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昨日の日記には「またあとで」と書いてあるが、またあとで何を書きたかったのか覚えてない。今までの経験から、「書きたいことがあるんだけど、時間がなくて書けない!時間が出来たときに書こう!」と思って先延ばしにしたことは99%ぐらいの割合でもう二度と書けない。書きたかった内容は思い出せる場合もあるが、その場合でも書きたいと思う気持ちを思い出すのはほとんどできないからだ。
それはつまり、情動状態を意図的に再現することが出来ないということだと思う。エピソードとしての記憶は思い出せても、当時の自分がそのエピソードに接したときにどういう情動状態(emotional state)を起こしたのかは思い出すことはできない。例えば、一時期ある歌手に熱狂していたけどしばらくしたら冷めてしまった、というのが似ている状態かもしれない。熱狂していたという記憶はあっても、熱狂していた頃の高揚した気分は思い出せない。だって、その高揚した気分になれたらまだその歌手に対して熱狂しているということになるんだから。
書きたい内容がその人に書こうとさせるのではなく、書きたい!という欲求(あるいは情動、emotional state)がその人を突き動かすのだ。
また選挙のために実家に帰ってきている。選挙はものの5分で終わるので、ゆるーく過ごす日曜日になってしまった。両親とユニクロに行って、スーパーで買い物するのに付き合って、テレビを2時間ぐらいみて、久しぶりに家族団欒でごはんを食べて、お風呂に入って、妹とデジカメをいじって、とかそんな他愛のないことをして、何一つ何か意味のありそうなことをやらなかった。なかなかエンジンがかからん。
これはつまり、何か自発的に仕事をするというのも、やることがあるからするのではなくて、焦りとかやりたいという衝動とかそういう情動状態があってはじめて行動を開始できるのであり、そういう情動状態を意図的に生起するのは難しいことなんだろうと思う。
米国に臨床医学留学したいわけではないが、ためになるのでメモ的にリンクを張っておく。
http://blog.livedoor.jp/med_nyc/archives/50366367.html
とんかつが食べたい。
This web site names フェムトセカンド / femto second = 10-15 秒 .
Author: 野澤真一 / Nozawa Shinichi
since 2006/4/1