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昨日は知能システムか学専攻の今年度(2007)最後の専攻説明会だった。珍しく茂木さんがそれにでるというので、すずかけに参った。ポスターの前で学部生を相手に茂木さんがいつもの調子で説明をして、最後の頃には軽く人だかりができていた。
説明会終了後、D部屋で研究の話を茂木さんに聞いてもらった。茂木研に入って一年とちょっとたった今にしてやっと、そのような機会に恵まれた。そんなことはどうでもいいと、あなたは言うかもしれないけれど。ホワイトボードの前で実験の説明をして、実験データをまとめた図を貼って、すっごい早口でしゃべった。しゃべればしゃべるほど上手く伝わっていないような気がして、さらにしゃべってしまって頭の中の声と口から発している声とがこんがらがる。
自分が「自己相関の図」と呼んでいるものが実は普通の意味での「自己相関の図」ではないのかもしれないとわかった。新しい図の描き方を2,3提案してもらった。茂木さんが以前から「履歴依存性をみろ」と言っていたのはわかっていたのだけど、その具体的な意味がやっとわかった。
昨日そうやって喋ってみてなんだかふっきれたような気分になった。自分のやっている研究にまったく自信が持てなくて、「自分はなんてくだらないつまらないしょうもない研究をしているんだ!昔の研究室のやつらが見たらきっと笑われる!あんなことをするためにあいつは研究室を出て行ったのかと笑われる!」と思っていたけど、もうそうやって気にするのにも疲れたというか、実際このみすぼらしい姿を受け入れる以外はないんだと、学会発表間近のこの時期にやっと悟った。泣いても笑ってもこの内容で公の場で発表するのである。恥ずかしいだのなんだの言っていられなくて、これがわたしが1年とちょっとの間考えた成果ですと、笑いものになるのを覚悟でありのままの姿を晒すしかないのでしょう。
それはさておき、最近は自炊に精を出している。これまで一年間と3ヶ月の一人暮らしを通して、それまでの自分の不摂生が表面化してきているのを感じている。やはり自分は食事をぞんざいにしすぎていたなあと。「砂糖は脳の栄養〜」というキャッチコピーが流布しているけど、あれはよくない。砂糖が脳の栄養になるのは確かなんだけど、だから砂糖をいっぱいとりましょうというのは良くない。砂糖のようなエネルギーとして利用しやすい形の糖質ばかり摂っていると、脂肪やグリコーゲンなどのエネルギーとして利用しずらいものを変換する機能が衰えていく。そうすると利用しやすい糖質ばかりに頼る体になってしまい、持久力がなくなり疲れやすい体質になってしまう。最終的には血糖の調整機能が崩壊して低血糖の状態になり、精神疾患の症状を呈するようになる。
診たて違いの心の病―実は栄養欠損だった!
溝口 徹 (著)
溝口先生の本を読み終わった。
This web site names フェムトセカンド / femto second = 10-15 秒 .
Author: 野澤真一 / Nozawa Shinichi
since 2006/4/1