フェムトセカンド過去ログ

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■2007/3/5 月曜日

パスポート申請、人格障害の本

昨日は美容院から帰ってきて実家でご飯を食べて、部屋でごろっとなったらそのまま泥船が沈むみたいに眠気が襲ってきて、泥酔したみたいになった。見かねた妹が布団を敷いてくれて、そのまま着替えもせずに寝てしまった。サンクス・マイシスター。

そのお陰で、久々に深い眠りができて起きたら気持ちが良かった。パスポートの申請作業もとてもスムーズにいった。越谷市役所に住民票をとりに行ったら、パスポート申請にはもう住民票はいらなくなったのだと言われた。住基ネットとやらのお陰らしい。越谷市が住基ネットを導入していたなんて知らなかった。別の理由でも住民票が欲しかったので、一枚だけ発行してもらった。前回のパスポート申請の時の経験から、あんな紙切れ一枚出すのにも優に30分は待たされるのを知っていたので、待ち時間の間写真を撮りにいった。市役所から駅前まで歩きながら前回のパスポート申請のことを思い出していた。住民票を受け取るまでにものすごく待たされてイライラしたこと、住民票や戸籍抄本の取り方がよくわからなかったこと、書類に不備がないかどうか神経をとがらせて疲れたこと、そのパスポートをとったらタイに行く予定だったこと。古いパスポートの発行日の日付をみて、何故10年ではなく5年のパスポートを発行したのか理由がわかった。20歳未満は5年のパスポートしか申請できないのだけど、あの時はまだ20歳になっていなかったのだ。
埼玉県/パスポートの申請案内

春日部のパスポートセンターへ。最初、勘違いして春日部市役所に行って受付の人にパスポートの申請はどこですか?と聞いてしまった。思えばこのミスを前回もやったような気がする。パスポートは春日部、という考えしか頭になかったのだ。申請は極めてスムーズにいったが、写真のことで気になる点が発生した。眼鏡をかけたまま写真を撮ってしまったのだが、このような特徴的な眼鏡だと入国審査の際に眼鏡なしでは咎められるかもしれないとのこと。10年も眼鏡を変えないことは考えられないので、撮り直すことにした。その人は親切に近くの写真屋さんを紹介してくれた。

パスポートセンターからすぐ近くにあるその写真屋さんはおじさんと若いお兄さんがいた。たぶん親子なのだと思う。写真撮影は入店して1分以内に始まり、2分以内に終了した。デジカメの一眼レフで、撮影した画像はそのままMacに表示され、「二枚のうちどちらがいいですか?」と聞かれ左とこたえると、あとは顔の大きさがちょうどいいサイズになるように調節され、プリンタにデータが送られた。3分ほどおじさんと立ち話をしていると、事務机二台分ほどの大きさもあるプリンタが動き出しオレの顔写真がはき出された。驚くほどの滑らかさと素早さである。おじさんはとても気さくで「そうかい博士まで行くのかい。どっぷりやる気だな」とか「東工大は町田のほうにもキャンパスがあるのかい!」とか「どうだい、うちの写真はきれいだろう?」とかそういうことを話した。

春日部から戻る途中に会社に寄った。親父とホームページ更新のことや、新しいバーコードリーダーのこと、滅菌のことなどを話し、一緒に蕎麦屋で昼を食べた。こうして昼に親父と蕎麦屋に行くのは久しぶりだなあ。

そうして今日はわりと早い時間に菊名に戻ってきた。帰ってくる途中に渋谷に寄って本を買った。Book1stで「独習UNIX」と「プログラミングPerl 1」。半ば衝動的に買ってしまった。なんだかそろそろ必要であり手に入れるのが適切な時期だと思ったのだ。わりとお金が飛んだ。今月は大阪でスプリングスクールと茂木研の合宿もあるからかなり出費の多い月になりそうだ。

「人格障害かもしれない」という本を読み終わった。最近、精神的な病気について興味を持っていて、この間読んだうつ病の本の次に選んだのがこれだった。統合失調症に関する記述を期待して読んだのだけど、人格障害というのは統合失調症とは別の病気で、統合失調症についてはほとんど記述がなかった。いささか内容が薄い本だった。読後の印象としては本の厚みの半分程度しか読んでないような感じ。それでも、いくつか勉強になったことはあった。以前から気になっていた「DSM-IV」という言葉のことが少しわかった。論文を読んでいると頻繁に出てくるDSM-IVというのは精神疾患の基準になる公的に認められた本だぐらいの認識はあったが見たことも触れたこともなかった。「DSM」は「The Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders」の略で、このページ(はてなダイアリーのキーワード)に詳しい。「アメリカ精神医学会」で定義している精神疾患の分類と診断のマニュアルと基準。本の中でDSM-IVの分類や定義が載っていて参考になった。またSNRIという単語とかatypicalを非定型と訳しているところとか、治療に用いる薬は抗不安薬とか抗うつ薬などを使うということが発見だった。「向精神薬」でググったら精神科で使われる薬(向精神薬)の話というのが出てきた。これを見て初めて向精神薬の「向」という字に注意が向いた。「抗」ではなく「向」なのである。うつ病の時と違うのは薬による治療の手段がなくてカウンセリングが主な治療法になるということだ。つまりそれがどうして起こるのか全然わかっていないということだ。

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This web site names フェムトセカンド / femto second = 10-15 秒 .
Author: 野澤真一 / Nozawa Shinichi
since 2006/4/1