Author: 野澤真一 / NOZAWA Shinichi , version 2.0

2008年6月アーカイブ

BAUHAUS experience, dessau

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この記事は以下のURLに場所が変わる予定です。
http://www.nozawashinichi.sakura.ne.jp/fs/2008/06/bauhaus-experience-dessau.html

芸大のバウハウス・デッサウ展に行った。

http://www.bauhaus-dessau.jp/

バウハウスという組織が、
現代の建築やアートシーンにどのような痕跡を残しているか
知るのに勉強になった。

建築は知の総力戦である。
コンクリートがどのぐらいの強度を保てるか、
設計した建築が実現可能か、
現実に即した構造計算ができなくてはいけない。
その設計で、その素材で建築が完成したとき、
果たして、それは美しい調和を保っているか、
美的なセンスを問われるのも、もちろんである。
また、建築はそこで生活するものである以上、
人にとってどう感じられるか、
使い心地はよいか、ということも考慮に入れる必要があり、
認知科学的なセンスも持ち合わせていなくてはならない。

土木・物理・数学・心理学・美学・哲学。
あらゆることを知っていないければいい建築はできない。

バウハウスという集団は
そのことを真摯に受け止めて、
そのような人材を大真面目に育成しようとしていたのだということが
この展示を通してまざまざと伝わってくる。

現代に生きる建築やデザインの原型を、
思いがけなく発見することになる。

Giza-Science

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本日、ラジオニッポン放送(1242)にて
12:10から12:40の間に放送される
「中川翔子のギザサイエンス」という番組にて、
僕を含めた茂木研の学生3名が研究を話します。
(録音済み)

お時間のあるかたは聞いてみてください。
自由意志に関して、うっかり熱く語っています。
僕のしゃっべってる時間は10分に満たないとは思いますが。

追記:080702
収録の様子が番組HPでみれます
上記リンクで見れない場合

Smells of Naphthalene

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P903iという携帯をネットオークションで5000円で落札した。

雨の中キャンプ。
買ったばかりのチノパンが致命的に汚れた。
最近、チノパンの履きやすさに目覚め、
これが履けなくなるのは我慢ならないので、
同じチノパンをジーンズメイトに買いに行った。
チノパンと言えばジーンズメイト。
チノパンといえばDickies。
中学生のころに回帰。

いつからか、ジーンズは履かない主義。
ジーンズはセンスがもろに出るので、
おそろしくてはけない。

靴も買った。
久々の革靴。

修理に出していたズボンが三本戻ってきて、
履けるズボンが増えた。

菊名駅でも公衆無線LANがつながることを発見。

今日は、晴れてる。
暑いから、今年はじめての半袖を着た。
腕がよろこんでる。
だけども冷房の効いたところだとお腹が冷える。

カーディガンとセーターとマフラーが
クリーニングから帰ってきて、
押し入れの奥にしまった。
クリーニング屋のじいさんが、
「防虫剤、入れて仕舞いなね」と教えてくれて、
「うーん防虫剤、もってないすよ」といったら
防虫剤を3個サービスしてくれた。
かくしゃくとしたじいさんだった。

元気なじいさんがすきだ。
元気なばあさんもすきだ。
というか元気なヒトがすきだ!
単純なことに、いまさら気付く。

ナフタレンのかほり。

今年は雨が多い。
梅雨入りも例年よりひと月早いらしい。
ダムの貯水量は十分だというアナウンスを、
しばらく前にニュースで聞いた。

土日のキャンプでは、
夜、ざーざーの雨になって、
次の日の午前は、一時的に雨がやんだけど、
午後からまた本格的に降った。
雨の予測は完璧だったけれど、
撤営の予測が大幅にはずれたので、
けっきょく、隊の装備は大いに濡れた。

三週連続でボーイスカウトって、辛いよ。
慢性的なスキルの低下をなんとかしようと、
真剣に思うほど、
絶望感が深くなる。

先人たちはどうやってボーイスカウトという組織を、
運営していたのだろうか。
フルタイムで取り組むぐらいでないと、
手に余る。
すべて真面目にやろうとしたら、
週末が全部つぶれる。

珍しく時間に余裕を持ってバイト先に向かっている。
懸案のGoogleAnlyticsWidgetは
昨日のバイトの時点ではお手上げだったが、
帰ってきてからまたがんばっていたら、
やっとBLOG STATSの部分に何か表示する方法がわかって、
あとはXMLの取得と整形の部分をそれにつなげられればいける。

この作業が一段落したら、
バイトに割く時間を考え直さなければ。

本業の滞納、甚大なり。

GoogleAnlyticsWidgetに熱中したみたいに、
本業の方にも熱中できればいいんだけど、
なんでそれができないのか。

月にタッチしようとするみたいだから。
なにか実行可能で、楽しいことを探さなきゃ。

CPAN CPAN CPAN!

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クパン。CPAN。CPAN。
しんいちはCPANを覚えた。てぃろりろってぃってぃってぃ〜

Perlプログラマのレベル10 - Perlプログラミング救命病棟より - naoyaのはてなダイアリー

***

今日はオフだったので、強気で2回洗濯をした。
たまってた下着類とかさばる服を全部干せた。

それで、今日の午後はたっぷり時間があるから、
研究にいそしもうと思ったのだが、
GoogleAnalyticsWidgetが動かない理由が気になって、
ふたたび手をつけてしまった。
したら、もう夜だし。
ああ、バカだ。

***

当初、GoogleAnalyticsWidgetが動かないのは、
モジュールが足らないからだとか、
IDやパスワードの設定がおかしいからで、
つまり、プラグインのソースに問題はなくて、
そのソースがちゃんと動く環境にしてやれば動く、
という認識の元作業していた。

だけど、その認識は改めた方がよいという疑いが、
段々と確信に変わってきている。
おそらく、GoogleAnalyticsWidgetはMT4.1では動かない。

ひとつには、googleにデータを読みにいく際のURIが
このウィジェットが公開された当時とは変わっている可能性が大。
というかたぶん変わってる。

もうひとつは、ダッシュボード・テンプレートの書き換えが
うまくいってない。
前の記事にも書いたけど、テンプレートの一部を
正規表現で探してきて、そこを置換するという処理で、
テンプレートを書き換えようとしているが、
正規表現でマッチする部分がない。
これはおそらくMT4.0がMT4.1になったときに変わってしまったのでは
ないかと思われる。

***

というわけで、プラグインのコードをまったくノータッチで
このGoogleAnalyticsWidgetを動かすのは無理っぽい。
そうしたら、書き換えなきゃいけない。
てか、自分で一から書くのとあまりかわらない気がしてきた。

このWidgetを実現するのは実はそんなにむずかしくない。

1.GoogleAnalyticsにログインする。
2.アクセス解析のXMLを取得する
3.XMLのデータから訪問者数の部分を抜き出して、整形して保存
4.ダッシュボードに表示

これをもっと詳しくいうと

1.LWP::UserAgentのインスタンスを生成し、GoogleAnalyticsにログインしてCookieを保持
2.そのエージェントにXMLを取得させる
3.XML::SimpleにXMLを食わせて、整形したものをmt-static/support/dashbord/0/006あたりにgoogleanalytics.xmlとか名前を付けて保存
4.blog_statsのタブを参考にダッシュボードに表示するためのテンプレートをつくってcallbackで読ませる

ということだ。

1,2,はもうできる。
3,はたぶんできる。
問題は4で、まだ、callbackやMTのテンプレートについて理解していないので
模索中。

***

一から書くといっても、GoogleAnalyticsWidgetのlib/Analytics.pmは
それなりに使えそう。
オブジェクト指向で書かれていて、
Perlでオブジェクト指向には慣れていない自分にとって
いい勉強になった。

***

今日、CPANでXML::Simpleをインストールした。
感動だ。
CPANのモジュールを自分が使うなんて、
縁遠い話だと思ってた。
でも使えた。

たとえばCrypt::SSLeayはこんな感じ。

sudo cpan install Crypt::SSLeay

そうすると、パスワードを聞かれるので、
このMacのrootのパスワードを入れる。
(アプリケーションをインストールするときなどに聞かれるやつ)

はじめてcpanを使おうとしたときは、
すこし躓きそうになったが、
てきとうにチコチコとEnterキーを叩いたり、
ftp://ftp.....
などとcpanが接続するftpのアドレスを入力したりしたら
動いた。

FTPのアドレス:cpanの設定変更

おそらくCPANのバージョンが古かったので、
FTPのアドレスを入力しなきゃならなかったが、
バージョンが新しければいらないだろう。

次に入れようとしたのがXML::Simpleモジュール。
ところが、これは

sudo cpan install XML::Simple

だけではうまくいかない。

Mac OS X に XML::Parser と expat をインストール - Daio Today

libexpatというのが必要らしいが、それって何かしらない。
とりあえずDLする。
Daio Todayさんのとこには

「解凍して、ディレクトリに入る。
makeはデフォルト状態で特に問題なし。」

と、さらっとしか書いてない。
DLしたあと何をしたらいいかわからない。

とりあえず、DLしたファイルを解凍。
それからターミナルを起動して、

cd フォルダ

で、解凍してできたフォルダに移動。

んで?
「./configure」って打てばいいわけ?
打ってみた。
したら、ターミナルに文字ががーっと流れていき、
新しいファイルが次々できる。
これでよかったらしい。
それからmekeとかした。
(いまだにmakeコマンドが何をするものなのかわからん)

で、もう1回、XML::SimpleをCPANする。

できた。
ついにオレもCPANするよーになったどー
ということで冒頭のリンクに戻る。

Perlプログラマのレベル10 - Perlプログラミング救命病棟より - naoyaのはてなダイアリー

今はレベル6と7の間ぐらいでしょうか?
レキシカル変数とダイナミック変数の違いとか知らないですが。

「レベル6: Perl の講習を受けている人もいる。
オブジェクトの使い方を知っており、
この知識とComprehensive Perl Archive Network(CPAN)を利用すれば
強力なプログラムをすばやく作成できると知っている。
次のレベルに進んで、
この能力拡大がどこまで行くのか見たいと思っている」

次のレベルに進んで、
この能力拡大がどこまで行くのか見たいと思っている、
というのはほんとにそう思う。
CPANが持っているモジュールは本当にすごい。
最近になって使い出した
LWP::UserAgentとかXML::Simpleとか、すっごく便利で、
あんなことやこんなことが簡単に実現しそうだ、
というのがいろいろ湧いてくる。

プログラムが楽しくて仕方ない。
プログラマになった方がいいのかな?

GoogleAnalyticsWidget doesn't work

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GoogleAnalyticsWidget

MovableTypeのプラグインで、GoogleAnalyticsWidgetというのがあって、
これを導入しようとしているができない。
Google Analyticsからアクセス解析データをとってきて、
ブログの管理画面に表示するというウィジェット。

ほかの人のブログにはインストールできたということが書いてある。
GoogleAnalyticsWidget プラグイン - Movable Type 備忘録
GoogleAnalyticsWidgetプラグインでさまざまなレポートを表示させるためのパッチ - My Temporary Blog

出来ない人もいるみたい。
GoogleAnalyticsWidget 導入でエラー - disposer

ソースコードを読み込んで、いろいろわかったことはある。
GoogleAnalyticsから自分のアクセス解析データをとってこなきゃならないが、
それにはまずGoogleにログインしなければならない。
この時、SSLを使う必要がある。
ページの取得やログインの認証などは
LWP::UserAgentモジュールをつかって行うが、
SSL通信をするばあい、LWPはCrypt::SSLeayというモジュールを使う。

で、このCrypt::SSLeayがサーバーによって入っていたり、
入っていなかったりするので、
disposerさんのようなエラーが起こる。
調べたらこのブログが置いてあるロリポップ(lolipop)サーバーも
Crypt::SSLeayが入っていないので、
GoogleAnalyticsWidgetは使えない。

しかし、バイト先で使っているサーバーはCrypt::SSLeayモジュールが
インストールされているのを確認している。
ので、使えるはず。

実際、disposerさんのようなエラーは起こらない。
だけど、エラーが起こらないかわりに、
何も起こらないのである。
ダッシュボードに表示されるはずのアクセス解析結果が
ちっとも表示されない。

Movable Type 4.0から4.1へのアップグレード | かたつむりくんのWWW

いま使っているMTは4.1なので、
確かにバージョンの問題なのかもしれない。

まだ、ダッシュボードのBlog Statsの部分にプラグインを表示する
方法がわかっていえないので、断言はできないが、
単純にここの部分で不具合がおこっているのではないか?
文字列を正規表現で認識して、
そこにGoogleAnalyticsの結果を表示するコードをくっつけるという
処理をすることで、ダッシュボードに表示させようとしているが、
その正規表現にマッチする部分がMT4.1ではなくなっている可能性が
大いにある。

鋭意調査中。

これが気になって他のことがぜんぜん手につかない!
(本来ならバイト先でする仕事で、時給が発生してもいいのに
帰ってきても気になって作業してしまう!)

3000yen solution

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携帯なくてもいっか、と思っていたけど、
そうすると親父がうるさいので、
なんとかすることに。
だが、いかんせん、いま売られている905, 906, 705, 706シリーズの
携帯で欲しくなるものがない。

それにそのうちでてくるという可能性も捨てたくなかった。
どうしようかなーと思ってひらめいた。
昔使ってたFOMAを使えばいいじゃないか!

昔使っていた携帯はN900iというやつ。
これまで使っていたSO902iよりもふたつ前の機種。
ひとからのもらい物。

渋谷のドコモショップに行って新しいFOMAカードを作ってもらい、
ひっぱりだしたN900iに差して完了。
FOMAカード新規登録代金3000円。

というわけで番号もメールアドレスもそのままで、
とりあえず携帯が復活しました。
携帯の方に連絡をくれて大丈夫です。

中古のFOMA携帯を譲ってくれるひと募集中です。
900以降きぼんぬ。
Yahooオークションで物色中・・・。

404 cell-phone not found

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月曜日、妹に実家から駅まで送ってもらって、
駅のホームで携帯電話がないことに気付いた。
実家をでるときにズボンを履き替えたので、
きっと脱いだ方のズボンのポケットに入っているのだろうと
思って、さほど慌てなかった。

だけども携帯電話はズボンのポケットには入っていなかった。
実家にいる家族を総動員して、
月曜日に乗った車や自分の部屋や、昼に入った蕎麦屋などを
探してもらったけれどもみつからなかった。

というわけで本格的に携帯電話が紛失しました。
新しいのを買うかどうか思案中です。
その場合、携帯のメモリーはすべてロストなわけで。
ええー

これはソフトバンクに乗り換えてiPhoneを使えという
神の思し召しでしょうか。

***

ぐんぐん夏の陽気になってゆく。
まわりがめまぐるしくって、目で追えない。
早すぎて、溶けてバターになっちゃうんじゃないか。
楽しいことだけ考えて、

いたらだめかな。

my cell-phone lost

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ただいま携帯電話が失踪中であります。
御用の方はPCのメールとか手旗信号とかでお願いします。

retaining dizzy

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火曜日の夕方ごろに、良くなったかなと思って、
夜に本郷に輪講に出掛けていったら、
帰ってきてから熱が出た。
そんで水曜日は別の輪講を延期してもらった。
水曜日の夜、また良くなってきた気がしたので、
スーパーに出掛けていったら
やたら目眩がする始末。
今日は、夕方にCSLに出掛けていって
実験の被験者をやることができた。

結局、バイトを3回、
輪講1回、
実験の被験者を2回、
休んでしまった。
関係各位ごめんなさい。

今日は、読書に夢中になって帰ってきたんだけど、
また喉が痛くなってる。
まあ、日内変動はあるものの、
平均値は日に日に良くなっているようなので
明日には全快しているでしょうよ。

こうして日記を書く元気もあるわけだし。

libertarian, sceptic, compatibilist

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まだ読み進められなくて、相変わらず一章をうろうろ。
でもこの本で語られている考え方が頭の中でまとまってきた。

***

自由意志と決定論は両立しないものだと
考えられてきたし、
直感的にはそう考えるのが自然だろう。

われわれがどのように振る舞うかということは
われわれの意志にもとづいていて、
その意志は何者にも束縛されない。
それが直感的に浮かぶ自由意志のイメージだろう。

しかし、そこに17世紀に誕生した近代物理学が立ちはだかる。
すべての物質の振る舞いは、
究極的には方程式で記述することができ、
ある時刻の物質の状態がすべてわかれば、
その後の時間発展はすべて方程式によって
演繹可能であるというのが決定論である。

意志を生み出す臓器として現時点でもっとも確からしいのは
脳であり、脳もまた物質によって構成されている。
決定論が成立するならば、
意志を生み出す臓器である脳の振る舞いが記述できたとときに、
われわれの意志というものも予測可能になってしまい、
もはや自由とは呼べなくなってしまう。

量子力学によると物質の運動量と位置を同時に決定することは
できず、運動量を精確に測定しようとすれば位置の精確さが
犠牲になり、位置を精確に測定しようとすれば
逆に運動量の精確さが犠牲になり、
両方を同時に一定以上の精確さで決定することはできない。
これによりミクロな世界における決定論は崩れ去るのであるが、
世界を決定的に記述することができないということは
自由意志を救うであろうか?

物理過程が非決定的ならば、
物事の振る舞いは何によって決まるのか。
木から落ちる葉っぱの振る舞いや、
つま先で蹴った石ころの行き先。
それらは偶然そのような軌跡を辿っただけなのだろうか。
それならば意志をもって行った"つもり"のあなたのその行為も
偶然にそのようになっただけということになりはしないか。
偶然になったことを意志と呼んでいいのか。
そしてあらかじめ決めることの出来なかったその行為は
自由であるのか。

自由意志と決定論が両立しない(incompatible)とする立場をとる人は、
結局次のどちらかになってしまう。
決定論を認めて、自由なんてないとする懐疑論者(scepticism)。
決定論を認めず、我々はあくまで自由だと主張する自由論者(libertarianism)。
そうして、自由論者は風に舞い上がる砂の粒の振る舞いと
コーヒーカップに手を伸ばすという意志を持った行動のうち、
後者が真に自由な行動であることを説明できなくてはならない。
おそらく、誰も出来ないだろう。

Libertarians must be able to explain how the causally undetermined
events that they see as free actions really that: genuine free actions.
They must explain, despite of its being to some degree of chancy whether they occur,
these purported free actions differ from movements, such as reflexes and twitches,
that are blindly random.
(うまく表現できないので抜粋)

だから、現代の哲学者のほとんどは、懐疑論者になるか、
そもそも自由意志と決定論が両立"しなくはない"とする
両立論者(compatibilism)の立場をとる。

  • incompatibilism
    • sceptism
    • libertatianism
  • compatibilism

***

libertarian、libertarianismという言葉遣いがよく分からなかったんだけど、
incompatibilismな立場においてややナイーブに自由意志が
成立しうることを主張する、ようなスタンスのことかと思う。

short song

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小説  マンガ

帰り道、ふと立ち寄った本屋で買ってしまった。
「ショートソング」

もともとこの小説を小手川ゆあさんが
漫画化したものを読んで気に入っていて、
原作の小説を読みたいと思っていた。

「ショートソング」というタイトルが
あまりにストレートすぎて
灯台元暗し気味に
(タイトルの意味に)
気付かないのだけど、
これは童貞とプレイボーイの二人が織りなす
短歌の物語。

ともかく、出てくる短歌が切れる切れる!

:何もないところで転んだ時とかは何を恨めばいいのでしょうか

:遠くから手を振ったんだ笑ったんだ 涙に色がなくてよかった

:先っぽをしゃぶってもらう時にだけ愛されてると実感できた

:好きだった雨、雨だったあの頃の日々、あの頃の日々だった君

:それはもう「またね」も聞こえないくらい雨降ってます ドア閉まります

ここらへんでやめとこう。
あでも、もうひとつ。

:だいじょうぶ 急ぐ旅ではないのだし 急いでないし 旅でもないし

読書に熱中したせいで、
乗り換えの旗の台の駅を乗り過ごし、
反対方面の電車に乗ったら今度は戻りすぎで乗り過ごし、
さらに菊名でも乗り過ごして妙蓮寺までいって、
帰るのに1時間ぐらい長くかかった。

片方の主人公の妹の名前が若芽という。
若芽という名前は
漢字のバランスはいいのだが、
音にすると「ワカメ」だ。
ワカメという音は名前にしてはかなり不自然でダサい。
作者はなんでこんな名前を付けたんだろうと
しばらく不思議に思い、
そもそも若芽は「わかめ」とは読まないで
別の音で読ませるのではないかと
いろいろ思案をおもいめぐらせたが、
兄が「克夫」という名前なのに気付いて合点がいった。

カツオとワカメか!
あの日曜七時におなじみの
日本一有名な兄弟の妹と弟か!

わかったら
思わずにやけた顔になり
近くに立ってた人にみられた

Have a hearty laugh.

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風邪ひいたらし。
バイトを休んで休養にあてる。

昨日は嵐のようにくしゃみがでて、鼻水もどしゃぶり。
全世界で一斉に洗濯物を干してるみたいな湿気のせいもあって、
やたらと寝苦しかった。

今は喉が痛い。
扁桃体が腫れてる感じ。

しかし、1人で家に閉じこもっているのは
ぜんぜん良くない。
ただでさえ過剰な自意識が
過敏になる。

風邪なんてひかない丈夫な体がほしい。

最近よく思うのは、
体が丈夫というのはなによりも才能だということ。
丈夫な体を持っているだけで、
人生で成功を収める確率が5倍アップする気がする。

そして明るさ。
何でもかんでも豪快に笑い飛ばせるのも
一つの才能だと思う。
ぐじぐじ悩んだり、人見知りもしないで、
物怖じせずに意見を言い、
人と仲良くなったりできるひとは、
他人から好かれるし、
いろいろな人やものや情報が集まってくる
場を作れる人になれると思う。

ある漫画で

「辛いときに、泣く奴は三流。
 歯ぁくいしばる奴は二流。
 笑う奴が一流。」

という台詞を見たことがあって、
よく思い出す。

無理矢理口角を上げて、
笑い顔を作ってみる。
笑うから楽しいのか、
楽しいから笑うのか。
たぶんどっちも正しくて、
ポジティブ・フィードバック・ループを
作り出せればそれでいいのだ。

豪快に笑え。

Curry at Cafe Rouault

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本日は
「CSL→本郷」
でありました。

本郷での話し合いが珍しく早く終わったので、
久々にルオーでカレーを食べた。
ルオーのカレーは清く正しく懐かしい日本のカレーである。

おっきなジャガイモとチキンが入ってて、
スパイスが効いてて爽やかな辛さで、
らっきょうと福神漬けがきっちりついてきて、
食後にコーヒーがでてきて、
そのコーヒーがまたおいしくて、
コーヒーのソーサーには小さなビスケットが一枚のってて、
ひとつひとつの所為が小憎らしく気持ちよい。

CIMG1414.JPG

CIMG1422.JPG

First participation in a fMRI experiment

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昨日は玉大でfMRIのはじめての被験者をやった。

fMRIというのはfunctional Magnetic Resonance Imagingの略で、
日本語だと機能的磁気共鳴画像法という。
もともとfのつかないMRIという技法があって、
その応用技術あるいは派生技術である。

医療の現場で体の内側の構造を可視化する技術として
よく知られているのはレントゲン撮影だろう。
これはX線を使用して撮影するわけだが、
X線をもっと巧みに照射して、
出てきたシグナルをコンピューターを使って再構成することで
より精密で詳細な画像が得られる。
お腹の輪切りの画像なんかがとれる。
CTスキャンとか呼ばれている。

MRIという技術も体の内側を見るための技術である。
ただし使うのはX線ではなく強力な磁場だ。
X線はほんの一瞬とはいえ放射線被曝してしまうというので
人体に優しくないが、
磁場は強くても今のところ害はないということになっている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/核磁気共鳴画像法
http://ja.wikipedia.org/wiki/コンピュータ断層撮影

今回入ったfMRIの磁場は1.5T(テスラ)を発生させる。
これは地球磁場の10万倍とかある強力な磁場である。
金属の何かを身につけたまま機械の置いてある部屋にはいると、
もの凄い力で引き寄せられて一度くっついたら人の力では
ひっぺがせなくなるらしい。
ハサミなんて持ってはいった日には
もの凄い速度で手からハサミが飛んでいくとか。

ま、そんな強力な磁場を使うMRIという機械だけど、
これは基本的には水分子の中の水素原子から磁場を利用してシグナルをとりだし、
そのシグナルをPCを使って再構築することで、
体の輪切りにしたり脳の奥深いところがどうなってるかということを
見せてくれる。
今回の実験では脳の働きを見たいので、
これを使って脳がどんな形をしているか、
調べるわけだ。
後で聞いた話ではオレの脳は右の後頭部が大きいらしい。

で、fMRIとは何をするのかというと、
MRIと装置や原理は同じで、
だけど、シグナルを取り出す対象が違う。
今度は血液を流れるヘモグロビンからシグナルを取り出す。
ヘモグロビンの量の増減はそこを流れる血液の量を反映している。

脳が活動する→そこを流れる血液が増える

という簡単なロジックから、

血液の量が増えた→その脳部位が活動した

ということが言える。

だから、数学の問題を考えてるときにfMRIをとると、
数学を考えるための脳部位がわかるし、
英語を読んでいるときにfMRIをとれば英語を読むときの脳部位が
わかるというわけだ。

今の脳科学ってけっこう簡単。

****

今回の実験では課題の成績に応じて報酬をもらえるということだった。
練習段階で課題をやらせてもらったら、
結構難しく、他の人よりもすこし難易度を下げてもらった。
そしたら本番の課題をやっているうちに上達して
かなりよい成績をとることができた。

最終的に1万2000円もらえた!
こんな手軽にこれだけのお金がもらえるとは。
実験の被験者というのは往々にしてつまらないし疲れるものだけど、
fMRIの被験者はもっとやってもいいな、と思った。
EEGの実験に比べて、格段に不快指数が低かった。


A new card has come

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オートチャージ機能付きのクレジットカードが届いた。
学生専用ライフカードも届いたし、
これからはキャッシュレス生活なのである。

オートチャージだから、
改札を出るときに残額不足で止められたり、
急いでいるときに券売機の前で並んだり、
1000円チャージしたらお財布の中身が368円になっちゃうから
Suicaじゃなくて切符にしなくちゃとか、
そういう煩わしいことから解放される。

チャージの代金はクレジットカードから引き落とされて、
その金額にもポイントがつくから、
券売機でチャージするより若干得をする。
そもそも電車賃は必要経費なわけで、
いやでも払わなければならないんだから、
もっと早くからこうすることに気付けばよかった。

これで財布の中に入っているクレジットカードが4枚になった。
今回のカードを申し込むときに、
クレジットカードについて少し調べたのだけど、
賢く使えば実は現金よりも得をするということがわかった。

たとえばクレジットカードには
付帯保険というのがついているものがあって、
そのカードを持っているだけで国内でも海外でも旅行に行ったときに
生じた怪我や損害に対して補償がなされる。
これまで海外に行くときには掛け捨ての保険に入るようにしていたけど、
クレジットカードをもっていればそれは不要だったわけだ。
しかも今持っているカード4枚ともその付帯保険がついているので、
もし怪我などをした場合、4枚分の補償を受けることができる。
すごい!

いままで「カードは危険で現金の方がよい」という
"現金信仰"のようなものが心の中にあったけれど、
付帯保険以外にもいろいろ便利なことがあるのに気付いて、
最近はわりと積極的にカードを使っている。

クレジットカードは、
確かに盗難とか使いすぎによるカード破産とか
リスクはあるのだけど、
そのリスクを回避するのはそれほど大変なことではないし、
リスクに見合ったリターンが得られると思う。

"現金信仰"は行きすぎた「安全への病」なのだ。
リスクを過大に評価しすぎ、
思考を停止して絶対安全な選択肢に逃げてしまう。
その結果せっかくの報酬の機会をフイにして、
ガチガチに行動の幅を狭めてしまう。

リスクをキチンと評価することで、
もっと自由になれる。

The Review Exhibition of Tatsuhiko Shibusawa

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この記事は以下のURLに場所が変わる予定です。
http://www.nozawashinichi.sakura.ne.jp/fs/2008/06/the-review-exhibition-of-tatsu.html

6/2 澁澤龍彦展に行った。

shibusawamainimage.jpg

澁澤龍彦という人の著作は一冊も読んだことがないけれど、
このポスターの写真にとても惹かれた。
タダ券も手に入ったし!(某書房経由)

SとかMとか日常で普通で使うけど、
こういう言葉が一般的になったのはきっと
この人のせいなんだと思う。

これまで読んだことはなかったけど、
書店で平積みされていたどぎついタイトルや装丁の文庫は
この人の本だったのかー、と
いままで何度も目にしてきたけど、この作者のものだと
気付いていなかったことに気付いた。

そうかー。
なんか露骨にエロスで手に取るのが憚られていたのだけど、
今度は手にとってみようかなと思う。

http://www.kanabun.or.jp/te0159.html
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0968.html


***

夜、菊名の○座(まるざ)で焼き鳥を食べた。
白レバーが感動的にうめえ!

subliminal mind

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この記事は以下のURLに場所が変わる予定です。
http://www.nozawashinichi.sakura.ne.jp/fs/2008/06/subliminal-mind.html

重い体をひきずって、CSL。

学会発表間近の後輩がテンパりながらプログラミングをしている。
サブリミナルに刺激を呈示したいのだが、
刺激呈示時間を10ミリ秒にしても見えてしまうのだという。
サブリミナルというのは「閾下」という意味で、
悪名高いサブリミナル効果で有名だ。
サブリミナル刺激とは「何かを見た」
という感覚を生じさせないほど
短時間で些細な刺激のこと。

映画のフィルムの中に3ミリ秒だけ
「コーラを飲もう」「ポップコーンを食べよう」
というメッセージを入れて上映したところ、
コーラの売り上げが57%、ポップコーンが18%伸びたらしい。

サブリミナルに関しては、
自分でも実験でやってみようと思ったことがあって、
だけど、うまくいったことがない。
プログラムを見せてもらいながら
一緒にあーだこーだ言っていたけど
結局、わからずに時間切れになった。

以前サブリミナル刺激を実験に組み込もうと思って、
参考にした論文がこれ。

[PDF]Cerebral mechanisms of word masking and unconscious repetition priming

多数の正方形が様々な角度と位置で同時に表示され、
時間経過とともにそれらの配置は変化している映像の流れの中に、
一瞬だけ文字の情報が入るというもの。

再現しようと思ったけどうまくできなかった。

ずっとパソコンからモニタに出力する際に何かしら
不具合が起こっているのではないかと思っていたけど、
いま軽く調べたらリフレッシュレートとフレームレートを
勘違いしていたことに気付いた。

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2299974.html
http://yuiricher.blog42.fc2.com/blog-entry-44.html
http://e-words.jp/w/E59E82E79BB4E8B5B0E69FBBE591A8E6B3A2E695B0.html

リフレッシュレートとフレームレートはイコールではない。
うーん、でも、リフレッシュレートはフレームレートの上限を制限する
ものではあるのか?


リフレッシュレートが100Hzの場合、
100fpsより大きいフレームレートは実現できないし、
フレームレートの取り得る値も制限がかかる。
1描画1フレームで100fpsが実現できるが、
2描画1フレームだと50fpsになる。
3描画1フレームだと33.333fpsになり、
4描画1フレームだと25fps。

100/n fps (n=1,2,3, ...)というフレームレートしか実現できない
ということか?

帰ってきて、サブリミナルといえば、と思ってこの本を引っぱり出した。


下條信輔さんの「サブリミナル・マインド」

上で述べた映画館の話はこの本から引いた。
あの話の出典はヴィカリイ 1957年らしい。
(そしてそれ以上の情報が載っていない。)

映画のフレームレートは24fpsか30fpsらしいのだが、
サブリミナルとして挿入された映像は3ミリ秒らしい。(p.142)
どうやって挿入してるんだ?
30fpsでも1フレームあたり30ミリ秒以上かかる。
挿入された映像は30msの間違いじゃないのか?

周辺のページをパラパラめくっていて、
刺激をうまく閾下で呈示できないのは、
そいういう技術的な問題じゃなくて、
もっと呈示する刺激に依存した問題なんじゃないか
と思い始めた。

(p.141)
「また図形や単語をごく短い時間
(たとえば百分の一秒)呈示してから、
より強い刺激(マスク)を呈示すると、
最初の図形や単語は文字通り
「覆われて」見えなくなります。
これを「逆行性マスキング」と呼びます。」

と書いてあって、
サブリミナル刺激では、
サブリミナル刺激とマスク刺激のsaliencyの違いが
重要なのでは、
と思った。

****

下條さんのこの本をパラパラめくって、
あることに気付いた。
実は持ってるだけでこの本読んでなかったのだけど、
「サブリミナル・マインド」というタイトルから
サブリミナル効果に関することばかり書いてある本だろう
とばかり思っていたら、
全然そんなことなくて、
視覚心理物理のハードコアな部分がキチンと書いてあるし、
「悲しいから泣くのか、泣くから悲しいのか?」という
情動の認知科学では定番の話や、
ガザニガの分離脳の話、
今でいうニューロエコノミクス系の話や、
リベットの実験が絡んだ自由意志の議論などが書いてあって、
かなり良質な認知神経科学の教科書になっている。

暇を見つけてページを繰ろうと思う。


Happy wedding!

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田谷さんの結婚式だった。
聖心女子大のチャペルでの婚礼の儀だけ、参加させてもらった。

教会で新郎新婦が神父様の前で誓いの言葉を立てる。
そんな、テレビでしかみたことがなかった光景が、
今目の前に!
やっぱり、あれはテレビのための演出じゃなくて、
現実にそうやって結婚の誓いを立てるモノなのだ!と
へんなところに感動した。

あいにくの雨模様ではあったけど、
湿度をたっぷり含んだしっとりとした空気が
場の空気を柔らかいものにして、
祝福の言葉とみんなの善意が
いつまでもあたりをつつんでいるような気配がした。
うん。小雨の結婚式も悪くない。

田谷さん祥子さん、おめでとうございます!
(きっとクオリア日記には
ばっちり名前も写真もでるだろうから書いちゃいます。)

***

帰ってきて、部屋の掃除。
掃除機をかけたのは案の定半年ぶりかしら。

夕食はいつもより豪華なものを作った。
・アボカド・トマト・モッツァレラのサラダ
・タマネギとアスパラのスープ
・トマト入りタケノコ抜きチンジャオロース
・きゅうりwith味噌


アイテム

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  • CIMG1414.JPG
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フェムトセカンド1.0

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