Author: 野澤真一 / NOZAWA Shinichi , version 2.0

Shinichi Nozawa: 2008年7月アーカイブ

Original summer scene

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この記事は以下のURLに場所が変わる予定です。
http://www.nozawashinichi.sakura.ne.jp/fs/2008/07/original-summer-scene.html

夏至はとうに終わってしまっていて、
梅雨ももう明けたかと思わせるほどあっつい陽が差す。
でも、出鼻をくじくように雨が降る。

先週の金曜日は見事な夏日だったので、
衝動のおもむくままに海に行ってきた。
場所は近場で、鎌倉か江ノ島、と思ったけど、
どちらも去年や今年行ったので、
今年は逗子に行ってみた。
午後に家を出たし、
泳ぐ準備をするほど意欲があったわけでもないので、
砂浜で、
ただ海を見ながらキヨウ軒のシュウマイ弁当をほおばり、
ビールを飲む、ただそれだけの小旅行。
砂浜は半分ぐらい外国人だった。
サーフィンやウィンドサーフィンをやっている人は
いたけれど、泳いでいる人はあまりいなかった。
帰り際に駅前で食べたソフトクリームがおいしかった。
行きはJRで、帰りは京急に乗った。
横浜でスペイン料理を食べた。

日曜日は山に行った。
茨城県と福島県の県境にあって、
ギリギリ茨城県側のキャンプ場に夏のキャンプの下見。
登山をするので、そのコースの下見。

夏を目の前にして、もう海と山を制覇してしまった。

***

日曜日は晩ご飯を実家で食べた。
親父がNHKの大河ドラマを真剣にみてていた。

ハハは香川県産の「かまぼこ削り」やら
妹が沖縄に行って買ってきた「もずく」の入った味噌汁やら、
季節はずれの「ほっけ」の焼き魚やら
つぎつぎに料理をだしてくる。

暑くて肌にまとわりつく空気を、
扇風機が乱暴にかき回す。

まさに、自分にとっての「夏の原風景」とも言える空気だった。
原風景ってことは現在の風景でないのか、
ということを考えそうになったけれど、
それには気付かなかったことにした。

GoogleAnalyticsWidget on MT4.1

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作成:2008-07-04 00:40:02

MovableTypeのプラグインで、「GoogleAnalyticsWidget」というのがあります。

http://apperceptive.com/plugins/googleanalyticswidget/

で、MTで動いたというページがあちこちに散見されるのですが、
僕のMTでは動きません。

動く例:http://bizcaz.com/archives/2007/10/08-032921.php

んで、かなり長い時間かかって動かない理由を調べて、
やっと動くようになったのでご報告。

動かない理由は二つあります。

1,Crypt::SSLeayというPerlのモジュールがない

これは、もう諦めるしかないです。
ちなみに、僕が使っているこのロリポップサーバーは、
このモジュールが入っていないので使えません。
なので、ロリポップの人は諦めるしかないです・・・。
このモジュールはSSLを使った通信をするのに必要です。
Googleにログインする際にhttpsのサイトと通信する必要が
あるので、このモジュールが必要になります。
GoogleAnalyticsWidgetのソースを見ても、
このモジュールをuseするとは書いてありません。
その代わり、LWP::UserAgentというモジュールはuseされていて、
これが実行されるときに必要なので呼ばれています。

2.MTのバージョンが4.1あるいはそれ以上

使えた!と書いてあるひとのMTのバージョンは
おそらく4.0(あるいはそれ以下)なのだと思います。
実は、1の問題をクリアしているなら、
MT4.1で動作させるのはあと一歩なんです。
おそらく、動かない人はプラグインをインストールして、
アカウントとパスワードとIDを設定したのに
MTに何の変化もない、という症状なのではないかと思います。
そういう症状の場合、
実は表示する部分だけがうまく作動してなくて、
そこに至るまでの部分は正常に実行されていて、
グラフのデータ自体は自分のサーバーに保存されているはずです。
データはstaticフォルダに保存されています。

FTPを立ち上げて、以下のpathを調べて見てください。
表示に失敗しているだけなら、
このXMLファイルが生成されているはずです。
mt/mt-static/support/dashboad/stats/0/(blogのNo.)/001/googleanalytics.xml

このウィジェットはグラフを表示するために、
テンプレートの一部を正規表現を使って認識し、
そこにグラフの表示ソースを挿入しているのですが、
MTのバージョンが変わって、
正規表現を使った認識ができなくなってしまったのだと思われます。

だったら、MT4.1でもちゃんと認識できるように
正規表現の部分を書き換えればいいじゃん、なのですが、
自分にはそれができなかったので、
スクリプトを自分なりに書き換えました。
そうすることで、動くようになりました。

書き換えたスクリプトをここに置きますので
よければ使ってください。
GAWforMT4.1.zip

zipで圧縮してあるので、解凍してください。
googleanalytics.plとview.tmplというファイルがあります。
googleanalytics.plは本家のプラグインフォルダにある
同名のファイルと置き換えてください。
view.tmplはtmplフォルダにコピーしてください。
それで、このプラグインは使えるようになるはずです。

***

ちなみにこのウィジェット、ただ単にアクセス数を表示するだけなので、
あんまり意味ないです。
以下のような機能拡張に関して書いてあるページがありますので、
それを参考に手直ししてみるとよいかもしれません。

http://tmp.beta4u.com/archives/2007/10/000064.html

***

似たようなウィジェットとして、以下のようなものもあります。
こちらは、独自にアクセスログの収集から解析までをこなすプラグインです。
メールアドレスの登録をしないとDLできませんが、
まあ、よくできていると思います。(使ってませんが)

VisitorStat @ MT-Hacks

***
関連ページ:
mt4plugin080325
GoogleAnalyticsWidget doesn't work
CPAN CPAN CPAN!

Entfremdung or alienation or sogai

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『帝国』、『マルチチュード』の
アントニオ・ネグリ氏との共著で知られる
マイケル・ハート氏の言葉によると
マルクスの「疎外」という概念は、

「社会的にある役割を与えられ、それを
こなしている状況こそが、むしろ搾取や疎外
といった概念にぴったりと当てはまる」

ということらしい。

2008/06/28マルチチュード ー クオリア日記より

池田信夫さんのブログにも、
マルクスの「疎外論」に関する記事があって、
初期のマルクスは疎外論を展開していたものの
後になってそれを徹底的に批判したと
書かれている。

2008-06-23〈宗教化〉する現代思想 - 池田信夫 blogより

正直、マルクスの著作は読んだことがないし、
「疎外」という単語自体も
これらのブログを通じて知った。

池田さんのブログでも書かれているとおり、
その単語を巡る一連の物語があるのに、
それを知らなくてただナイーブな印象だけが
語られ、しかもそういうことが書籍という
マスメディアによって流布されてしまっている現代というのは
なんなのだろうか。

ついこないだの駒場の授業で、
茂木さんはいつもよりも数段ラディカルな発言をしていたのだけど、
学生はみな一様に黙って聞くだけだった。
圧倒されていたり、もっともすぎてただ黙るしかなかった
という人もいたかもしれないが、
ああいった発言に反応する感性や反射神経を、
いまやほとんどの人が持っていないのだと思う。

自分の経てきた文脈(家庭とか高校とか大学とか)の中で
マルクスとかヘーゲルとかカントとか、
いわゆる哲学とか思想とか呼ばれる話は、
歴史や倫理の教科書の中以外で出てきたことがなかった。
そこで語られている言説を自分の問題として
切実に語ったり誰かと議論したりすることはなかった。

全共闘とか学生運動とか、オレが生まれたときには
もう終わっていた。
ああいうのは、暴走族が無軌道にバイクを乗り回すのと
大差ないと思っていた。

それってなんなんだろう。
オレが無知なのだろうか?
でも、オレと同世代のやつらも
少なくともオレの知っている限りでは、
同じような状態だと思う。
知っている奴がいたとしても、大多数は知らないだろう。

大学を出た人間なら
教養として知っていて当然のことをしらない。
「知っていて当然」と言うことすらしらない。
教養の水準が20年前といまで大きく乖離している。

あと二十年したとき、
この国のインテリというのは
どうなってしまっているのだろうか。

Apple store @ shibuya

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作成:2008-07-01 02:42:00

PowerBookのふたが閉まらなくなった。
正常なら、ふたを閉めると
自動的に金属製の小さなフックが出てきて、
下の穴にはまって、ふたが閉まった状態で固定されるように
なっているのだが、
そのフックがなぜかとれてしまった。
前から閉まりが悪いなとは思っていたが、
ついにこうなったか。

修理は無理かなと思ったが、アップルストアに持って行ってみた。
Macのいいところは、壊れたとか困ったとかがあった場合に、
「Apple Storeに行けば何とかなる(かも)」と思えることだと思う。
とりあえず、あそこにいけばなんとかなる(かも)という安心感は、
こういう高い品物を所有していて不具合が起こったときの絶望感を
大いに和らげてくれる。

それにしてもなんか最近Apple Storeに良く来てるような気がする。
前に来たのは確か、ACアダプターの一部が壊れてしまったときで、
それを修理してもらったときだ。

はじめてApple Storeに来たときのは
スリープ中のMacにDVDを入れようとしたら、
DVDドライブの準備ができていなかったらしく、
ドライブがキチンと作動しなくなってしまったときだ。
あのときはDVDドライブをまるごと取り替えたのだが、
補償期間なので無料で直った。

このMacはすでに使用期間が3年目に突入しているので、
とっくに補償は切れているが、有償でも直せるのなら、
直してほしい。

と思ったけれども、
部品代が6200円で、工賃が15800円、
おまけに修理のために2,3日はMacを預けないといけないので
とりあえず先延ばしにすることにした。
(ちなみに、AppleCareProtectionに入っていれば
工賃はタダになるらしい。)

部品代はフックの部分だけ直すことはできず、
フロントパネルをまるごと交換しなければならないので
そのくらいするらしい。
工賃がそんなにするのは、
全部分解しなきゃいけないからだそうだ。
見積書には「Hardware repair-level 2」と書いてある。

一度、自分で分解しようとしたことがあって、
ねじは全部はずしたはずなのにフタがとれなくて、
結局降参した。
分解はなかなか難しい作業なのでそのぐらい工賃がかかっても仕方ない。
メモリの増設は簡単なんだけどね。

しばらくはふたの閉まらないMacでがんばります。

MacHook.jpg

Memory of CAK

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一週間ぐらい、3食外食なので、
食費がかさんでるんじゃないかと気を揉んでいる。
こないだ風邪をひいてから、
家事をやって、バイトに行って、
輪講もやって、ほぼ毎週越谷に帰って、
だと体がついていかないということが
情けないながらわかったので、
食事はだいぶ手を抜いている。

そのかわり、万年床だった布団は毎日上げ下げして、
こまめに掃除機をかけて、
洗濯も溜まりすぎないうちに処理して、
部屋をきれいに保つということを心がけていて
一週間ぐらいはそれが持続している。

***

火曜日、小平にある国立精神神経センターで
ハイパーソニックエフェクト(超音波効果)で有名な
本田先生の研究室と合同のゼミだった。

本田先生といえば、バリであり、バリといえば、ケチャである。

「チャッ!チャッ!チャッ!チャカチャカチャカチャカ、ンッチャチャチャ!・・・」

実は、中学の音楽の時間にクラス全員でケチャをやったことがある。
音楽の先生が松本千恵子先生といって、
芸能山城組の方だったのである。

松本先生、元気かな、とか、
「シルルル、プッ、プッ、プッ、シルルル、プッ、プッ、プッ」の役を
友達のKくんがやったなあとか、
当時のことに思いを馳せてみた。

http://www.yamashirogumi.gr.jp/event/event.html

7月の終わりに芸能山城組のケチャまつりがあるので、
今年は行こうかしら。
いや、行きたい。

Often or Shibashiba

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http://www.nozawashinichi.sakura.ne.jp/fs/2008/07/often-or-shibashiba.html

公開:2008-07-03 01:53:01
作成:2008-07-01 01:59:01

MovableTypeがやたら重い。
どっかプログラムがぶっ壊れてんじゃないかと思うほど、
重い。

しかも、重いだけじゃなくて、
ブログの記事の投稿にしばしば失敗する。
500 internal errorが起こる。

often、芝々。

カテゴリを設定したときによく失敗するから、
カテゴリに関連したプログラム部分が壊れてるのではないかと
疑ったが、
どうも、サーバーのせいらしい。

http://hmlab.info/minor/2008/02/post-47.html
http://renge.heteml.jp/lotus/2008/03/movabletype-500.php

全体の再構築ができなくなって、
動かない理由について調べているときに、
あちこちでそのような記事に出くわした。

この「ロリポップ」サーバー、月額300円程度だし、
MTの導入はお手軽にできるし、
「http://melonsode.fem.jp」という、
ちょっと中途半端だけど、独自ドメインぽいものがとれるし
いいと思っていたんだけど、
ここに来て、乗り換えたくなった。

乗り換え先はさくらインターネット。

乗り換えを気に、ほんとの独自ドメインをとろうかなぁ。
melonsode.jpとか?
nozawashinichi.netとか?

Turner prize review @ MAM

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http://www.nozawashinichi.sakura.ne.jp/fs/2008/07/turner-exhibition.html

作成:2008-07-01 01:56:04

日曜日、雨の中ターナー賞の回顧展に行った。
森美術館。

「英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展」
http://www.mori.art.museum/contents/history/index.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/ターナー賞
http://en.wikipedia.org/wiki/Turner_Prize

***

デミアン・ハースト(Damien Hirst)の「母と子、分断されて(Mother and Child, Divided )」1993。
http://www.tate.org.uk/britain/turnerprize/history/hirst.htm

写真では何度か見ていたけれど、
実物は圧倒的な説得力があった。

タイトルは冗談も入っているのだろうか。

牛の母と子が分断されている。縦に。

母と子が離ればなれになるという意味ではなくて、
物理的にそれぞれの体が分割されている。
生き物の体を真っ二つにして、
その切断面が剥き出しにガラス越しに見える。
生物の内側と外側。

それはとてもグロテスクな光景のはずなのに、
目をそむけずにいられる。
そこを見てみたいという好奇心が働くし、
不思議とグロテスクさは鼻につかなかった。

白い木枠に透明なガラスを張って作ったきれいな箱があって、
その中が透き通った水色の液体で満たされている。
牛はその中に置かれている。
半分ずつ。
水色の透明さと枠の白さがなんとも静謐な感触を与えていて、
グロテスクさを消臭している。

圧倒的な説得力、と書いたけれど、
何を説得されたのかはよくわからない。
でも、作品を見た瞬間に、
「もう黙ってみるしかないな」と
思わせられたのは確かで。

***


ヴォルフガング・ティルマンス( Wolfgang Tilmans )の
作品も展示されていて、
やはり、ティルマンスのセンスは
とても自分好みだということを再確認した。

この人の色のセンスはずばぬけている思う。
ヴィヴィッドな色彩感覚は蜷川実花の写真に少し似ているかもしれない。
でもけばけばしさはなくて、洗練されている。

被写体の選び方にも独特なものがある。
被写体は、日常的なものもあるし、
性的にタブーなものを撮影したドぎついものもあるし、
I don't want to get over you(君を忘れたくない)のような
叙情的なものもある。

ティルマンスは
ティルマンスの感性にひっかかったものを撮っているだけで、
きっと悪気はないのだろうと思わせる。

http://www.hammer.ucla.edu/exhibitions/104/work_602.htm

ティルマンスにおいてもうひとつ独特なことは、
彼が写真一点一点を完結した作品として考えているのではなく、
複数の写真が、あるサイズ・ある相対的位置関係で配置されたもの全体を
ひとつの作品として考えているという点だ。
ティルマンスに聞いたわけではないけれど、
たぶんそういうことを考えていると思う。

彼は、入念に写真のサイズや写真の位置、
写真と写真の位置関係を考えている。
最初の写真をみてから最後の写真を見るまでの体験を
ひとつの作品としている。


***

アニッシュ・カプーア( Anish Kapoor )の作品もあった。

金沢21世紀美術館でカプーアの作品を見たときは度肝を抜かれたものだった。
http://www.scaithebathhouse.com/ja/artists/projects/kapoor01/

畏怖を抱かせるような絶対的な無があったからだ。
(厚さ3ナノメートルでディラックの海という虚数空間を内包するレリエルみたいだと思った(笑))

それと似た作品が展示されていた。
あったのは、Void No.3だったかな。

金沢の「世界の起源」よりはスケールの小さな作品で
'穴'との距離が近いとことでみることができた。
思わず作品の'裏側'をみてしまう。
そこだけ3次元的連続性が断絶しているかのような錯覚が起こり、
得体の知れない気持ちで心がざわつく。
よく見ようとするけどよく見えない。

真っ黒で太い線維がごわごわしている布が
深い中華鍋みたいな形をしていて、
それが中に吊ってある。

インスタント・ブラックホール。

***

その他、クリス・オフィリ(Chris Ofili)の
「ノーウーマン ノークライ(No woman, No cry)」とか
グライソン・ベリーの女装インスタレーションとか壺とか、
レイチェル・ホワイトリード (Rachel Whiteread)の中身だけの家とか、
Gillian Wearingの逆回し母娘喧嘩とか60分間そのままでいてくださいとか。
良い作品がいっぱいあった。

http://www.ukjapan2008.jp/editors/index-turner.html

今年の秋からターナー賞に注目だ。

merge P903i with SO902i

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http://www.nozawashinichi.sakura.ne.jp/fs/2008/07/merge-p903i-with-so902i.html

作成:2008-07-01 02:06:42

紛失中だった旧携帯電話SO902iが会社のトラックの中で見つかって、
実家から郵便で届いた。
やっぱりあそこにあったか・・・・・。

最後に携帯を使ってから
なくしたことに気付くまでにとった行動や居た場所は
ほぼ完璧に思い出すことができて、
実家の家族に総出でスカイプやPCのメールを介して、
探してもらったのだけど、ことごとく「見つからない」
という結果であり、
これはどこか道端に落とすとかして、
自分の意識が及ばない部分でなくなったということだろうと
諦めていたのだった。

見つかったトラックの運転席の中というのも、
なくした可能性が高い場所No.3ぐらいだったのだが、
そこを探した親父いわく答えはNOだった。

まあ「いまさらおせーよ」、
という気持ちはないでもないが、
携帯電話のメモリーが元に戻るので
やはり「戻ってきて良かった」思う。
手元にある古い携帯(N900i)には
2年前のアドレスデータが残っているのだけど、
いまよく使うアドレスはほとんど入っていなくて不便だった。
2年前のアドレス帳の登録件数は135件で、
いまのアドレス帳の件数は238件だった。
2年の間に100件増えたのか。

Windowsを使ってた頃はそれなりに携帯のバックアップを
とっていたのだが、
Macに乗り換えてからバックアップのソフトがないため、
全然していなかった。

紛失直後は急場しのぎとして
SO902iの前に使っていたN900iを使っていた。
最後に受信したメールを見ると日付が
2006年4月6日とかなってて、
修士1年の春にこの機種から紛失したSO902iにしたらしい。
あのころの初々しさというか青臭さに照れる。
昔を振り返るときはいつだってその繰り返しなわけだけど。

ヤフーオークションでP903iを購入したので、
今はこれを使っている。
落札したP903iの価格は5000円で、
中古で、少しキズはあるもののこの買い物には満足している。

よく考えたら中古の携帯ばっか使っている。
紛失した(と思われた)SO902iは新品で買ったものだけど、
その前に使っていたN900iは人から譲ってもらったものだった。

金がなかった高校生のころ、
手荒に使いすぎてボロボロになってしまった携帯をなんとかしようと、
渋谷の宇田川町にあるちょっと怪しげな店で、
中古の携帯を買ったときもあった。
あの時は確か、機種はタダで、機種変更の事務手数料3000円だけで
済んだのだった。
いつだって最先端の2歩後を行く機種を使っていた。

今回はSO902iがなくなったと諦めたので、
新しいFOMAカードを発行してもらい、
その費用が3000円なので、
しめてこの中古の機種変更にかかった総額は8000円。

P903iにしたのにはいくつか理由があって、
Bluetoothが使えること、海外でも使えること、
という基準を満たし、
かつ一番安い(=古い)機種という条件でしぼると
必然的にこのP903iになった。
本当は携帯は折りたたみ式ではなくバー型がよかったのだけど、
そうするとノキアのNM705iぐらいしかなくなるので、
そこは我慢した。

N900iが右手で操作するのを想定したデザインな一方で、
SO902iが左手で操作するのを想定したデザインなので、
(少なくとも自分にとっては)
SO902iを使い始めたころはとまどったものだが、
今回のP903iはまた右手での操作が想定されている。
また右利きになるか、それとも左手で操作するのに習熟するか、
どちらにしても戸惑いは避けられない。
まあでもこの携帯も使い倒してやろうと思う。

ドコモショップに行って、紛失していたSO902iのデータを
そっくりP903iに移動してもらった。
ついでにデータをCD-ROMに焼いてもらった。

携帯問題はこれで解決。

three-mobiles.jpg

左から
N900i
SO902i
P903i

Restructrue

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http://www.nozawashinichi.sakura.ne.jp/fs/2008/07/restructrue.html

新しい財布を買った。
そんなつもりなかったのにちょっと衝動買いぽく。
バウハウス展の後に、上野のマルイで、ピザを食べたあとに。
新しいカバンを買った。
いくつもお店を回って、やっぱりやめよかなと思い始めたときに、
いいのに出くわして、でもどうしようかなと、悩んでいると
店員さんに「明日から値段あがっちゃうんですよ」と
悪魔のようなささやきに屈した。

携帯を刷新した。
穴の空いたズボンを直してもらって戻ってきた。
ズボンをいくつか買い増した。
靴も一足買い増した。

バイトで収入ができたのと、
クレジットカードを作ったのとで、
購買行動が俄然、大胆になっている。

収入があるとかいっても
大部分は親のスネにあやかっているので
お金をたくさん使うのは
どうしても罪悪感がともなってしまうのだが、
必要経費だ、と割り切る。

だって、ほんと、財布は小銭入れの部分に穴が開いて、
小銭がそこからこぼれてしまうような状態だったし、
カバンもとっての付け根の部分の糸がほつれてきてて、
もうすこし時間が経ったら取れてしまうかもしれなくて、
ズボンもすべて穴あきズボンになってしまっていたし、
靴もだいぶ傷んできていたんだもの。
携帯だって電池を新調して電池の持ちは回復したものの、
4世代前の機種になっていたし・・・。

うん、やっぱ、必要経費。

それなりに値段のはる物を使い込むのが好きだ。
使い込みに耐えられる物が好きだ。

ズボンはだいたい1年で穴があく。
靴は2年で壊れる。
携帯はも2年で電池が持たなくなり、欲しい機種がでる。
カバンと財布は4,5年もった。

まだ2年2ヶ月だけど、
PowerBookがそろそろ寿命な気がす(ゲフンゲフン)

今年はキャンプ用に、
あと時計と寝袋とベッドを買うつもり。

***

ここ2ヶ月ぐらいは、
とにかく助走あるいはウォーミングアップをしている感じ。
速く走るために、あちこち整備している。

半月ぐらい前体調を崩したけど、
あれっも何かの合図だったのかもしれない。

いや、単純に栄養不足だっただけかも。
忙しいと、簡単にご飯を食べるのを忘れる、
ということに気付いた。
なんか、毎日2食しか食べてなかった気がする。
あの頃。

最近は、がっつり食べてるので、元気です。

アイテム

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フェムトセカンド1.0

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