フェムトセカンド過去ログ

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■2007/2/3 土曜日

全訳終、理解の精度、売れ残りすぎの太巻き

カンデルの全訳が終わった。次はスライド作りだが、やや難航している。明日、一気呵成に仕上げようと思う。かなりいいのができそうだ。

カンデル43章:基底核 PDF, 1.5M
Eric R. Kandel: Principles of Neural Science, Chap.43: The Basal Ganglia, translated in japanese.

昨日だかおとといだか、「カンデルばかり読んでいたのは意味なかったかな」と書いたけど、意味なかったのは読んで理解した精度が低かったせいもあるなと思った。よく「学校で習った事なんて何にも役に立たなかったぜ」「三角関数や微分積分を知っていて、どんな役に立つっていうんだ」という人がいるけど、それは半分あたっていて、半分あたっていないと思う。オレが思うに、役に立たないのは、役に立つ程度までに理解できていないからだと思う。つまり、知識を何かの役に立てるにしても、それにはそれなりの精度と深さがいると思うのだ。表面的に知っているだけではダメで、本質的なことを”わかって”いないとダメなのだ。

オレがいままでカンデルで学んだこともそうなのかなと思った。役に立たせる程度までに精度良く理解できていないのだと思う。カンデルのある章を読んでみんなの前で発表するという経験は、すでに10回ぐらいはしていると思うが、回を重ねるごとに一章読むのがラクになり一章を読んだ後の理解度も深まっていると思う。今回読み終えた基底核の章の理解度は今までに比べて特に高いように思う。そうなった今思うのは、今まで読んでいた章はわかったうちにはいんないなということで、それなら役に立たないのも当然だよなと思った。

夜遅くにスーパーに行ったら、太巻きがとても大量に売れ残っていて、すべてに半額シールがはってあった。作る数量を1桁間違えたんじゃないか(例えば100個つくるところを1000個作っちゃったんじゃないか)という勢いでたくさん残っていた。節分の日に太巻き(恵方巻き)を食べるという習慣が何故か数年前から発生した。きっとだいぶ昔にはあって、それが人々にとってリアルな習慣だったのだろうけど、現代においては完全に廃れていたはずだ。なのになんでいまさらとってつけたように復活させたのだろう。突発的に売り上げを伸ばそう、というコンビニの下心がみえみえだと思う。おそらくは、誰しもそう思うからああやって大量の太巻きが売れ残るのであろう。いみじくなりてわろし。

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Author: 野澤真一 / Nozawa Shinichi
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