過去ログ一覧 |
フェムトセカンドトップへ |
http://melonsode.fem.jp/
「MATRIX revolutions」はデジャビュを感じまくりの3時間だった。いろいろ思うところはあるけど、こういうところ(all Cinema online)に書いてある感想でほぼ網羅されていると思うので敢えて書かない。ただ一つだけ、日常の風景がむしろ不気味な違和感の漂う非日常の世界に見せる手腕はすごいと思った。
これを作った人たちはよく頑張ったと思う。ただやはり、世界に新しい何かを付け加えたか?という意味では第一作以外はダメだったように思う。そういう意味では第一作は類い希な作品だったと改めて思う。もう一度見たくなった。
今日は博士論文公聴会。柳川さん、恩蔵さん、小俣さんの晴れの発表会である。これが博士号をとる上での最後の関門である。一人発表30分、質疑応答30分のたっぷりとした時間のなかで行われる。その様子は茂木さんのブログに書かれると思うのでそちらを参照してください。
今回、柳川さんの発表を聞いて、やっとこの人がどんな研究をやっているのかわかった。すごく面白そうなことをやっていたんだ!と思った。single-state hypothesisとatractor-state hypothesisのどちらが自発発火を説明するか?up state, down stateはどうして遷移するのか?メキシカンハット構造の仮定とsynaptic depressionの条件を入れることでパッチ状のニューロン群の発火が動き続ける様を再現。スモールワールドネットワークと同期性。なかなかに見物だったように思う。特に、スモールワールドネットワーク性をかなり踏み込んで議論していたように思えて感心した。
終了後、博士号取得のために必要な書類にサインをしてもらっている三人の図。この光景がまさしく幸せそのもののような気がして思わず写真を撮ってしまった。まだ冬だけれど部屋は暖かくて、長い苦学の末にいよいよ外に巣立っていくの図。その雰囲気の暖かさや多幸感、穏やかさがたまらなく幸せそのものという感じがした。一人で馬鹿みたいに、感動的である事よ、とジーンとしてた。
みんなですずかけの憩いの場「てんてん」に移動して天ぷらを食す。ビールで乾杯し、日本酒に移行した。昼なのに。頼んでいいよといわれたので平目のお刺身を頼んでみた。おいしかった。てんてんはおいしいお店です。
夜は豚旨辛焼定食を食べた。(渋谷の)TSUTAYAでブレードランナーを借りた。
This web site names フェムトセカンド / femto second = 10-15 秒 .
Author: 野澤真一 / Nozawa Shinichi
since 2006/4/1