１０月後半

□□□■■■■■ひとりごち■■■■■□□□
2003-10-18 (Samstag)

最近になって、ハミルトニアンとか演算子とかいうものの意味がわかってきた。
前期で習ったものだけど、何がありがたいのかわからなかった。
行列の固有値固有ベクトルと結び付くのがわかったときは軽くショッキングだった。
ハミルトニアンがわかると、オブザーバブルもわかるようになった。
そうして、つぎつぎとスイッチがはいってゆくように、いままでもやもやしていたものが消えて、
量子力学がすこし見えるようになった。
まだまだ先は長いけど、ここまでの道がどんな道なのかがわかるようになったのだと思う。
調和振動子の波動関数はガウシアンとか２の階乗とかエルミート多項式とか入り乱れてすごい複雑なるのだが、
シュレーディンガー方程式からたどれるようになった。
これは量子力学の授業ではなくて、物理化学の授業でわかるようになったのだけど、
そうやってあっちでやってってたものがこっちで出てきたりすると嬉しかったりする。
いろんなものがお互いに関係し合ってるんだなってわかると
自分がやってることが無駄ではないと思える。
古典物理は、ほとんど微積分だけでこと足りたのだが量子力学はそれよりももっと大きな数学的バックグラウンドが必要になってくる。
微積を一歩すすめた解析学に、行列論だけでは済まない線形代数、微分方程式…などなど。
自分は微分方程式のことがあまりわかってない。
勉強したいけど、でもそこまで手がまわんないしな。
あとやってみたいのが代数。
上野健爾の代数幾何とかよんでみたいなあ。
週平均３本のレポートと２つの演習に追われる日々ですが。
嗚呼、借金返済生活。

だらだらと長くなりました。
でも、すっきりした。

□□□■■■■■Pay it forward !■■■■■□□□
2003-10-19 (Sonntag)

０４：３０
目的地着
はや！

実は途中でタクシーにのりました。
朝５時までに帰りつきたかったのですが
４時の時点で越谷まで９kmの標識をみたら
無理だと確信したオレは徒歩での帰宅を断念しました。

タクシーの運転手さんはとても優しい人でした。
行き先を告げた時、
「この道をまっすぐ越谷の方までいってください」
といって、さらにこう続けた。
「それで、お金もってなくて￥１７００位しかないので
それぐらいになったらおろして下さい。」
もうなんか、即座に乗車拒否されるのではないかと思ったのだが
その真逆だった。
運転手さんは
「いいですよいいですよ、どうせそっちのほうへ戻るところだったので」
といって料金メーターが１４６０円になったところでメーターの作動を止めてしまい、
そのまま走って、なんと北越谷駅（マイ最寄り駅）まで運んでくれた。
メーターを止めていなかったらきっと、
料金は３０００円くらいにはなっていただろうに
「じゃ、１５００円でいいですよ」
という寛大ぶり。
オレは財布にただひとり残っていた夏目漱石と
ありったけの小銭を払い（おそらく７２１円）
ありがとうございましたを連呼してタクシーを降りた。

ほんとうにほんとうにありがとうございました。

□□□■■■■■自問無答■■■■■□□□
2003-10-21 (Dienstag)

「最近どうなの？オレ」
「ポテンシャルエネルギーの谷間」
「安定な状態」

「アンチ平衡主義ダロ」
「自分が自分でない気がする。」

「あー活性化しなきゃ！」
「なんかこう、年寄りくさくなってないか？」
「妥協し過ぎてる、諦めてる」

「でも、なんだか疲れてしまったのも事実」

「オレのやりたいことはなんだった？」
「今やってるのは何、何のため」
「すぐに忘れてしまうのはどうしてなの」

「こぼれていくものが減った代わりに得るものも減ったのかも」

「いいのか？これで」
「こんな生き方は初めてです」
「自分の価値観が壊れなくなった」
「壊すことが、生き甲斐だったのに」
「もう強くはなれないの？」

「不安なんです、目が曇っていくんじゃないかって」
「自分の足で立てないぐらいにぜい肉つきやしないかって」

「教えて下さい、オレはどこまで行けるんですか」
「あの時どれぐらい落っこちたんですか」
「いまどこまでのぼってこれたんですか」

「恐いんですよ！」

「行き着く先が地獄だってべつに構わないんですよ、そこが誰も見たことない場所なら」
「でも、
適度に綺麗な花が咲いていて、適度に透き通った水があって、
適度に親しい友達がいて、適度に楽しいことがある
そんな世界はどうしても嫌なんです」
「王様でも乞食でも関係ない」
「問題は最後に見える景色」

「あの頃の激情はもう来ないの？」
「何もかも破壊し真っ黒にして、１から作り上げてしまう力」

そのときの感情をハチマキが正確に言葉にしてくれた。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
全部オレのもんだ
孤独も
苦痛も
不安も
後悔も
もったいなくてタナベなんかにやれるかってんだよ
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

「激情に身を焼かれ、いまは恋こがれ、か」

「やっぱりオレは変わってないのかもしれない」
「血の沸くような激情はまた来るか？」
「オレは鳴かず飛ばずの哲学者」

□□□■■■■■オリオン座を伝えて■■■■■□□□
2003-10-24 (Freitag)

うちのほうは、まあ、わりと田舎です。
夜は、東京のでたらめなまぶしさとは違って
街灯だけが慎ましやかにともっています。
空気が透き通るこれからの時期、
夜空の星がよくみえます。
その輝きは、まんざらでもありません。

だからオレなんか、駅からの帰り道、
自転車ふらふらさせながら、口を開けて
ぼやぼやしながら眺めてしまいます。
ときどき車のヘッドライトに脅かされながら。

星座のことはよくしらないけど、
オリオン座、カシオペア座、北斗七星ぐらいはわかります。
とくに、この時期のオリオン座ははっきりと鮮烈です。

いつか、孤独で押し潰されそうな時は
できるだけ暗いところにいって
天を仰いで下さい。
一つの信仰のように、君の救いになるでしょう。
できれば、いますぐこの空を君に伝えたいのだけど。

□□□■■■■■9■■■■■□□□
2003-10-27 (Montag)

うちのすみこさん（iMac）が、最近バージョンアップした。
OSが８．５から９．２になった。
iTunesというソフトが使えるようになったので、うれしい。
そのほかもろもろ、古いOSでは実現できなかったことができるようになって、
お役立ち度アップです。
ワイワイ

最新OSのXはうちのすみこさん（iMac）では無理がありそうだったので、
その前のOS９．２をずっとさがしてた。
Ｘが発売されている今となっては、もちろん店頭でOS９．２は手に入らない。
ときどきヤフーオークションをみては溜め息をついていた。
オークションには中古が出回っているのだが、まだまだ需要はあるようで
最終的に定価近くまで値段があがってしまう。
それでふんぎりがつかなくてなかなか手が出せずにいた。

ところがこの間、偶然、新品が（おそらく）定価で出品されているのを発見した。
それですかさず入札したら、あっさり買い取ることができた。

いまではwindowsをまったく起動してない。
どこかデータが壊れたらしくネットに接続できなくなり、
どうもOSをインストールし直さないと直らなそうなのでもうやになった。

□□□■■■■■40G■■■■■□□□
2003-10-31 (Freitag)

うー、具合悪。
なんだか風邪っぽいです。
ぬう。

大学は文化祭の準備期間らしくて、10/29から11/04まで休みです。
サークルとかでお店だしたりするひとはきっとこの時期忙しいのだろうけど、
オレは全く縁がないので名実共に休みです。

昼はふらふらしながら少しだけ仕事をして、それから野暮用で人に会いました。
そうしてふらふら帰ってきて、しばらくふとんの中にふせりました。
夕方、母が帰ってきてうどんを作ってくれて、
それを食べたら少し元気になったので、またすみこさん（iMac）をいじりました。

今度はハードディスクを換装しました。
しばらく前に買って、取り付けもせずにほったらかしていた
40Gのハードディスクに取り替えたのです。
取り替えた理由はふたつ。
ひとつは、iTunesを使ってCDをパソコンに取り込みまくっているのだが、
そんなことをしていたら今のハードディスクじゃ手狭になるのは見えているから。
もひとつは、インストールしたばかりのOS9が調子が悪いから。
なぜかネット接続ができなくなった。

信用していたMac OSが壊れたのでちょっとショック。
オレの使い方が悪いんでしょうか。

＊＊＊＊＊＊＊

体の具合、明日にはよくなるだろうか。
明日は仕事があるんだけどな。
しかも、レポート２本たまってるし、
とある資格の試験を受けるのでそれの勉強しなくちゃならないし、
まずいなぁ。
せっかくの連休が・・・・

２００３年
_____Januar.. 前半＋後半 ___Februar.. 前半＋後半 ____Mearz.. 前半｜後半	_____April.. 前半｜後半 _______Mai.. 前半｜後半 ______Juni.. 前半｜後半	______Juli.. 前半｜後半 ____August.. 前半｜後半 _September.. 前半｜後半	___Oktober.. 前半｜後半 _November.. 前半｜後半 _Dezember.. 前半｜後半