過去ログ一覧 |
フェムトセカンドトップへ |
http://melonsode.fem.jp/
来週、沖縄の戦跡を巡礼するという行事に参加するので大慌てで飛行機のチケットをとった。前々からとらなきゃなーとは思っていたが、行事の終了後も沖縄に滞在してすこし羽を伸ばそうかと悩んでいてなかなかチケットをとれなかった。結局は、そろそろとらないと正規料金で買わされるという時間的切迫と、南の島でバカンスしたいという気分ではないことに気付いて、その行事だけ参加して帰ることにした。
修論が終わったらきっといろんなことを楽しむぞ!と思っていたはずなのに、なんかどうもそんな気分ではなくて、ぼんやりとしたつまらなさを感じながら過ごしている。収穫が終わったからさあ収穫祭だ、と意気込んでも、大した収穫もないのでいつもと変わらぬ晩餐だったりするかのように。真綿で首を絞められるような微かな息苦しさが、気のせいのようにまとわりつく。
今日はボーイスカウトのハイキングで、寒空のもと、東武野田線南桜井駅から松伏経由で愛宕駅まで歩く。ほんっとに寒かったな、今日は。最近、着々とボーイスカウト活動に対するコミットメントが増えてきている。今の自分を取り巻くものは、オレが気を緩めると手からこぼれ落ちてしまうものばかりだけど、この活動だけはほっといてもこぼれ落ちることはなくて、よほど積極的に投げ捨てない限り残り続けるのではないかと思う。それは、いい意味ではなくて。いろいろと疲れてしまって、保持することを諦めてしまったあと、地元でてきとーに就職して、することといったらボーイスカウト活動しかない、みたいな生活を送ることになるのかもしれない。そういう予感がときどき頭をかすめるのが、たまらない。
もう少し実家の方でやりたいことはあるのだが、明日は修論ポスター発表&卒業パーティ、あさっては博士課程の進学試験があるので戻らなければならない。昨日は会社のバーコード読み取り端末に乗っけてあるアプリケーションに修正を施す作業をしたのだけど、それを実際に端末に実装しての動作テストや会社の人との細部の詰めの話し合いをしたかったけど、できなそう。会社の仕事にしても他の何にしても、中途半端のまま止まってしまったり、他の人の手に渡ってしまったりすることが多くて、不甲斐なさに泣けてくる。身から出た錆が目に沁みてるだけなんだけど、やるせないなあ。達成感よりも無力感が優ってしまう。
This web site names フェムトセカンド / femto second = 10-15 秒 .
Author: 野澤真一 / Nozawa Shinichi
since 2006/4/1