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斉藤 勇、図説心理学入門を読み終わった。脳科学の勉強をはじめてからずっと心理学のことが奥歯にひっかかった食べ物の残りカスみたいにずっとひっかかっていた。一冊読み終わってそれがやっととれた。特に目新しいことはなかったのだが、心理学の得体の知れなさは晴れた。
渋谷をぶらぶらした。映画が見たくて、シネマライズとユーロスペースに両方行って、ユーロスペースでやっていた「COMANDANTE」を見た。
以下、ウェブサイトからの転載。
http://www.eurospace.co.jp/detail.html?no=83
http://www.alcine-terran.com/comandante/
アメリカが上映を拒絶した問題作
アメリカ社会の権力構造とメディアの暴力に取り組んできたハリウッド屈指の“社会派監督”オリバー・ストーンが自らインタビュアーをつとめ、アメリカと国交を持たぬ隣国、キューバの最高指導者であり、20世紀最後の革命家フィデル・カストロに真っ向から挑む、1対1の真剣勝負。同志チェ・ゲバラとの悲しい別離や、一触即発の緊張が全世界に拡がったキューバ危機の真相、そして謎につつまれた私生活に及ぶまで、穏やかだが時には批判的で容赦ない質問を投げかけるオリバーと、ナイキやハリウッド映画『タイタニック』が大好きなどお茶目な一面を見せつつ、ある時は真摯に答え、またある時はうまくかわすカストロとの会話の攻防。この長時間にわたる密着取材は2人の間に確実な親近感を作り出し、半世紀にわたる政治の変動と戦いつづけてきた「ちいさな強国」の指導者の素顔が今はじめて世界に向けて映し出される―
世界各国の映画祭で上映されたにも関わらず、アメリカ本国での公開が禁止された。それは、アメリカ政府にとって「不快」であり「批判的」であるという理由であった。
スペインのTV局がオリバー・ストーン監督へ、フィデル・カストロのインタビューを打診したことから、このプロジェクトがスタートした。カストロは「いつでも撮影をやめることが出来るなら」という条件の下、このインタビューに同意した。製作チームは30時間以上にも亘りインタビューをおさめたが、カストロはただの一度もカメラを止める要請はしなかった。2003年1月のサンダンス映画祭にてプレミア上映され、その後もベルリン国際映画祭をはじめ数々の映画祭にて上映されたにもかかわらず、アメリカ政府の「検閲」によってアメリカでの上映は禁止された。
2006年7月、フィデル・カストロは病に倒れ、現在政治的権限を暫定的に弟のラウル・カストロ第一副議長他に引き渡している。
オリバーストーンとキューバの議長フィデル・カストロの一対一の対話。 カストロがかっこよすぎる。 この人が頭だったら、ついていっちゃうかもしれない。 オリバーストーンはとても良いインタビュアーで 鋭い質問をバシバシ。 畳み込むような、挑発するような、誘導尋問のような質問を敢えてする。 それにカストロは一切はぐらかすことなく、フルスイングで打ち返してゆく。 そこにはごまかしがない。 そして、インタビュアーも予想しないような豊穣さで答えが返ってきたりする。カストロの言葉はいちいち誠実で正確で明晰だった。 宝石のような言葉がいくつもこぼれ落ちていた。
映画を観た後、再びぶらぶら。鼻炎の薬を買った。渋谷のその店で以前買ったことがあって、それが自分の体に合っていた。他の薬局ではその薬が売っていなくて、それに似ていそうな薬を自分の独断で買っていたのだが、はずればかりだった。そんな経緯をその店のおばさんに話すと、いろいろ教えてくれた。普通の鼻炎薬、この鼻炎薬、オレが適当に選んで買っていた鼻炎薬、3つは違うものだった。それにしてもそういう違いをよくわかったわね、と感心された。最後に、暖かいものを食べなさいと言われた。
さて次はどこにむかったものだろうか。
This web site names フェムトセカンド / femto second = 10-15 秒 .
Author: 野澤真一 / Nozawa Shinichi
since 2006/4/1