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今日から試験期間です。
が、ここ3日間、風邪で伏せっていたのでなんの準備も出来なかったです。 無念。申し訳程度に、試験前にプリントをぱらぱらみただけでほぼ丸腰で試験にのぞみました。 とにかく、書けることを書いてきた。
こんな問題でした。
1、同期発火によって複数の情報が統合されるという仮説を説明し、実験データも説明せよ
2、Brain Machine Interface について説明し、その考えの基礎のひとつとなった「運動方向の方向符合化説」も説明せよ。
こういう問題は答えづらいし、非常に勉強するのが難しいからいやだ。 だけど、本質的なことを理解しているひとにとっては、難しいことではないし、 勉強する必要もないことなのだと思う。こういう問題にいかにきちんと答えられるかで、 そのひとがメッキかどうかわかってしまったりするのだと思う。
オレのメッキは、半分くらいはがれたかな(汗)
3日間、風邪で伏せってたと書いたが、火曜日は頑張って起きて、 茂木さんと梅田望夫さんの対談を聞きに行ったのだった。つい最近、梅田望夫さんの「ウェブ進化論」 という本を読んだばかりだったのでタイムリーだった。
話はよく盛り上がっていたと思う。茂木さんは、週刊誌のような紙媒体が決定的にダメなのはアーカイブ性 (容易に検索可能な蓄積・保存性)がないことだといっていた。その通りだと思う。 紙媒体には紙媒体の良さはあるからこれからも残るとは思うが、 2週間ぐらい経ったらちゃっちゃと電子版をネット上で配信すべきだと言っていた。 梅田さんは、「そういうことを会社の偉い人に説明しても絶対通じない」のだという。 ネットで無料配信なぞをした日にはいっきに売り上げが落ちると思っている。 だからもうそういうことは若い人に任せるしか無くて、「生物学的解決」を待つしかないと言うこと。 もうひとつ、印象的だったのは日本とアメリカはぜんぜん混ざり合わなくて、 水と油の関係なのだと梅田さんは言った。たえず振っていないと完全に分離してしまうとのこと。 バブル崩壊で景気が低迷していた時期はほとんど分離していたという。 いま、「失敗の本質」という本を読んでいるが、そこでも日本軍と米軍の組織の在り方の違いがとても露骨で、 わかる気がした。それから、茂木さんが英字紙はすべての記事に署名がついているのに、日本のにはそれがない! と叫んでいた。「毎日」だけが署名している。英字紙は基本的に誰もが新聞の記事を書くことができる。 しかし、日本は内部の人間しか記事が書けない。そこらへんを鑑みるに、英字紙はその始まりから 2.0だったんですねといっていたのが新鮮だった。
対談終了後、梅田さんにはサインをいただいた。ありがとうございます。 この本はうちの親父に謹呈する予定。ちなみにこの対談はAERAに載るそうです。何週間先かわからないけど。
今日は、試験の後、コンタクトレンズを買った。一日使い捨て。 非球面レンズというのにしてみた。前のより、クリアにものが見える気がする。
This web site names フェムトセカンド / femto second = 10-15 秒 .
Author: 野澤真一 / Nozawa Shinichi
since 2006/4/1