来だとほめてもらえるのもうれしい。
研究者になるのに失敗したら、
どこか小さなところでいいからデザインの仕事をやろうか。
なんて、淡すぎる楽観。

***

今日は新月らしい。
夜空が真っ黒だった。
月がないのに星が見えない。

乱視がすすんで目が悪くなったせいかもしれない。
あるいは、冬が終わって空が透明さを失ったせいかもしれない。

時速4万5000キロの鼻息

2005-03-07 (Mon)

クロールで泳ぐ時の息継ぎの基本は、
我慢できる限り、息を止めておいて、
我慢できなくなっても一気に吐き出さずに
少しずつ鼻から放出して次の息継ぎまでの時間をかせぐ
ということだと思う。

いつもその基本に忠実に泳ごうと思うのだが、
いつの間にか息を止めているのが苦しくて
常に鼻から空気を出し続けるようになってしまう。
空気の垂れ流し。
そんな自分に気付いてもなかなか垂れ流しを止めることができない。
こんな姿を水底から激写されたら、
相当鼻からブクブク泡を出しまくってて
笑い物になるんじゃないかなぁと恥ずかしい。

泳ぎながらそんな自分の姿をイメージしていたら、
ふいにあることを思い付いた。

空気を鼻から勢いよく噴射して、
その反作用で推進力を得ることはできないだろうか?
それはつまり、鼻を噴射部に見立てた人間ロケットである。
もしこれが実現すれば、
手足をばたつかせることなく泳ぐことができるじゃないか!

名案でないこともないだろうと思った(と思うことにしてる)。
で、やってみた。

水の抵抗を最小限にするために体と足を一直線にして
ピンと伸ばし、鼻から空気を勢いよく噴射!
もちろん純粋に鼻から得た推進力だけで進めなければ意味ないので
手足は動かさない。

もしこの人智を超えた試みが成功したときにはこういうつもりだ。
「やっぱり底は青かった」

さて、このおそらく人類初の発射実験の結果だが
・・・・・何十回やっても失敗だった。
まったく進まない。
1ミクロンも進まない。
てゆか沈む。
いっきに鼻から空気を吐き出したら噴射はそれで終わりなので、
加速も何もあったもんじゃない。

何が人智を超えた試みだ!
人智を「外れた」だろ!
無理に決まってんだろ!(自虐モード)

これって、「おならで空を飛ぶ」のと同じレベルですよね・・・。

鼻からブクブク泡を出しながら泳いでる姿より、
鼻から出る空気で推進力を得ようと試行錯誤する姿の方が
よっぽど恥ずかしいと、後で気付く。
モテない度が100ぐらいアップした気がします。

口惜しいので少し物理的に考察してみる。
水の中だと抵抗とかあって厄介なので、
水どころか大気すらない真空の宇宙空間を考える。
もちろん無重力。
その宇宙空間で勢いよく鼻息を放出して
推進力を得るにはどうしたらいいか?

仮に肺いっぱいに溜めた空気を瞬時に吐き出して、
体が人が歩くスピード(時速3キロ)で動き出すには
どれぐらいの速度で鼻息を出せばいいか考察する。

肺の容積はよく知らないけど、とりあえず、
思いっきり吸って吐くと3リットルの空気を
吐き出せるとする。
空気の分子量を30として3リットルの空気の重さは
だいたい4g。
(・・・この時点でもう先が見えてる・・・。)
鼻息を出す人の質量は60kg。

ものすごーく大雑把な計算だけど、
運動量保存則をつかって

4g × V = 60kg × 3km/h
∴ V = 4万5000 km/h

ええ、もうなんか、下らないことばっか考えててすいません。
とりあえず、このテキトーな考察によると
宇宙空間で歩く程度のスピードで動くために
鼻息の推進力を使うとしたら、
時速4万5000キロの鼻息を放出しなきゃいけないみたいです。

まぁでもほら、燃料代かからないし、
公害とかもおきないし、クリーンで安いエネルギーであることは
間違いなしっすよ。
そう近くない将来に宇宙で迷子になった時のことを想定して、
いまのうちから横隔膜を鍛えておくのはいかがでしょう?
お勧めはしませんが。


P.S. よい子のみなさんは本当に実行しないで下さい。
本当にやったら推進力がどーのという以前に
鼻がぶっとびます。
鼻がなくなっちゃいます。

上書きは忘れずに

2005-03-03 (Thu)

幸せな夢がみたい
夢でいいから

***

今日は朝から寒気がして
鼻水がだーっとでて、くさめも連発で
具合が悪かった。
結局、やる気はでないし、頭も回らないので
さっさと帰ってきてしまった。

ここ数日は研究室が「お引っ越し期間」で、
荷物をあっちからこっちに、そっちからあっちにと
てんやわんやだった。
それに昨日は、なんでかわからないが
引っ越しのどさくさにまぎれて
研究室内のLANのネットワークが機能しなくなって、
ただでさえ散らかっている部屋の中を
乱雑に、縦横無尽にはしっているLANケーブルを
ひっこぬいたりひっぺがしたり抜いたり差したり
おっかけたり覗き込んだり・・・
とにかくひっちゃかめっちゃかになりながら
なんとか復旧したりと、とりあえず疲れる数日間だった。

そんなわけで全然論文を読んでいない。
だから今日、いざ読みはじめようとしても
いったい今まで何を読んでいて、
どういうことが理解できて、
どんなところをもっと勉強しようとしていたのか
思い出せなかった。
上書き保存しないでアプリケーションを終了したみたいに。

***

最近日記を書くのが難しくなってきている。
これを見ている人の日常からある程度遊離していて、
だけど今の自分に切実な事を書きたいのだが、
その共通部分が小さくなった。

まぁ読んでくれる人が増えるのは
単純にウレシイのは確か。

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