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タイトルに特に意味はありません。
後輩が課題で困ってて、一緒になってプログラミングをやった。それは後輩の書いたプログラムを修正していくという作業だったんだけど、それをしていたら自分でもプログラムを書きたくなってしまった。それで菊名から実家に帰ってくる電車の中で夢中になってやって、越谷に着く頃にできてしまった。その成果がこの図。
いちおうどんなプログラムか説明を書いておく。自発発火する5個のニューロンがあって、それがそれぞれ独立に確率0.006で発火する。その5個のニューロンの発火はひとつのニューロンに投射していて、そのニューロンの活動電位をシミュレーションするというプログラム。発火している入力細胞の個数に応じて出力細胞のコンダクタンスは変化し、発火している細胞が多いほどその出力細胞の電位上昇は頻繁に起こり、電位が閾値を超えると発火する。グラフ中のピーンと細長く高く伸びているのが発火した時で、その直前のギザギザした部分が入力細胞からの入力を表している。電位変化はホジキン・ハクスレー方程式を離散化したもので計算する。
この課題はオレも去年やった課題だ。そんな過去の経験はあったものの、それにしてもこのコーディングにかかった時間の短さはなんだ!とびっくりしたし、うれしかった。後輩がJavaと格闘してヒーって言ってるのを見て、その苦しみが手に取るようにわかる。まだインスタンス化を理解してないとことか、関数に引数を渡すことを知らなかったりとか。でも去年の自分よりは飲み込みははやいみたいで、今回の課題をJavaで書いているのがすごい。去年の自分はJavaでは書けないからCで書いたのだから。Javaをそれなりに書けるようになるまでにかなり苦心惨憺した経験があるからそれで学んだことを伝えられたらなあと思う。
学振の書類やそのほかいろいろ待ったなしな感じになってきた。がんばるぞー
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Author: 野澤真一 / Nozawa Shinichi
since 2006/4/1