フェムトセカンド過去ログ

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■2007/10/20 土曜日

メモ

アンデス山脈で発見された「氷の乙女」、生前は太らされていた
という記事をたまたま発見し、食生活の変化をどうやって推測したのかきになってもとになっている論文にあたってみた。
Stable isotope and DNA evidence for ritual sequences in Inca child sacrifice
論文をざっと読んだ感じだと毛髪を15mmに断片化してその中に含まれるN,O,S,Hといった安定同位体の含有量から推測しているみたいだった。なんだ、ふつーだな。DNAを抽出してどうのということが記事にはかいてあったのでEpigeneticな解析でもしたのかと思ったがそんなことはしてなかった。

以下、ネットの記事の全文引用。
【Technobahn 2007/10/2 19:29】1999年にアンデス山脈にある標高6700メートルのユーヤイヤコ山の山頂付近で見つかっ た「氷の乙女(La Doncella)」と呼ばれている今から500年前のインカ文明の少女のミ イラは、神への生贄として捧げられる1年程前から栄養度の高い肉などの食事が与えら れて太らされていたことが2日、米ブラッドフォード大学の研究グループが専門誌 「Proceedings of the National Academy of Sciences(PNAS)」に発表した論文によ って明らかとなった。

  ブラッドフォード大学のAndrew Wilson博士を中心とする研究グループは、「氷の乙女」 から採取された髪の毛から抽出されたDNAと放射性同位体を分析することによって、 「氷の乙女」はそれまで、野菜やジャガイモなどの食事が中心だったものが、死亡する 1年程前を契機にして乾燥したラマの肉などの「上流階級」の食事を摂取するように食 生活が変化していたことを突き止めた。

  研究グループではこの食事の変化から、インカ文明はヒトを神への生贄として捧げる際 には、突然、生贄となるヒトを選ぶのではなく、生贄の儀式を行う数ヶ月前に予め、生 贄となるヒトを選び、選ばれた生贄はその後、数ヶ月は上流階級しか食べられないよう な食事をしながら生贄の儀式の時まで最後の時間を過ごしたのではないかと述べている。

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This web site names フェムトセカンド / femto second = 10-15 秒 .
Author: 野澤真一 / Nozawa Shinichi
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