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12月前半

わーわーわー
  Date: 2001-12-06 (Thu)
うーんやっぱりがんばりすぎたかね。失速しかかってるよ。かつての勉狂ぶりはどこへやら、「勉強しよう」と考えるだけで吐き気がする。とかいってこの時期さっぱり勉強を忘れて遊ぶなんてことはできず、中途半端に勉強をする日々。

ストレスのせいか食べる量が増えている。ガツガツがつがつ、たらふくものを食うようになった。そして太ったと思う。ムチッって感じ。だけど親や妹にいうと「それぐらいでちょうどいい」とかいう。太っても受験終わればすぐもとに戻るだろうからオレはとくに気にしてないのだけど、そんなだからこの傾向は続くだろう。

わーわーわー
今週で駿台の後期授業は終わりだ!
わーわーわー
冬期講習に突入だ!
わーわーわー
センターがかなり近くに迫ってる!

なんて叫んでみてもモチベーションは上がらず、「わあってるよ!!!」と怒鳴り返したくなる。オレは少しいらだっているみたい。なんかね、どこかのねじが不意になくなってしまって、いくら探しても見当たらない気持ち。もしくはトップで走ってきたのに次の走者にバトンを渡すときにミスをして、そのバトンが落っこちて自動販売機の下に転がっていってしまってなかなかとれない気持ち。それとかゴールが見えてきたってときに道端の溝に足を突っ込んでいくら引っ張っても抜けない気持ち。

あくせくするんだが、いっこうにその場から前に進めないいらだち。

今日のがむしゃらな行動について
  Date: 2001-12-10 (mon)
AM7:30起床!(とても驚嘆すべきこと)
なんと久しぶりに家族が家にいる時間に起きる。
そして朝食をくう。(これもとても驚嘆すべきこと)

8:30過ぎ、家をでる。
「オスマン帝国」(講談社現代新書)を読みつつ電車にゆられる。
世界史の勉強の一環です。こういう本を読むと参考書や教科書を読んでもなかなか頭に入ってこないことが結構頭にはいるのだ。それとか漫画ね。すでに「ベルサイユのバラ」(池田理代子作)は読破ずみ。それとか「女帝エカテリーナ」「天の涯まで―ポーランド秘伝―」(これらも池田理代子作)なんていうのも読んだ。漫画を読んでても勉強になるのだから世界史の勉強はよい(笑)

10時少し前に自習室に付き、仕方なく勉強する。
数学。1時間ぐらいの予定が気付けば3時間。
勉強に飽きたので昼食をとりに外へ。フレッシュネスバーガー(湯島店)で照り焼きバーガーを食べる。ここのハンバーガーおいしいよ。モスよりおいしい。それから駿台へ書類を提出にいき、さらに三省堂へ向かった。何週間か前の日曜日に自転車を塾のあるほうへ持ってきて使っている。だから以前より格段に移動時間が短く便利だ。湯島、本郷、御茶ノ水と動き回るオレには自転車は至極都合がよい。どれも1駅分なので電車の待時間と乗車時間をあわせれば自転車での移動とたいして変わらない。電車代もかからない。

三省堂には願書を買いに行ったのだ。さっさと買ってしまえと親がうるさい。というのは実は口実でただ単に勉強再開するのを先送りにしたかったのだ。願書ってケッコウ高い。1つだいたい900円ぐらいする。早慶と理科大のを買った。そしてちょっとマンガコーナーをのぞく。三省堂は大きな本屋のわりにコミックコーナーは小さい。1階分すべてマンガの池袋のジュンクドウとは大違いだ。小さいから品揃えはよくないのだろうなと思っていたらそうではなかった。オレは驚くべきものを見つけてしまった。田中ユキの新刊があったのだ!ちいさな雷にうたれたぐらいのショウゲキ。田中ユキというひとはかーなーりマイナーでめったに書店ではみられない。俺の知る限りでは本は2冊しか出してない。その人の本があったのだ。このひとの作品が好きな俺はすぐさま手に取った。「こんなところでみつけるなんて!」、と心底思いつつレジへむかった。そのほかにもけっこう驚きの発見があって冬目 景というひとのマンガも見つけたのだ。オレが知っていたのは“イエスタデイをうたって”という作品だけだったのだがそのほかにも“羊の歌”というのとあともう一個名前は忘れたけど別の作品を出していた。この人もマイナーの部類に入ると思うけど、俺が知らないだけでそこそこ人気があるのかもしれない。

本屋を出て自転車に乗った。
また勉強をしに自習室へ戻らなくてはならないと思った。
そのことを思い出したことは苦痛だった。
そして自習室へ戻るために自転車をこぐのも苦痛だった。

オレは逃げた。

とりあえず気晴らしにそこらへんをウロウロすることにした。
ここからががむしゃらな行動の始まりである。

自習室とは違う方向へと走っているといつのまにか川にでた。
でも川じゃなかった。お堀だった。
これがお堀だと気付いた瞬間興奮した。
つーことはあそこは皇居か!
うまれてはじめてみた皇居にすこし感動した。
江戸城が見たいなと思ったがどこに行けば見れるのかわからないのでやめた。

自習室から離れすぎるのはまずいと思い適当に道を曲がるった。
すると西洋風の赤レンガの建物があった。
あ、あれ東京駅だ!
もう気分はすっかり田舎からきた修学旅行生気分(笑)
またわけもわからず感動した。
「うーん、赤レンガだなあ駅のくせに」
とか思っていると道路の真中に馬がみえる。
馬!そして馬車!
なんで!?
あれは皇室の人が乗っていたんだろうか。
皇居も近いしな。
ぱっかぱっかぱっか護衛の馬と数匹と馬にひかれた馬車が近づいてくる。
警備をしてるひとのジャケットの背中には「警視庁 騎馬隊」の刺繍。
やがて馬車は東京駅の入り口に乗り付けまた去っていった。
誰が乗っていたのかはわからなかった。

にしても、かなり交通量の多いあそこらへんを交通規制してまで馬車でいどうするかね?
それとも皇室典範にはそういうことが書いてあるんだろうか。
「移動手段は馬車か蒸気機関車か船にすべし」とかってさ。

さて、もうすっかり自習室に戻ることがどうでもよくなったオレは再び自転車をこぎだした。適当に走る。
基本原則は、信号が青なら渡り赤なら曲がる、だ。
あっちこっちに坂があってあくせくしながら進んだ。
下り坂はノンブレーキ&ノンストップの精神を守りぶっとばした。
気が付けば看板には「麹町」の文字。
オレは最初「まりまち」と読んだ。
「まりまち・・・・そんな町あったけな。・・・・あ、麹町か」
ばかまっしぐら。(注:麹=こうじ、鞠=まり)
そして四谷につき、上智大学をみた。
上智大学はどうして英語で“SOPHIA UNIVERSITY”なんだろうと疑問におもいつつ通りすぎる。

いままでで一番大きな下り坂を勢いよく、後ろの車に迷惑になりそうに駆け下りると赤坂についた。
東京では自転車に乗ったメッセンジャーをよくみかける。
仕事で自転車こいであちこちまわれるなんて楽しそうだなとか思った。
やっぱ東京の地理に詳しくないとできないんですかね。
ああいうバイトやてみたいなー。

なんか外国人が多いなとかおもったらそこは六本木だった。
街の雰囲気もさっきまでとは違う。
危ない感じがする。
さすがにそろそろ疲れたなと思いつつここはどこだ?
いや、六本木なのはわかってるけどどこをどういったら変えれるんだ?
そもそもオレはどこをどうきたのか。
とりあえず地図をみたが縮尺がでかすぎて帰るべき場所がのってない。
来た道をもどるのはやだし。
カンを頼りにいざ。

青山、信濃町ときてまた四谷にきてしまった。
あー、このまままっすぐいったら御茶ノ水つくな。
そしたらこのサイクリングも終わりか。つまんね。
まだ遊んでたいな。
そうはいっても日が暮れていた。
渋々、まっすぐ走り出した。
四谷をでて、市ヶ谷を過ぎ飯田橋をすぎ。
神楽坂をとおったとき理科大をみた。
もしかしたら来年はここにくることになるかもなとか思い、
福山雅治の歌でこんな歌あったなとか思い、
ああ、それは神楽坂ではなく桜坂だとひとりで笑った。
オレってばさみしい奴かもしれない。

思ったより御茶ノ水は遠かった。
まだつかないのか?
やっぱり道間違えたか?
間違えてたとしたらまたもどるのか?
それはちょっとやだぞ?
心は迷っていたが足取りはしっかりしてた。
足だけはこっちであってると信じてるみたく。
間違ってたらどーすんだよ・・・・

でもやっぱり間違ってなくて東京ドームが見えてきた。
ゴール。

くたくただった。
スタバにはいってコーヒーを一杯。
しみるぜ。
家に帰ったら地図を見て今日回ったところを確認しようと思った。
ほっとしてたら勉強してないのを思い出した。
さっきみたなやるきなさはなくなっていた。
いっちょーやるかという気になっていた。眠かったけど。

物理・・・・
力学と熱力に手間取り、睡魔に邪魔をされた。
もうちょっとやらねばと思っていたのだが、けっきょく1時間半ぐらいで切り上げてしまった。今日はおしまい。帰ろう。

家に帰りついたのは8時ぐらい。
さっさと寝た。
あしたも7:30に起きよう。

ビジュアル系
  Date: 2001-12-12 (wed)
世界史の先生がビジュアル系なんだよ。少々目のやり場にこまってしまう。
なんであんな格好をしてるんだろうと思ったらマリスミゼルの大ファンらしい。髪は青いし、化粧で顔は白く、目はアイシャドウで黒い。着てる服は「いかにもこれからビジュアル系のライブいきます」っていう気満々のフェミニスティックかつ中世ヨーロッパ風かつ悪魔チックにダークな感じ。

そんな変な人だけど授業は非常によい。

ぶー
  Date: 2001-12-13 (Tur)
うおお、今日はあの世界史の先生黒いタイトなミニスカートはいてたよ。
いっとくけどその先生は男ですからね。

そういうことぐらいしか目にとまらない。
無気力無感動このうえなく、不毛だ。
やさぐれてやる。

下を向いてしか歩かない。
人の目は見ない。
話し掛けられても最小限の返事しかしない、あるいはしない。
さんざんに自分を嫌悪して嫌悪して嫌悪して・・・。










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