フェムトセカンド過去ログ

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■2007/7/21 土曜日

洋風おじやの朝ご飯

昨日、すっごい久々にゼミに出た。気がする。けど、一週間あいただけか。恩蔵さんが創造性の話、田辺さんがPTSD患者に対してアドレナリンブロッカー(propranol)を投与すると情動反応が変化する論文の話、張さんが知覚できないほど高頻度でflickeringする視覚刺激をみたときに視覚野のうちVOというmedial occipital visual areaのみが意識表象との相関を示す論文の話。

普段のゼミだと人数が多くて机のある席に座れずにはずれた場所にイスだけで座ることになるのだけど、今回のゼミは参加人数がすこし少なめで、机に座ることができた。なので、久々にゼミを真面目にやる気が起きて、いろいろ発言してみた。机に座れるだけでずいぶん話を聞くときの集中力が違うし、議論に対する積極性が増すので驚いた。

基本的に僕は人と近い距離に居るのが嫌いなので、席が余っていてもそこに人が密集していると感じていると「遠くでもいいや」という考えになってしまう。なのでゼミはいつも机から離れたイスだけの場所に座ることになる。そして決まって「自分がこっちに座った方が周りの人に迷惑かけなくていいに違いない。オレがみんなの輪の中にいるよりも他の人が輪の中にいる方が実りのある議論になるはずだ。」という卑屈めいた言い訳を自分自身にする。そんな風に自分を納得させるのだが、能率の違いを実感するとやはり輪の中に入った方がいいのかなと思ってしまう。だけど、無理矢理輪の中に入れば誰かがはみだしてしまうだけであり、誰がはみ出してもきっと自分は罪悪感を感じてしまうのでそうはしないだろう。きっとオレと同じくいつも輪の外のイスに座る石川も同じことを考えているのだと思う。

まあそれはともかく昨日は久々にやる気が出て、よく発言したわけだが、オレが発言するとだいたい苦笑のような反応が起こる。「まあ野澤君は修士二年でまだまだこれからだから」的な苦笑。それがすごくくやしかった。

田辺さんの紹介した論文が個人的に面白かった。emotional stateとか情動反応とかの関連を思い浮かべると面白いと思うのだけど。僕は勝手にあの論文をExplicit memoryの想起によって起こるemotional responseがアドレナリンブロッカー投与の結果、変化したのだと解釈した。つまりCS-USのUSが変化したのだと思う。おそらくあのようなemotional responseの変化で情動反応から脳にフィードバックが起こると、以前よりも和らいだ感情になるのではないだろうか。そしてそれは治癒に役に立つのではあるまいか。

今日の朝ご飯はご飯とみそ汁が余ったのでおじや。しかも洋風おじや。どういうことかというと、カマンベールチーズをおじやの中に落としてみた。洋風おじやというよりはリゾットの方が近いかも知れない。チーズがつくるご飯のネットリ感が良い感じでした。

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This web site names フェムトセカンド / femto second = 10-15 秒 .
Author: 野澤真一 / Nozawa Shinichi
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