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8th album
ロメオの心臓
1998.6.24


1. パイナップルサンド
2. ぼくはヤンキー
3. VIOLET FIZZ
4. 彼女は死んだ
5. 君の手のひらに
6. スクラッチ
7. 赤いタンバリン
8. ロメオ
9. HAPPY SUNDAY MORNING
10. 古い灯台
11. 幸せな人
12. ドブネズミ
13. 小さな恋のメロディ
14. ハツカネズミ


私的感想:
ロメオの心臓とかいて「ロメオのこころ」と読みます。


1曲目『パイナップルサンド』
「ある日ミリンダが朝がたのクラブで〜」で歌い始めるんだけどオレはこれを「ある日にリンダが朝がたのクラブで〜」だと思ってた。や、どーでもいいことなんですけどね。だってさー、ミリンダとリンダでどっちがメジャーな名前かっていったらそりゃあリンダでしょう。
「バナナをひとつもぎ取ったおまえの動作 神様が気にすると思うのかい」
うん、確かにそんなことを神様は気にしないと思うけどなぜバナナをもぎ取る動作なの?(笑)そんなことを言うベンジーが好き。
「Excuse Me Mr.postman 天国の住所教えて」
ここ傑作!郵便配達のひとは天国にも手紙を配達するんだから、当然天国の住所を知ってるはずっていう発想が最高!

2曲目『ぼくはヤンキー』
「パパママごめんねぼくはヤンキー」
オレはここでやられた。なんで謝ってんのーーーーー!しかもおやじおふくろではなくパパママ。温室育ちのヤンキー?さらに
「とっても口じゃ言えないぐらいの」
ときたもんだ。ええ!?口じゃ言えない!?きっと相当恐ろしいヤンキーに違いない・・・・。

3曲目『VIOLET FIZZ』
どうでもいいけど最初タイトルを暴力的なフィズと訳しました。はい、ばかです。正しくは紫のフィズ。というか訳す必要はないのだけど。これはカクテルの名前ですよね?たしか。
この曲には打ちこみが使われています。で、そういうところもあって結構不評な曲。だけどオレは好き。特にサビの部分の突き抜けるような歌声がよい。

7曲目『赤いタンバリン』
これはマキシシングルで出ててオリコンで結構上位にいったからブランキーを特に好きでない人でも知ってるかもしれない。このマキシ以降知名度があがったんじゃないかと思う。いい歌だしね。かくいうオレもこの曲がブランキーとの出会いだった。遅すぎ!って自分でも思う。この曲を聞いたときは何から何までやられたって感じだった。彼らの作り出すサウンドやベンジーの歌声はもちろんだけど、その歌詞も。
「あの娘のことが好きなのは 赤いタンバリンを上手に撃つから」
いっしゅん論理構造がおかしいような気がするけど一応おかしくはない。でも普通赤いタンバリンを上手に撃つから好きなんて考えはでてこない。
「Oh I want you , baby 人は愛し合うために 生きてるっていう噂 本当かもしれないぜ」
あんなへんちくりんなことを歌ったくせにこんなロマンチックな言葉もはく。ロマンチックだけど可愛げもある。そういう世界観にすごくひかれたんだと思う。
「夕暮れ時って悲しいな オレンジジュースとミルクまぜながらつぶやいた」
だれかやってみて!そしてどんな味か報告!

8曲目『ロメオ』
「内気なカンガルーに酸素を与えてやってくれないか」
理解できない人がいるかもしれないので解説をば。なぜカンガルーに酸素なのか?ですが、カンガルーの赤ちゃんは母親のお腹にあるふくろの中で生活します。内気なカンガルーはふくろの中から顔を出すことができません。そんなわけでふくろの中は酸欠状態。だから酸素を与えてあげなくちゃとなるわけです。 まぁベンジーに聞いたわけではないのでこの解説があってるかどうかはわかんないですけど、たぶんあってます。

9曲目『幸せな人』
すごくきれいな曲。すみずみまで透き通っています。

13曲目『小さな恋のメロディ』
赤いタンバリンがブランキーとの最初の出会いと書いたが、じつはこっちで先に出会っていた。テレビでみていい曲だなと思ったけど誰の歌か知らないままときは流れ、このアルバムを聞いてたらあの歌が流れてくるじゃないか!運命を感じたよ、オレは。
「小さな恋のメロディという映画を見たことがないなら早く観たほうがいいぜ 俺の血はそいつでできてる 12才の細胞に流れ込んだまま まだ抜けきれちゃいない」
はやく小さな恋のメロディという映画をみよう!
「奴はいう「見た目がダメでもハートがあれば それだけでラッキー 生まれてきた甲斐があったってもんさ」」
ふふふ、これを聞いて救われる人は何人いるだろうか?きっと数え切れない。