フェムトセカンド過去ログ

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■2008/1/17 木曜日

EPSPと活動電位

フェムトセカンド 2008.01.08
前の日記で書いた、脳は確率論的な写像をしてるんじゃないかという話とそっくりの話を最上さんが書いていた。
最上の日々 12月28日(金)
「そっくりな話を書いていた」、というよりは、以前最上さんの日記で読んだのをいつのまにか自分で考えたことかのように思ってしまったのかもしれない。
この件に関してコメントくれたIくんありがとうー。
脳は確率で計算している!ということは、オレはベイジアンだということになるのかな。スーパーバイザーをはじめ茂木研の人の多くは「確率なんかぶっつぶせ」なのでオレってば異端児だー。

金曜日に記憶研究会で発表するため「The Hippocampus Book」という本の10章:シナプス可塑性の章を読んでいる。正直、専門的な内容とばりばり電気生理学の内容なのとで、うんざりしながら読んでいた。というかちっとも内容が頭にはいってこない。だけど、すずかけ台からの帰りの電車の中で読んでいたら、やっと分かってきた。

EPSPというのは興奮性後シナプス電位のことで、神経科学の初歩の初歩だが、ぼんやりとしかこの単語の意味が分かっていなかった。だけど、やっとこの単語が持つイメージがわかった。EPSPが生じることとそのニューロンが発火することは別のことなのだ。という当たり前なことがやっと了解された。いままで、EPSPが活動電位を発生させるイメージが頭にあったのだけど、そうじゃなくて、たくさんのシナプス入力があって、その各シナプスでEPSPが生じ、その総和が閾値を超えたときに活動電位が発生するのだ。LTPによってEPSPが増強されるということは、それだけ、活動電位が発生しやすくなるということだ。

今日は豚の生姜焼きを作った。醤油につけすぎてしょっぱかった。

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Author: 野澤真一 / Nozawa Shinichi
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